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いじめにあった時の基本的な3つの対処法

いじめにあった時の基本的な3つの対処法
Image: vectorfusionart/Shutterstock.com

何歳になってもいじめがなくなることはありません。残念ながら、大人になっても続きます。でも、イジワルな奴からのひどい仕打ちを我慢する必要はまったくありません。この記事では、そんないじめの対策を考えたいと思います。

今回、いじめに立ち向かうアドバイスを求めるため、ミシガン州バーミンガムの臨床心理学者Jeffrey DeGroat氏に話を聞きました。彼の診療を受けにくる子どもたちは、日常的にいじめを受けていることが多いそうです。ですから、悩んでいるのはあなただけじゃないことを知ってください。誰しも、何らかの形でいじめを受けることはあるのです。そして、何とかしてそれを乗り越えていきます。今は事態が良くならなくても、いつかは必ず良くなるはず。DeGroat氏に、全年齢のいじめに対処するための方法を聞きました。

ある程度までは無視する

最初の選択肢は、無視です。相手があなたを怒らせようとするのは、反応が見たいから。だったら反応しなければいいだけです。彼らが見たいのは、あなたが「叫んだり」「泣いたり」「縮こまったり」「悲しがったり」する姿。彼らはその姿を見て、自分の力を確認したいのです。完全に無視してしまえば、彼らはその力を確認できません。とにかく無視を続ければ、いつかは飽きて去っていくでしょう。

ただし、この方法は効果が高いものの、難易度も高いとDeGroat氏。そんなあなたのために、こんなメンタルエクササイズがいいそうです。

よくオススメしている方法の1つが、いじめっ子を2歳児だと思うこと。2歳児を脅威に感じることはまずないので、普通は何を言われても無視できます。同じように、いじめっ子を2歳児と思えば脅威ではなくなるので、無視しやすくなるはずです。

彼らは脅威ではないと思うことで、彼ら自身もそう感じはじめるでしょう。もちろん、身体的ないじめなど身の危険を感じる場合は、次のアプローチを検討してください。

権威ある人の力を借りる

DeGroat氏によると、いじめられていることを恥ずかしいと思うほど、いじめっ子はつけあがることが多いそう。ですから、いじめられている状況を恥ずかしいと思わず、誰かに話しましょう。先生やカウンセラー、親のもとに行き事実を説明してください。誰かに話すことで、1人で抱え込まずに済みます。

特に学校の場合、権威ある人に話すのがいい理由はもう1つあります。それは、何かがあったときに守ってもらえること。

いじめっ子はトラブルから身を守るため、あなたのほうこそいじめっ子だと主張するかもしれません。そんな濡れ衣から身を守るためにも、権威ある人に事実を伝えておきましょう。

事前に問題を伝えておけば、いじめっ子側があなたが先に手を出したと嘘をついても、まわりは真実を理解してくれます。ただ、ここで1点、注意してください。権威ある人に伝えるときは、できるだけ1人で話しましょう。クラス全員の前で手を挙げて指摘するようなことをすれば、さらに悪いことになりかねません(さらに、みんなから密告者よばわりされるかも)。

正当防衛として反撃する

最後の手段は反撃に出ること。DeGreat氏は、この方法は賛否両論ながら効果は絶大といいます。ただし、これを実行に移す前に保護者とよく相談することをDeGroat氏はすすめています。そして、実際に反撃を始める前に、次のような重要な区別があることを覚えておいてください。

いじめっ子は暴力を振るうことも多いです。無視や先生への報告をしても、いじめは続くかもしれません。そんなとき、親子ともに納得できるのであれば、正当防衛としての反撃も選択肢としてはありだと思います。ただし、報復ではなくあくまでも正当防衛の範囲にすること。両者には大きな違いがあります。

では「正当防衛」とは何でしょうか?

まず、絶対に自分からケンカを挑まないこと。やられたときに対応するだけにとどめましょう。それと、相手を傷つけることではなく、自分を守ることに集中してください。重要なのは、げんこつをくれてやろうと思うのではなく、自分を守ろうという意思を見せること。こう考えるといいでしょう。「相手の思い通りにはならない」ことを知らしめるのです。多くの場合、それだけで十分です。

DeGroat氏は、正当防衛で反撃する場合でも、それなりの結果を覚悟しなければならないと指摘します。多くの学校が、ケンカ両成敗の判断をするはずです。つまり、正当防衛でも何かしらの処分を受ける可能性があるということ。それに、繰り返しになりますが、DeGroat氏はまず親と話し合うことを強くすすめています。あなたが遭っているいじめの深刻さが親に伝われば、もっと状況に適した対策を見つけようとしてくれるかもしれません。

どのアプローチを取るにせよ、信頼できる人に話すことが重要だとDeGroat氏は強調します。それは親かもしれませんし、兄弟や友人、先生かもしれません。誰かに話すことで、ひとりではないと思えるようになり、無力感から救われます。いじめが悪質で長く続くようなら、すぐにスクールカウンセラーに相談しましょう。

あなたの心の中で起こっていることを知るために、精神科医に相談するのもいいかもしれません。あなたが困難を切り抜けるのを助けてくれる人はたくさんいます。だから、安心して助けを求めてください。あなたは1人ではありません。


Image: vectorfusionart/Shutterstock.com

Source: Jeffrey DeGroat,

Patrick Allan - Lifehacker US[原文

(訳:堀込泰三)

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