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人事考課で性格を批判するフィードバックを受けたときの対処法

人事考課で性格を批判するフィードバックを受けたときの対処法
Image: jesterpop/Shutterstock.com

人事考課で、上司から何を言われるかわからないときは特に緊張します。そして、仕事のことより性格に関するフィードバックが多いと、どう反応したらいいかわかりません。そんなときの前向きな対処法をご紹介したいと思います。

女性のほうが性格に関するフィードバックが多くなる

効果的な求人の出し方を企業にアドバイスするTextio社でCEOを務める言語学者のKieran Snyderさんは、FORTUNEの求めに応じて約250件の人事考課を分析した結果、男性より女性の方が性格に関連するネガティブなフィードバックを受けがちなことに気づきました。

性格に関連するこの種の批判をするときは、攻撃的になりすぎないように口調や表現に注意すること、一歩引いて見ること、そして決めつけないことが大切なのです。しかし、男性の場合は、批判的なフィードバックが83件あったうち、性格に関するものは2件しかなかったのに対して、女性の場合は94件中71件もありました。

弁護士で行動主義経済学者のPaola Cecchi-Dimeglioさんも、同じような発見をしたとHarvard Business Reviewに書いています。

ひとりひとりの年次人事考課の中身を分析した結果、女性の方が1.4倍も主観的なフィードバックを受ける確率が高いことがわかりました(この場合の「主観的」とは、ポジティブなフィードバックや客観性のある批判的なフィードバックと反対の性質を意味します)。

性格に関連するフィードバックの種類

男女どちらの場合も、この種のフィードバックは見分けるのが困難です。ジョブサーチサイトのThe Museで人事部長を務めるShannon Fitzgeraldさんは、どんな場合でも、その人の人となりに関するフィードバックは、性格に関連するフィードバックに分類されるとしています。

いくつか例を挙げてみましょう。

  • とげとげしている
  • 威張っている
  • 強引
  • 大人しい
  • ピリピリしている
  • 頑固
  • 融通が利かない

性格に関するフィードバックは必ずしもネガティブなものばかりではありませんが、ポジティブなものであっても、性別によるステレオタイプの枠にはめようとする傾向があることに注意しましょう。

  • 完璧主義
  • 独立心が強い
  • 意志強固
  • 決断力がある
  • 勇敢
  • 戦力になる
  • 理解がある
  • 繊細
  • 陽気
  • 心が温かい

マネージャーから、リーダーシップがあると思われているかどうか、昇進のチャンスを与えるにふさわしい人材と見なされているかどうかも見逃してはいけません。

あなたの貢献やパフォーマンスを軽視するフィードバックがないかどうかも注意しましょう。たとえば、あなたがリードしたプロジェクトが成功したとき、あなたのスキルや経験を評価せず「みんなが長時間働いたおかげ」とか運がよかったせいにしていないでしょうか。

性格に関するフィードバックを受けたときの対処法

このタイプのフィードバックは主観的なことが多いので、耳を傾けるのは辛いものですし、それに対処するとなるとさらに大変です。Fitzgeraldさんは、そのフィードバックを出した人と話しあうことをすすめています。透明性のある話し合いになるように心がけて、本音を聞き出しましょう。あなたのどのような言動が、そのような性格だと思われる原因になったのか具体例を出してもらい、具体的にどうしたらそれを解消できるか教えてもらうのが狙いです。今後の成長と向上につながる形で終われるようにしてください。Fitzgeraldさんは、そのやり方を以下のように説明しています。

誰かから性格に関連するフィードバックをもらったら、自分のどのような言動が原因でそんなふうに思ったのか、その人に聞いてみましょう。もっと深く掘り下げてください。「私のどの言動があなたにそんなふうに感じさせる原因になったのですか」と質問すると、原因が明確になります。すると、話が具体的になるので、こちらも自分のどの行動が相手にそのような思い込みを与えたかがわかります。

性格に関連するフィードバックを受けたことにあとから気づいたり、そのときすぐに深く掘り下げることができない場合でも、いつでも立ち戻って対処して構いません。人事考課はこの先のキャリアに多大なインパクトを与えますし、上司が自分の仕事ぶりをどう思っているかを知るためにも、より多くの情報を得るにこしたことはないからです。

あなたから私が無礼だと言われる原因をずっと考えています。私には、そんなつもりはなかったので、私のどの言動があなたにそう思わせたのかもう少しはっきり知りたいのです。

このような会話を進めるのに助けが必要な場合は、人事部に依頼することをFitzgeraldさんは提案しています。社員援助プログラムがある会社ならそちらに頼ってもいいでしょう。信頼できる友人やメンターと練習してみるのもいいと思います。上司がどう答えると予想されるか、あるいは過去の上司とのやり取りを伝えれば、効果的に会話のロールプレーができるはずです。


Image: jesterpop/Shutterstock.com

Source: Textio, FORTUNE, Harvard Business Review, The Muse

Heather Yamada-Hosley - Lifehacker US[原文

(訳:春野ユリ)

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