lifehacker

特集
カテゴリー
タグ
メディア

職場のめんどくさい同僚と距離をおく方法

職場のめんどくさい同僚と距離をおく方法
Image: fizkes/Shutterstock.com

職場は小さな生態系です。なかには友人と呼べる同僚もいるかもしれませんが、仕事中に話しかけてきたり、上司の悪口ばかり言われたり、しょうじき迷惑な同僚もいるはずです。しかも、もともと仲が良かったのであれば、対処に困るかもしれません。

いずれにせよ、かつては美しかったギブ・アンド・テイクの関係が、今や苦痛の種になっていることにあなたは気づきました。友人関係の崖から飛び降りるときがきたのです。だからといって会社に行くのをやめたり、大声で怒鳴りちらしたりできません。あなたは立派な社会人です。プロらしくこの問題に対処してください。

ということで、今回はあなたが職場の友人関係から精神的、感情的にダメージを受けていないかをチェックし、もしそうであれば、その状況からいかに脱すべきかを解説します。

生産性をチェックする

職場の人間関係が悪い方向に向かっているとき、その変化は微妙で、気がつくまでに時間がかかるときがあります。かつては、飲み会や社内イベントで絆を深め合っていたはずなのに、いつのまにか何かが変わっていることに気がついたとします。

そんなときにまずすべきことは、自分自身の行動や感情をよく観察することです。職場にいるときどんな気分でいますか? その同僚と会話をする前と後であなたの行動や感情はどう変わりますか? いい気分になり元気が湧いてきますか? それとも、気分が悪くなったり、イライラしますか? あなたが職場での友人関係をどれほど大切に感じていたとしても、同僚と話した後で気分が悪くなるようなら明らかな警告サインです。

同じように、その同僚があなたの仕事のパフォーマンスにどのような影響を与えているかを観察します。

あなたが締切に追われて必死になっているときに、いそいそとデスクに寄ってきて、「いつまでこんな暑さが続くんだろうね?」などと無駄なおしゃべりをしてくることはありませんか? 片付けなければならない仕事があるときに、コーヒーブレイクに誘われて(つまり無駄話に誘われて)時間を浪費してしまったことは?

長い時間をともに過ごしている5人の平均があなただ」と言われるのには理由があります。それが本当のことだからです。

ニューヨーク市で心理療法士をしているLesley Aldermanさんは、次のように述べています。

あなたが同僚への不平不満を、別の友人たちによくもらしていたり、その同僚によって多くの時間が奪われていると感じていたりしませんか? 近くにいると気分が悪くなるようなら、その人間関係には問題があるといっていいでしょう。

自分に尋ねるべきもう1つの質問は「この人物は私の人生にどれくらいプラスになっているか?」です。その同僚との関係にたしかに問題があることがわかったら、以下の対処方法を検討してみてください。

人間関係を「ダウングレード」する

職場での人間関係はかなり緊密なので、逃げ場所がないと感じるかもしれません。Aldermanさんは「ダウングレード」とよぶ解決策があると言います。このやり方なら、Slackでのくだらない噂話や、苦痛でしかない飲み会をうまくやりすごすことができます。コツは忙しいフリをすること。

チャットにいつものようにすぐには反応せず、わざと返事を遅らせたり、返事をしなかったりしてみます。そうすれば、同僚たちも、あなたはいま余裕がないのだと考えはじめるでしょう。

この方法なら、誰とも対立することなく、マイナス感情が渦巻く場所から静かに身を引いていくことができます。

境界線を引く(そしてそれを死守する)

ルールがあれば、同僚たちとの日々のやりとりもずっとシンプルなものになります。毎日一緒にランチに行くのがルーチンとなっているなら「まだ仕事が残っている」とか「頭をクリアにするために散歩をする」と言ってその場を離れましょう。

最初はバツが悪い気持ちになるかもしれませんが、同僚の愚痴をきかなくていい静かな45分間を楽しんだあとには、そんなことは気にならなくなっているはず。また、別のルールを設定することもできます。同僚がいつものように、誰かの悪口や噂話をはじめたら、話題をもっと楽しいものに変えてしまいましょう。

ネガティブな人たちの感情を取り込まない

あなたが他人のストレスやネガティブな感情を取り込んでしまうタイプなら、しっかりとバリアを張ってください。「彼らの問題はあなたの問題ではない」とAldermanさんも言っています。相手の感情を内面化したり、相手に対する怒りを抱え込まないようにしてください。あなたの周囲に、自分の仕事に集中し、社交には付き合わず、仕事が終われば家族のためにまっすぐ家に帰る人がいませんか? その人は正真正銘のプロなのです。そうした人は職場のドラマを家に持ち帰ったりはしません。

率直に話す

同僚がまだ状況を飲み込めていないようなら、防御レベルを1つ上げて、自分の気持をストレートに伝えてみましょう。「率直に話し、グレーゾーンを残さないように」とAldermanさんは助言しています。

たとえば、「今忙しくて仕事に集中しなくちゃいけない。だからチャットの時間をもっと減らさないといけないの」などと説明すれば、相手を傷つけることはありません。それは相手を批判していることとは違います。

イライラにまかせてあらぬことを言ってしまわないように、簡単な台本をつくっておきましょう。それでも、同僚があなたが引いた境界を尊重してくれないようなら、「悪いけど、いま本当に忙しいの」とばっさり切ってしまいましょう。

友人関係をキープする

大きな組織であるほど「ダウングレード」は簡単です。また、友人関係を維持する気がなければ、さらに簡単になります。しかし、「職場の外でも同僚との友人関係を良好に保ちたいなら、会話に投資をしてください」とAldermanさんは言っています。

「ねえ、あなたは素晴らしい友人だけど、あなたの関心事にすべてつきあっているわけにいかないの。その余裕がないのよ。もう少しプロフェッショナルな関係でいかない?」と素直に言えばいいのです。

バツが悪い? たぶんそうでしょう。でも、考えてみてください。15分だけきちんと会話をすれば、それ以降、何時間もくだらない無駄話に付き合わされることはなくなります。その人が職場の外でも本当に友人と言える相手なら、自分の気持を率直に話して、どんな解決策があるかを話し合ってください。

すばやく動く

どんな手段を選ぶのであれ、すばやく動くことが大切です。状況が悪化すれば、受動的攻撃につながったり、悪くすれば対立状態になる可能性があります(仕事帰りに飲みに行って、大喧嘩になってしまうとか…)。

そうなってしまうと、悪い雰囲気のまま修復できなくなり、毎日オフィスに行くのが苦痛になってしまいます。言いづらいことを伝えねばならないとしても、何週間、何カ月もぎくしゃくした関係が続くよりはずっとましです。

新しい友達を作る

最後に、それでも状況が改善しない場合は、Aldermanさんは大きな視点で見るようにと言っています。その同僚は、あなたの時間を奪っています。そして、職場によい友人がいると「生産性」「やる気」「幸福度」が高まることが、LinkedInの調査により示されています。

1つの悪い卵のせいで、パック全体が台無しになる必要はありません。周囲を見渡してください。いつも「おはよう」と声をかけてくれる、フロアの向こうに座っているにこやかな人物が、あなたの新しい友人、盟友かもしれません。


Image: fizkes/Shutterstock.com

Source: LinkedIn

Kara Cutruzzula - Lifehacker US[原文

(訳:伊藤貴之)

swiper-button-prev
swiper-button-next