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アメリカではペット用の大麻製品が売られているが、与える前に知っておきたいこと

アメリカではペット用の大麻製品が売られているが、与える前に知っておきたいこと
Image: David Lewallen via Flickr

アメリカでは、医療用の大麻の使用が認められており、ペットにも使用する人が増えています

自分のペットが少しストレスを感じていると思ったら、ペット用大麻製品、もしくは自分が使っているもので気分を良くしてあげたくなるかもしれません。でも、その衝動には逆らうようにしてください。まだまだわからないことが多いのです。

ペットの顔にマリファナの煙を吹きかけたり、少し食べさせてどんな風になるかを見たりするのは面白いかもしれません。しかし、カリフォルニア州獣医学会の前会長であり、獣医師のKen Pawlowskiは「ロサンゼルス・タイムズ」で、今のところ効能についてはわかっていないと言っています。

効能について証明している研究はありません。効能を証明するものがまったくないわけではありませんが、もっと重要なのは、(ペットに)適切な化合物が何なのかを示すものがないということです。

効能がいまだ不明なだけでなく、ペットに大麻を与えるのは健康上とても危険ですらあります。診療所では猫用の大麻カプセルや、大麻が入った犬用ビスケットや軟膏のようなものを販売していますが、ペットは自分で用量をコントロールできません。

またPawlowskiは、は他の動物よりもカンナビノイド受容体が多いので、中毒のような影響をかなり受けやすいと説明しています。つまり、もしペット用大麻に効能があれば、その効果も出やすいということでもあります。しかし、ペットの健康だけでなく、下手すると命までも賭けることになるかもしれません。

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Image: Ginny via Flickr

それに、獣医師が大麻を勧めるのを聞いたことがないと思います。なぜかというと、米国の連邦法では違法だからです。獣医師は、自分の医師免許が剥奪されるかもしれないのに、大麻を処方したり勧めたりすることはありません。また、米国食品医薬品局は、ペット用の大麻や大麻が含まれた製品の評価まったくしていません。マリファナショップの店員が作った、お手製の犬用大麻ビスケットには、大量の大麻が入っている可能性もあります。ですから、専門家にも何が起こるかわからないような状況でペットに大麻を与えるのは、考え直した方が良さそうです。

とはいえ、とにかく自分のペットをハイにしてあげたいという人に、Pawlowskiは以下のことを勧めています。まず、獣医師に相談しましょう。おそらく獣医師は警告すると思いますが、少なくともペットに何か起こった場合、大麻を与えられていることはわかっています。また、家にペット用でも自分用でも大麻製品がある場合は、ペットの届かないところに置きましょう。Pawlowskiは、大麻が合法化されたコロラド州では、ペットの大麻中毒が4倍に増えたとも言っています。大麻の入ったブラウニーやビスケットは、くれぐれも安全な場所保管してください。


Image: David Lewallen via Flickr, Ginny via Flickr

Source: ロサンゼルス・タイムズ

Reference: mashable

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

(訳:的野裕子)

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