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物忘れは「物」と「行動」を連想すると防げる:研究結果

物忘れは「物」と「行動」を連想すると防げる:研究結果
Image: Andrey_Kuzmin/Shutterstock.com

私はとにかく忘れ物が多いタイプです。持っていくべきものを忘れて出かけたり、あちこちに物を忘れてきたりします。たとえば、傘を少なくとも20本も持っているのがその証拠です。出かける前に傘を玄関に準備しておいても、毎回傘を持っていくのを忘れてしまいます。

認知科学の情報を扱うMemory & Cognitionによると、トロントにあるBaycrest Health Servicesの研究チームが忘れ物を防ぐ新しい方法を発見しました。「物」と「行動」を関連づけて覚える方法で「Unitisation(直訳:ユニット化)」とよばれています。仕組みはいたってシンプル。記憶したい「物」を思い浮かべ、それを何らかの行動と結びつけるのです。それにより、しっかりと記憶に落とし込まれるので、必要に応じて思い出しやすくなります。

この研究は61歳から88歳の被験者81名を対象に行なわれました。被験者の人数としては多くないものの、1つの行動を1つのタスクと結びつけることで、従来のどんな記憶術を使うよりもはるかに記憶しやすくなることがわかったようです。今後、認知症患者に対して活用される可能性もあります。

最近、この研究がThe Telegraphで報じられ、忘れ物を防ぐ具体例がいくつか紹介されています。たとえば、傘がドアの鍵穴に刺さっている状態を想像すると、後でドアを開けるときに「あ、傘を持っていかなくちゃ」と思い出すことができます。職場のドアに犬が立ちはだかっている状態を想像すると「そうだ。ドッグフードを買って帰らなくちゃ」と思い出しやすくなります。「物」と「行動」を具体的に連想させると、記憶しやすくなり、結果として思い出しやすくなるようです。


Remember an Important Item by Associating It with an Action | Lifehacker US

Image: Andrey_Kuzmin/Shutterstock.com

Source: Springer Link, The Telegraph

Emily Price(訳:春野ユリ)

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