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失敗から学ぶには、最悪な気分に向き合う必要がある:研究結果

失敗から学ぶには、最悪な気分に向き合う必要がある:研究結果
Image: Jay Cloud/Flickr

失敗したときは、「しょうがない」「そんなことは忘れなさい」「前に進みなよ」「済んだことだよ」と言われるでしょう。しかし、最近の研究によると、教訓として学ぶには最悪な気分を感じる必要があることがわかりました。

The Journal of Behavioral Decision Makingに掲載された研究によると、失敗したあとに反省している間は、その感情に浸っていたほうがいいとのこと。なぜかというと、人間は理論的に物事を考えていると、起こった出来事を正当化する傾向があるからです。

ポジティブに考えようとして、自分を正当化しようとしたことはありませんか? あまりにも簡単に「しょうがない」と言っていると、自分のせいではないと考え自分をごまかすようになるのです。

さらに良くないのは、そこから何かを学んだような気になること。そのため常に責任転換して、何度も同じ失敗を繰り返すことになります。

結局、「失敗するのは良いことだ!落ち込む必要はない!」と自分を励ます昔ながらやり方とは逆に、自分の失敗を良くないものだと感じることにもメリットがあるということです。

研究者は「感情は失敗から学ぶうえで重要なパートを担っている」と言います。起こったことだけでなく、自分の感情にも意識を向けたほうがいいのです。最悪な気分は、失敗から学ぼうとしたり、次回はもっと上手くやりたいと思わせてくれたりします。だから、目をそらしてはいけません。自分の感情に寄り添うことと、自分を責めることは違うのですから。


Image: Jay Cloud/Flickr

Source: Wiley Online Library

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

(訳:的野裕子)

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