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Gmail利用者向けMac用メールソフトアプリ『Boxy2』レビュー

Gmail利用者向けMac用メールソフトアプリ『Boxy2』レビュー
Image: Emily Price/Lifehacker US

メールソフトには実にさまざまなチョイスがありますが、私は1週間前からBoxyを使っています。『Boxy』とは、Inbox by Gmailの機能を持ったMac用メールアプリ。2015年暮れに新登場したBoxyの第2弾が、最近リリースされたのです。ユーザーに人気が高かった初期バージョンの機能を踏襲しつつ、多くの新機能が追加されています。

BoxyはGmail(あるいはGoogle Appsのアカウント)専用なので、Gmailのアカウントをもっていない人には、申し訳ありませんが、使う意味がありません。

以下、すでにBoxyを使っている人のために、バージョン2の新機能をまとめます。

  • ホワイトのテーマがリニューアル。
  • クリムソンのテーマが新登場。
  • 検索の保存:受信トレイを検索する際のキーワードの一部を保存できるようになり、常に同じものを検索する人は、これまでよりも作業が手短に。
  • 統合通知:最新バージョンは通知機能がリニューアル。Boxyに登録しているすべてのGmailアカウントに対して通知機能が使えるように。
  • ステータスバーのメニューがリニューアル:各アカウントの一覧とアクセスがさらに容易に。
  • 一新したマルチアカウントシステム:複数アカウントの管理が、初期バージョンよりも速く確実に。

私は、実のところ初期バージョンを使ったことがないのですが、バージョン2の試用はとても快適でした。基本的に、Googleのスマホ版あるいはウェブ版『Inbox by Gmail』が好きな人ならBoxyの機能がとても気に入ると思います。

BoxyはInbox by Gmailに対応したMac用メールクライアントで、値段は720円。「メールをスヌーズ(指定した日時に再度通知)」「重要なメールをピン留め」「受信トレイをすばやく一覧」といった機能を備えています。一言で言えば、Inbox by Gmailの機能がそのまますべて使えるMac用アプリというわけです。

つまり、以下に説明する「Boxyの特徴=Inbox by Gmailの特徴」だと思ってもらってかまいません。Boxyは、Inboxの特徴を踏襲し、デスクトップのMacで直接起動できるようにしたネイティブアプリなのです。

シンプルで使いやすいデザイン

Inbox同様、メールを読んだときに、添付された画像やファイルが自動的にインライン表示されます。また、画像や添付ファイルは、受信トレイの一覧でもプレビュー表示されます。

私は、ライフハッカーの記事以外では、お酒やカクテルについて書くことが多いのですが、カクテルを紹介するためにバーテンダーなどから送られてくる画像が「Boxy」の受信ボックスで一覧できる点がとても気に入りました。

ハイライト表示によって、大量の受信メールのなかから、カクテル紹介のメールが一目で判別できるだけでなく、メールを開くことなく中身の概要を把握できるのです。個別のメールを開いて、下のほうにスクロールして画像を見るという作業をしていたら、15秒ほど余分にかかります。たかが15秒かもしれませんが、そのようなメールをたくさん受け取る場合、だいぶ時間の節約になります。

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Image: Emily Price/Lifehacker US

とにかく全体的な使い勝手が迅速でシンプル。ずっとGmailのメールソフトを使っていた私は、ここ1週間Boxyを使ってみて、メールの返信と受信ボックスのチェックが大幅に効率化したのを実感できました。

Boxyでは、Inbox by Gmail同様、メールがSocialとUpdatesといったカテゴリーに自動的に分類されます。メルマガなどを大量に受信する人にとって、それらをまとめて一覧できる機能は便利でしょう。しかし、それが嫌だという人はこの機能を無効にもできるのです。

また、同じアドレスから送信されたメールも自動的にまとめられます。私は、Medium Digestsというメルマガを受信しているものの、開けることはありません。そんな場合、Medium Digestsの部分をクリックすると、そこからのメールが一覧でき、個別ではなくまとめて処理できます。

そして、日常的に複数アカウントのメールを処理しなくてはならない人なら、複数のGmailアカウントの通知を1つのアプリで受け取ることができる機能が最高に便利だと思います。Boxyのバージョン2では、今開いているアカウントだけでなく、登録しているどのアカウントにメールがきても通知を受けることができるのです。

「4つのメールアカウントを行き来しながら処理している」といった人でも、取り逃すことがなくとても便利です。ただし、すべてのアカウントの受信トレイを一度に表示させることはできません。

メールをTo-Doリストに

受信トレイの一覧を離れることなく、個別のメールを読むことができます。つまり、受信トレイのリストビューのその位置で、特定のメールを開けることができるのです。終わったら、一覧に戻る必要がなく、そのままスクロールしてメールチェックを続行できます。

Boxyでは、開いて処理したメールを「Done」に分類すると、そのメールは受信トレイから「Done」のフォルダーに移動します。メールをアーカイブする機能はどんなアプリにもあります。しかし、私の場合、メールを受信トレイから外したいというよりも、処理済みであることを自分に対して示すニーズのほうが強かったりします。

「Done」機能は、その目的を果たしてくれるので、受信トレイをTo-Doリスト的に使うことができるのです。リストの中から取り組みたいタスクを選び、終わったら「Done」のマークを付けて整理していくわけですが、この機能がなければ、受信トレイの何ページにもわたるリストを何度も見返し、処理漏れがないよう確認しなければなりません。

リマインダー設定

Googleのリマインダー機能がそのまま使えます。私のように、受信トレイをチェックするたびに、要対応事項がたくさん出てきて、それらを覚えておかなくてはならない人には、とても便利な機能です。

このリマインダーはどこからでも(Inbox by Gmailからでも)設定できますが、『Boxy』のアプリで行うのが快適で効率的です。

利用すべきか?

それは、あなたのメールの使い方や、現行アプリへの満足度によると思います。私の場合Boxyは、これまでのウェブ版Inboxの処理速度を、グッと速くした進化系という印象をもちました。仕事と個人のメールを同時に処理したい人には、複数アカウントに対応している点が非常に便利だと思います。

720円というのは、ソフトウェアとしては高い金額ではありません。 ただしBoxyの主な機能の多くは、Inbox by Gmailのウェブ版にもある機能なので、メールのヘビーユーザーでなければ、ウェブ版Inboxで十分にニーズを満たすことができるでしょう。


Image: Lifehacker US

Source: Apple

Emily Price- Lifehacker US[原文

(訳:和田美樹)

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