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iOS 11の標準『メモ』アプリで書類をスキャンする方法

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iOS 11の標準『メモ』アプリで書類をスキャンする方法
Image: Ame Kusanagy/Shutterstock.com

iOS 11では、標準の『メモ』アプリに書類スキャン機能が新たに加わりました。時間も手間もかけずに情報をデバイスに取り込める優れものです。これさえあれば、アプリをいちいち切り替えなくても、紙資料を手軽にデジタルデバイスで扱えます。

たしかに、書類スキャンに特化したアプリの代わりを務めるのは厳しいかもしれません。でも、あとは署名するだけの書類をスキャンして、どこかにエクスポートできれば十分というのであれば、有料の専用アプリを買わなくても済む選択肢としては十分に評価できます。

メモアプリを使った書類スキャン方法

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Screenshot: ヨコヤマコム

書類をスキャンするには、標準メモアプリを開き、既存のメモを選ぶか、新規メモを作成します。画面下にある操作ボタン列の真ん中に表示されている「+」をタップし、表示されるメニューから「書類をスキャン」を選びます。

カメラのファインダー内にスキャンしたい書類を収め、全体がハイライト表示されるまで待ちます。すると、アプリが自動で書類をスキャンしてくれるはずです。読み取りが終わると続けて別の書類をスキャンできます。「保存」ボタンをタップすると読み取りは終了します。

読み取った書類の加工も可能に

スキャンした書類は、標準アプリで加工できます。回転やトリミング、書類のタイプに応じたフィルターの適用などのメニューが用意されています(たとえば、スキャンした写真の色を再現するためのカラーフィルターや、文字だけの文書向けの白黒フィルターなどがあります)。ほかにも、PDFとして保存してさらに編集したり、iCloud DriveやiOSデバイスの内部ストレージ、Google Driveのようなサードパーティーのストレージサービスへの保存も可能です。印刷やサードパーティー製アプリとの共有を行なうには、画面右上の共有ボタンから操作してください。

メモアプリでは、書類の編集もできます。「マークアップ」オプションを使って書類に注記を付け足したり、「署名」オプションで署名の追加も可能になりました。さらにiPad Proユーザーなら、Apple Pencilを使って書類に署名を入れられます。これなら、子どもの校外学習の承諾書にサインが必要になった時でも、多少は見栄えの良い署名ができるのではないでしょうか。

『メモ』アプリにまだできないこと

書類のスキャンは可能になりましたが、標準メモアプリには、光学文字読み取り(OCR)機能はまだ搭載されていません。これがほかのiOS向け書類スキャンアプリに及ばない点です。たとえば名刺をスキャンしても、名刺の形にトリミングされた画像ファイルになるだけです。画像の下に名刺の情報をタイプすれば済む話ではありますが、iOS 11が自動で文字まで認識して、新規あるいは既存の連絡先にさっと追加できるようにしてくれれば、使い勝手はぐっとアップするはずです。

Finescanner』や『Scanbot』といった専用アプリには、文字を認識し、読み取った文字列をデータとして使える機能があります。しかしどちらも、OCR機能は無料では使えず、アプリ内課金の支払いが必要になります。そう考えると、文字認識機能がないとはいえ、標準のメモアプリはかなりよくできた書類スキャンアプリといえるでしょう。

今お使いの書類スキャンアプリをやめてメモアプリに乗り換えるにあたっては、標準アプリの機能には限界があることを知っておいてください。署名が必要な書類をスキャンするだけなら、問題なく使えます。ただし、書類から情報を抜き出し、さらにデータとして変換する必要があるなら、標準のメモアプリでは不十分でしょう。少なくとも現行のバージョンでは。

Image: Ame Kusanagy/Shutterstock.com

Source: Apple

Patrick Lucas Austin - Lifehacker US[原文

(訳:長谷 睦/ガリレオ)

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