特集
カテゴリー
タグ
メディア

子どものアート作品に「何これ?」と言うのはよくない。では、どう反応すべき?

子どものアート作品に「何これ?」と言うのはよくない。では、どう反応すべき?
Image: Franklin Park Library/Flickr

子どもが、絵や彫刻のようなアート作品をつくったら、大人は大体この2通りの反応をします。感情を込めて「わあ、すごくきれい! すごいアーティストみたいだね! この傑作を壁に飾ろう!」と言うか、作品を眺めながらしばし沈黙した後「これ何?」と言うかです。

先生は「どちらも若きアーティストである子どもには、さほど役には立たない」と言います。子どもはあまりにも複雑です。HuffPostによると、あまりにも誉められ続けると不安になったり、ストレスになったりすることもよくあります。そのせいで、いわゆる“無難”なことだけをやろうとすることも。また、いつも「これ何?」と聞かれている子どもは、アートは何か具体的なものでなければならないと考えるようになります。

その代わり、子どものアート作品について話をする時は、大人は作品ではなく、その制作過程に注目をしたほうがいいです。Brilliant Star Magazineの Linda Carsonは言います。

子どもの作品作りの過程に対して、批判的になり過ぎず、感情的にもなり過ぎずに意見を言うようにしましょう。子どもが作品について話をする余地もたくさん残しておいてください。子どもが自分のアート作品についてどのように考えているかは、大人が考えているよりもはるかに大事です。

美術教師のみなさんが、子どもと作品について会話をする時のきっかけをいくつか教えてくれています。

  • 作品内の個別の点ついて聞くようにしましょう。「絵には何色がある?」と聞くと子どもは「見て、これは赤だよ」と指を指したりします。「この青はきれいな色だね」「この青は明るい色だね!」「丸の部分、四角の部分、三角の部分はあるかな?」などでもいいです(トロント在住のアーティスト兼アートセラピスト、Sarah Teitel)。
  • 子どもがどれくらい一生懸命(注意深く、熱心に、長時間)そのアート作品をつくったかを誉めましょう(The Artful ParentのJean Van't Hul)。
  • 「この作品にどんなタイトルを付ける?」と聞きましょう。タイトルはアート作品に新しい視点をもたらします。また、タイトルを付けさせることで、子どもにその作品で1番言いたいことや、作品のコンセプトを考えさせることになります(Minds in BloomのRachel Lynette)。
  • 創造性を伸ばすために、作品の物語を子どもから教えてもらいましょう(Creativity in TherapyのCarolyn Mehlomakulu)。
  • 子どもにその作品のどんなところが気に入っているかを聞きましょう。このような会話によって、子どもの語彙や概念、会話への扉が開きます(Inspiring IdeasのTobi Kibel Piatek)。


Image: Franklin Park Library/Flickr

Source:HuffPost, Brilliant Star Magazine, The Global and Mail, The Artful Parent, Minds in Bloom, Creativity in Therapy, Inspiring Ideas

Michelle Woo - Lifehacker US[原文

(訳:的野裕子)

swiper-button-prev
swiper-button-next