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子どもから学校生活についてうまく聞き出す方法

子どもから学校生活についてうまく聞き出す方法
Image: altanaka/Shutterstock.com

私は20年近く教師をしており、何百人もの生徒・保護者と関わってきました。そして過去、保護者から何度も相談を受けました。子どもの学校生活について詳しく知るのに苦労しているという内容です。「どうすれば話してくれるのでしょう?」と保護者たちは質問してきます。

教師としていろいろ学んできたおかげで、私自身の子どもは学校生活について喜んで話してくれます。妻と一緒に透明性の基礎を築いたことは、娘が微妙な年ごろになっても、きっとプラスに働くでしょう。

それでは、学校生活について話すように子どもをうまく誘導し、そこから貴重な洞察を得る方法をお教えしましょう。

早い時期にはじめ、頻繁に話す

これはどういうことでしょうか? 近年、子どもが学校に通い始める時期がどんどん早くなっています。私の娘は2歳でプリスクール(幼稚園)に入りました。子どもが学校に通いはじめてすぐに、会話をはじめてはいけない理由などありません。

ただし、「今日はどうだった?」と尋ねるだけではいけません。一言で答えが終わってしまう可能性があるからです。よく考えてから詳しく話す必要のある質問を投げ掛け、興味を持って話を聞いてください。私の場合、最初はイエス、ノーで答えられる簡単な質問を投げ掛け、答えが返ってきたらもう少し細かく質問していました。

図画工作、クラスで読んでもらった本、クラスメートとの交流などに関する質問です。妻と私が娘の1日を詳しく知ることができただけでなく、娘も記憶に残っていることを短くまとめて話す方法を学び、自分の大切なことについて話すという行為に心地よさを覚えるようになりました。

もしあなたの子どもがこれほど低年齢でなくても、決して遅過ぎることはありません。次のヒントを参考にしてみてください。

宿題をする

宿題をすべきなのは子どもだけではありません。私たち親にも宿題はあります。私の娘が通っている学校は、短いメールで1週間の報告をしてくれます。もしあなたの子どもが通う学校も同じことをしていたら、ぜひメールを読んでみてください。子どもが今取り組んでいることについて新しい発見があるかもしれません。

もし発見があったら、子どもに質問してみましょう。その際、教員やクラスメートの名前を覚え、話に登場させるときは名前でよんでください。また、カリキュラムの説明会やPTAの会合では、細かくメモを取るようにしましょう。私の場合、給食の献立もチェックし、子どもたちがどのような昼食をとっているか把握しています。このような情報があれば、質問を考えやすくなるでしょう。

もしあなたの子どもがすでに小学校を卒業しているのであれば、子どもが何に関心を持っているか把握しておいてください。学級担任や指導教師に聞いてみるとわかるかもしれません。自分の子どもがひそかに情熱を燃やしていることを知り、驚いた保護者を私は何人も見てきました。興味の対象がわかったら、次は宿題です!

興味の対象がメイクであれ、曲づくりであれ、そのテーマに関する記事や本を読みあさってください。そして、熱のこもった質問をしてください。あなたが心から関心を持っていれば、子どもが話をしてくれる可能性も高まるでしょう。

朝の時間を利用

朝は子どもから1日の予定を聞き出すのに最高のタイミングです。朝食や学校まで送って行く時間を利用しましょう。授業で何をするかだけでなく、昼食や健康的な食習慣について話すのもおすすめです。夕方は避けたほうが無難でしょう。その時間帯は、大抵の親は帰宅途中ですし、子どももくつろいだり、宿題をしたりしているので。

目標を設定し、肯定の言葉を考える

私と娘は、彼女が達成したいと思っている学校や人生の目標について語り合っています。そして2人で、目標の達成に向けたアファーメーション(肯定の言葉)を考えて、毎日、通学中に暗唱することにしました。私は娘に、素晴らしい学校生活を送るよう伝えています。

「よく学ぶ。尊敬と思いやりの心を持つ。質問する。大胆であれ。目の前の困難から逃げない。勇敢であれ。でも何より大切なのは、楽しむこと!」

学校が終わって娘を迎えに行くときも、私はこれらの言葉を用いながら、彼女の学校での1日を本人といっしょに振り返っています。今日は何の授業があったの? 何か新しいこと、ワクワクすること、面白いことは学んだ? 誰かに親切にした? どんな困難に立ち向かった? 勇敢に行動した? 休み時間には誰と何をした? 誰かを褒めたり、反対に誰かに褒められたりした? このような質問は良い意味で、娘の心をひきつけています。

彼女はしばしば、私の胸に飛び込み、私が質問する前に答えを語りはじめます。間違いなく、彼女は学校にいるときに、あとで話すことを考えていたのです。

過度な期待を抱かないことも重要です。彼女はいつも目標を達成できるわけではありません。でも、そのような日があってもいいのです。難題に直面することもありますが、それはそれでかまわないのです。いいことを話しても、悪いことを話しても、いつも受け入れてくれる。子どもにそう感じさせることが大切なのです。

子どもの学校生活について知ることが重荷であってはいけません。楽しく、学びに満ちた時間にすべきです。練習と継続がそれを実現してくれるでしょう。


Image: altanaka/Shutterstock.com

Christopher Persley - Lifehacker US[原文

(訳:米井香織/ガリレオ)

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