特集
カテゴリー
タグ
メディア

子どもと一緒に飼いたい犬種と選ぶときの注意点

子どもと一緒に飼いたい犬種と選ぶときの注意点
Image: Anna Hoychuk/Shutterstock.com

犬を飼うなら長い付き合いになるのですから、じっくり時間をかけて自分の家族に合った犬を選ぶのが肝心です。しかし、一口に犬といっても、実にさまざまな犬種がいます。選ぶ際には以下の要素を考えるといいでしょう。

犬の入手先は?

最初に1番大事なことをお伝えしましょう。ペットショップから犬を買うのはやめてください。ペットショップは、「パピー・ミル」(子犬工場)とよばれる、劣悪なブリーディング施設で繁殖させた犬を取り扱っていることがあります。売られている犬も、健康に重大な問題を抱えている恐れがあります。

まずは、犬を飼っている近所の家や知り合いに、どこから犬をもらってきたか尋ねてみましょう。また、知り合いの飼い犬を散歩させたり、ドッグシッターをかって出たり、友達が犬と散歩に出かける時に一緒について行ったりするのもいいでしょう。ほかにも、地元の動物保護シェルターを訪ね、あなたがペットに求める条件について話してみるのもいい方法です。

純血種か雑種か?

純血種には、体格や習性がある程度予測できるという良さがありますが、その一方で犬種によっては病気にかかりやすい傾向があります。また、雑種より値段が高くなりがちです。雑種は、犬種特有の病気にはかかりにくいですが、一部のシェルターで保護されていた犬は、行動に問題を抱えているかもしれません。雑種の子犬の場合、成犬になった時にどのくらい大きくなるかわからないという問題もあります。

どのような犬を飼うにせよ、候補となる犬種についてあらかじめ調べておけば、愛犬との暮らしをイメージできるでしょう。一般社団法人ジャパンケネルクラブのサイトには、犬種の登録数が掲載されています。参考にしてみてください。

あなたの家族にぴったりの犬種は?

American Kennel Club(AKC)では、子どもがいる家庭に向いた犬種を紹介しています。

ブルドッグ:AKCではブルドッグを「誇り高いが活発」と評しています。穏やかで人懐こく、人間の子どもだけでなく、ほかの犬とも仲良く付き合える犬種です。

ビーグル:愛らしく、成犬でも体重9〜13キロ程度と比較的小さい犬種です。訓練によく応える犬で、こちらも子どもやほかの犬との相性は良好です。

ニューファンドランド:子どもとの相性は良く、性質は温和です。かなり大きくなる(45〜70キロ)犬種ですが、飼い主に忠実。この犬を飼う場合は、遊ばせるための広いスペースが必要になるでしょう。

ゴールデン・レトリーバー:昔から子どものいる家庭向きとされています。賢くて優しく、とても活動的で、愛想が良く、子どもとも仲良くなれます。

ラブラドール・レトリーバー:「ラブ」と略称で呼ばれることもあり、アメリカで1番人気がある犬種です。遊ぶことが大好きでとてもエネルギッシュ。子どもやほかの犬とも楽しく遊べますが、これには飼い主がしっかり見張っている場合という条件がつきます。

ソフトコーテッド・ウィートン・テリア:とても人懐こく、あらゆる人を「大歓迎」で迎えます。また、抜け毛が少ないという特徴があります。AKCでは、ウィートン・テリアは優しく、しかし毅然とした態度で育てるべきだとしています。

ワイマラナー:エレガントなスタイルを持ち、とても活動的で賢い犬です。大型犬に属しますが(25〜30キロ)、子どもとも良くなじみます。

ブル・テリア:人懐こくてちょっとおバカですが、大人がちゃんと見守っていれば、子どもとも仲良くやれる犬です。AKCはブル・テリアの性格について「犬の皮を被った3歳児」のようだと表現しています。

ボクサー:とても活動的な犬種で、体を動かすのと冒険が大好きな性格です。訓練にもきちんと応えますし、子どもとも仲良くできます。

大型犬か小型犬か?

アパートやマンション、共同住宅に住んでいる場合は、飼える犬の大きさや体重に制約があるかもしれません。一方、体を動かすのが好きな家族なら、大きめの犬のほうが家族の生活スタイルに合っているはずです。

犬の大きさと気質の間には必ずしも一定の関係はなく、攻撃的な大型犬もいれば、おとなしい小型犬もいます。とはいえ、大型犬には「気は優しくて力持ち」との評判を持つおっとりした犬種がいる一方で、すぐに吠えかかってくるタイプの小型犬もいます。

子犬から飼うか、成犬をもらうか?

子犬を家に迎えるとなると、元気のカタマリのような実に愛らしい生き物と付き合っていくことになります。たくさん散歩させてやらなければなりませんし、トイレトレーニングや、飼い主の言うことを聞くようにするしつけも必要です。家のカーペットや床、家具類におしっこやうんちをかけられたり、かじられたりするのは覚悟しておきましょう。

一方、もらってきたのが成犬なら、子犬よりはずっと落ち着いているはずです。とはいえ成犬は、あなたの家にやってくる前の体験から、過剰に臆病だったり、攻撃的だったりするケースもあります。こうした場合は、飼い主の側も、本腰を入れた訓練が必要となることを認識しておくべきです。

気質

元気いっぱいで、ジョギングやハイキング、アウトドアに連れて行けるような犬がお望みですか? それとも、あなたのひざに乗って甘えてくるような小型犬のほうが好みでしょうか? 子どもたちはどんな犬が欲しいと言っていますか?

家族とうまくやっていけそうな犬を選ぶようにしてください。家族の生活スタイルを、犬の気質に合わせて変えようとするのは禁物です。

毛のタイプ

抜け毛は多いがプロにトリミングをお願いしなくて済む短毛の犬もいれば、逆に抜け毛は少ないけれども、定期的にトリミングサロンに連れて行く必要がある犬もいます。どちらを選ぶかは飼う人次第です。「柔らかくふわふわの毛をした犬」と「アウトドアで思い切り遊んでも平気な毛を持つ犬」どちらがあなたの好みでしょう?

犬を飼うのにかかる費用や、生活スタイルとの兼ね合い

いずれにせよ、犬を飼うと家計の出費が増えるのは間違いありません。散歩やトレーニング、獣医の診察に時間とお金がかかることは頭に入れておきましょう。さらに「ドッグフード」「おもちゃ」「寝るところ」「グルーミング用具」などの出費もかかります。

両親がどちらもフルタイムで働いている家なら、犬の散歩サービスを調べておいてもいいかもしれません。旅行好きの家なら旅先に犬を連れて行くか、あるいは留守の間どこかに預けるのか、前もって検討しておくべきです。また、獣医の診察代やトリミングを頼む際の出費も考えに入れておきましょう。避妊・去勢手術を受けさせる準備も必要です。

そのほかの考えておくべき要素

「犬を飼ってくれたら自分で散歩や餌やりをする」と子どもは言うかもしれませんが、犬の面倒を見る責任を第一に引き受けるのは、大人です。散歩や運動をさせ、グルーミングの手配をし、ドッグフードやペット用品を購入し、獣医に連れて行くといったことが、この責任には含まれます。


Image: Anna Hoychuk/Shutterstock.com

Source: 一般社団法人ジャパンケネルクラブ, American Kennel Club

Janine Annett - Lifehacker US[原文

(訳:長谷 睦/ガリレオ)

swiper-button-prev
swiper-button-next