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大勢の人前で話す人は「とにかくマイクを使いやがれ」です

大勢の人前で話す人は「とにかくマイクを使いやがれ」です
Image: John Biehler/Flickr

「皆さん、マイクなしでも私の声が聞こえますか?

これは、講演やスピーチをする人が舞台上で一番言わないほうがいい言葉です。一番前の列の3人が「はい」と言ってしまったら、マイクなしで話すことになります。すると、あなたの声はほとんどの人(離れたところで聞いている人や、会場の一番後ろに座っている人)に届かなくなります。とにかく、マイクを使いやがれ、です。

Unitarian Universalist AssociationのErika Hewitt氏は、大勢の人前で話す人に対して、声がきちんと聞こえていない人の視点から説明をしています。声がよく聞こえない人の中には、補聴器を付けなければならないのに、恥ずかしくて付けられないという人もいます。付けていたとしても、補聴器は万能ではないので、音が大きく聞こえすぎたり、会場にいるほかの人の声まで大きく聞こえたりします。「これから大きな声で話す人」の声だけを、耳に届かせてくれる機能はありません。

マイクを使わずに話すことで困るのは、耳に医学的な疾患がある人だけではありません。会場によっては、後ろのほうにいる多くの人に声が届かないこともあります。インターネットで配信していたり、電話会議をしている場合は、マイクを通していない声はほとんど消えてしまいます

あなたが大勢の人前で話す場合は、マイクを使うだけでなく、マイクを通らなかった言葉を繰り返した方が良いです。会場にいる人から質問を受けた場合は、その質問がみんなに聞こえるようにマイクを通して復唱しましょう。他の登壇者が何か付け加えて話した場合は、その言葉や情報を中継して伝えましょう(あるいは、その人にマイクを渡しましょう)。

Hewitt氏は、会場にいる全員に聞こえるようにするための工夫をほかにもいくつか紹介しています。

  • 会場にいる人が聞き取れずに、繰り返し同じことを言わなければならない場合、特に、2回続けて聞き返されるような場合には、言葉を替えて言いましょう。
  • 音楽と言葉が同時に流れるようなことは、最小限に抑えましょう。(たとえば、ピアノ音楽のBGMでのスピーチだとか)ある聴覚障害者の人は「補聴器を音楽モードにすると、人の声は枕を顔に押し付けて話しているみたいに聞こえる」と言います。
  • 可能であれば、誰かにお願いして予備のマイクを登壇者に運んできてもらいましょう。マイクを待つだけの忍耐力が養われます。

またHewitt氏は、会場に補聴器を付けている人がいるかどうかを聞いた方が良いとも言います。もし耳に問題があって最前列にいる場合、登壇者が「マイクなしでも聞こえますか?」と聞いてきたら、会場の他の人たちのためにも、感じ良く大きな声で「とにかくマイクは使ってください」と言ってください。

Image: John Biehler/Flickr

Source: Unitarian Universalist Association

Beth Skwarecki - Lifehacker Vitals[原文

(訳:的野裕子)

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