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日本人はいつから「古文」が読めなくなったのか。その理由をロバート・キャンベルさんが語る

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日本人はいつから「古文」が読めなくなったのか。その理由をロバート・キャンベルさんが語る
Image: Mugendai(無限大)

学生時代の古文の授業、覚えていますか。得意だった人もそうでなかった人も、最初から全部意味が分かったという人は少ないのではないでしょうか。

言葉は時代とともに変化していくものですが、実は日本では明治時代言語の急激な変化があり、それまでとはまったく変わってしまったのだそう。

一体何が起こったのか。その謎を追うのが、ニューヨーク生まれの生粋のアメリカ人ロバート・キャンベルさん。大変興味深いロングインタビューが、IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)に掲載されていました。

いつの間にか古文が読めなくなった日本人

文学作品や歴史的な文献が数多く生まれた、江戸から明治の日本。しかし、現代人の多くにとってその原文の解読は難しいものです。

理由としてロバートさんは、明治政府が推進した「言文一致」が大きく影響していると語ります。これは、明治維新の後に行われた日本語に関する政策で、それまで書き言葉として利用されていた古文を口語体に変え、崩し字を楷書体へと変化させました。

いつの間にか古文が読めなくなった日本人。その理由をロバート・キャンベルさんが語る
Image: Mugendai(無限大)

これにより、現在の経済発展などにつながったことは事実ながら、古文がほとんど読まれなくなってしまったのだそうです。

東日本大震災で得たもの。物語は「乗り物」になる

インタビューではロバートさんの研究者人生に影響を与えた、東日本大震災後の様子も語られています。

宮城県の避難所で、数十人ほどの被災者の方たちと本を読む「ブッククラブ」という活動を行ったロバートさん。短編小説などを囲んで話をしていくうちに、人前では言えない喜怒哀楽や心の痛み、不安などを語り合う場となり、参加者の口から自然と言葉が溢れ出るようになったのだそうです。

その体験を「私の方が多くを得た」と語るロバートさん。「物語は自分の気持ちを表す「乗り物になる」と、感銘を受けたのだそう。

いつの間にか古文が読めなくなった日本人。その理由をロバート・キャンベルさんが語る
Image: Mugendai(無限大)

そのほかにも、インターネット全盛の現代に潜む問題点など、7000近くの「いいね!」を集めたロバート・キャンベルさんのロングインタビューは、Mugendai(無限大)からぜひ続きをお楽しみください。


Image: Mugendai(無限大)

Source: Mugendai(無限大)

渡邊徹則

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