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パートナーの留守中に「シングルペアレント宣言」してませんか?

パートナーの留守中に「シングルペアレント宣言」してませんか?
Image: Lifehacker US

「旦那が出張中なの。だから今週は、2人の息子を持つシングルマザーよ。ワインをありったけ持ってきてちょうだい」

「今日、僕はシングルファーザーってわけ。夕食を準備しているのに、子どもは癇癪を起こしている。愛しいアリー、どうか僕を捨てないでね」

育児真っ最中のお父さんお母さんの間で頻繁に飛び交っているのが、このようなセリフです。育児は重労働です。それを(一時的に)1人でこなすとなると、その大変さは(一時的に)倍増します。

ですが、パートナーがいる人は、「シングルマザー/シングルファーザー」状態だと大騒ぎするのをやめるべきかもしれません。そうすることは結果的に、本当に1人で子育てしているシングルペアレントの苦労を過小評価していることになるからです。

子育てに関する著作のあるレイチェル・シモンズさんは、正真正銘のシングルマザーですが、Slateに寄稿した記事のなかで、このように言っています。「腕の骨を折ったからといって、自分を『障がい者』だとは言わないでしょう。それと同じように、1人で子どもの面倒を見ているからといって、シングルマザーとレッテル貼りされる筋合いはありません。それは一時的なもので、またすぐにほっとひと息つけます。」

シングルペアレントの現実はとても厳しいものです。たとえば、アメリカの国勢調査によるとシングルペアレントの83パーセントは母親です。シングルマザーのうち、何らかの養育費を受け取っている割合は3分の1にすぎません。また、非営利団体National Women's Law Centerによると、シングルマザー家庭の貧困率は、夫婦がそろっている家庭の貧困率のおよそ5倍です。

そのほかにも、彼女たちは、罪悪感や孤独に耐え、美容院に行ったり子宮頸がんテストを受けたりすることを犠牲にして、ベビーシッターにお金を払わなければならない現実に直面していると言います。

もうおわかりですよね。シングルペアレンティングについて愚痴を言って許されるのはシングルペアレントなのです。親であればだれでも、子育てについて愚痴を言うことが許されています。でも、「シングルペアレント(みたいだ)」という愚痴が、すべての親に許されるわけではないのです。


Image: Lifehacker US

Source: Slate, Single Mother Guide, National Women's Law Center

Michelle Woo - Lifehacker US[原文

(訳:阪本博希/ガリレオ)

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