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試してわかったGoogleフォトのパワフルな検索機能ベスト8

試してわかったGoogleフォトのパワフルな検索機能ベスト8
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もはや検索の同義語になった感があるGoogleですが、それだけに、自社の製品やサービスに関しても、検索機能の充実ぶりには目を見張るものがあります。特にGoogleフォトの検索ツールは、Google本体の検索エンジンに匹敵するほど強力なアルゴリズムを備えているにもかかわらず、その優秀さはあまり知られていません。

PC、ウェブサイト、あるいはAndroidおよびiOS向けアプリと、どんな手段でアクセスする際にも、これらの検索ツールはまるで魔法の呪文のように役立つはずです。この記事でご紹介するいくつかの方法を駆使すれば、自分のアカウントに保存されている写真や動画をあっという間に見つけられるでしょう。

1. 写っている人の名前で検索

今回ご紹介する検索技の中で、唯一これだけは、ユーザー側の操作が必要になります。画面上の検索バーをクリックし、Googleフォトにあげた写真から人の顔として認識され、ボックスに表示される顔のうちの1つを選びます。次に、写真の脇にある[この人は誰ですか]リンクをクリックしてください。

選んだ人の名前をタイプしていくと、スマートフォンの連絡先に登録している人の中からその名前に該当する人が自動的に表示されます。名前をそのままタイプするか、正しい選択肢をクリックして選びます。ここまで済ませれば、これからは名前で検索するだけでその人が写っているすべての写真が一覧表示されます。

この操作を繰り返し、あなたがアップした写真に写っているすべての人(あるいは自分が望むだけの人数)を追加しましょう。このフェイスグルーピング機能を使えば、友人や家族が写っている写真を探すのがぐっと楽になるはずです。

2. 場所で検索

あなたのスマートフォンに搭載されているカメラにジオタグをつける機能がついていれば、特定の場所で撮影されたすべての写真を検索してピックアップできます。見過ごされがちですが、この検索機能の優れたところは、場所の範囲を広くも狭くも指定できる点です。

例えば、筆者が検索窓に[ロンドン]と入力すると、自分がこの街で撮影した10カ所が、候補として自動的に挙げられました。同様に、[アルブフェイラ]で検索すると、ポルトガルの海沿いにあるこのひなびた町で撮った写真だけが表示されました。

3. 撮影時期で検索

写真が撮られた時期をもとに検索するには、いくつかのやり方があります。特定の日付(例:[2015年8月22日])や大体の時期(例:[2015年8月])で探すこともできますし、特定の年を入力すれば、その年に撮影した写真すべてが表示されます。Googleがこれまでにさまざまなツールで実現してきた高い機能を考えれば、これくらいはできて当然かもしれません。

とはいえ、この機能では相対的な時間表記でも文脈を判断した上での検索が可能で、これには驚かされました。例えば、[先週][昨年][この前の4月]といった言葉で検索しても、きちんと文脈に合った結果が表示されました。


さらには、撮影時期に関連するそのほかの言葉でも検索できます。[夕方]や[午前中]、さらには[]や[]といった言葉が使えます。ただし、こうした撮影時期関連の検索では、1日のうちどの時間帯に撮影されたかについては、誤判定が多いようです。例を挙げると、明るい屋内で撮影された写真を日中に撮影されたものと判定するケースなどが目立ちました。とはいえ、これはやむを得ないミスですし、許容範囲内と言えるでしょう。

4. ファイルの種類別に検索

以前の記事で、パノラマ写真を自作するツールを紹介しています。とはいえ、美しい景色を見かけた時には、スマートフォンを取り出し、つながり合うように写真を複数枚撮っておくだけで十分です。Googleフォトにはこのような写真を自動でつなぎ合わせてパノラマに合成し、セーブしてくれる機能があるからです。また、アクションを捉えた連続写真についても、GIFアニメを自動で作成する機能があります。

Googleフォトの検索機能はとにかく強力なので、アカウントにセーブされているファイルから、パノラマ写真、GIFアニメ、ビデオといった種類別に抜き出すことも可能です。さらに、映画や動画、スクリーンショット、アニメーション、360度写真、自撮り写真といったタイプ別の検索もできます。

この機能も前段で紹介した撮影時期による検索と同様にクセがあり、至近距離から撮られた写真は自撮りと判定されがちです。それでも、ここ数年でスマートフォン搭載カメラが遂げためざましい進歩を考えると、これについてGoogleを責めるのは気の毒な気がします。

5. イベント別に検索

筆者が試してみた検索のなかで一番驚かされたのがこの、ユーザーが撮影した写真をイベント別に抜き出し、検索できるという機能です。[ピクニック]や[誕生日]さらには[結婚式]といった単語で検索したところ、なかなか良い結果が表示されました。さらにはスポーツイベントについても、[サッカー]や[バスケットボール]、[テニス]といった競技別の検索ができました。

もちろんこの機能も、100%正確とは言えません。例えば、ケーキが写っている写真はすべて誕生日と判定されがちです。同様に、公園で撮影した写真はすべてピクニックの検索結果に表示されました。

とはいえ、こうした言葉で検索する場合、探していた写真が検索結果に含まれている場合がほとんどでしょうから、多少の誤差があっても許せるのではないでしょうか。

6. 写っているもので検索

Googleフォトではさらに、特定の事物や物体、動物など、写真に写っているものでも検索が可能です。例えば、[][][ケーキ][][][動物][][記念碑]などの言葉で検索できます。どの言葉で試しても、許容範囲内の誤検出はあるものの、ほぼ正確な結果が返ってきました。

筆者は、記録しておく必要がある請求書やレシートの写真を撮っておくことがあります。Googleフォトは請求書やレシートという単語を認識してくれないものの、[紙]で検索すると、請求書やレシート、さらには壁に貼られたポスターまで、何かが書かれた紙の写真がすべて表示されます。

7. スキャンで取り込んだ写真を検索

Googleは先ごろ、「PhotoScan」という新しい無料アプリを発表しました。これは、昔の紙焼き写真をすべてデジタル化できるという便利なアプリです。このアプリをインストールしたら、Googleフォトを立ち上げ、画面の左上に表示される三本線のメニューをクリックします。さらに「写真をスキャンする」をクリックしましょう。それから先は、[スキャン]で検索すれば、デジタル化した紙焼き写真すべてを閲覧できます。

8. 複数の要素を組み合わせた検索

うまく使いこなせれば、この検索技は最高の機能と言えます。ここまで説明してきたすべての検索機能で使える複数の検索要素を選んで組み合わせ、より絞り込んだ検索を行うというものです。例えば[パノラマ 午前中]で検索すれば、朝の光のもとで撮影されたパノラマ写真がすべて表示されます。この下の写真は、同じ機能を使って、別の単語で撮影した結果です。

同様に、[ベッキー 7月]で検索すると、7月に撮影された筆者の友人ベッキーの写真を見ることができます。[マーク スコットランド 2015]と入力すれば、友人のマークと2015年にスコットランドに出かけた時の写真が出てきます。こんな風に、複数の検索要素で写真を絞り込むことができるわけです。


Googleフォトの検索結果は、優れたアルゴリズムの力を存分に活用したものといえます。ユーザー側がタイプミスをしても正しい結果を返してくれるのですから、Googleフォトが多少誤った判定をしても許せるというものです。モバイルデバイスで探している画像を手早く見つけたい時には、この機能はとにかく便利です。

8 Brilliant Search Tools Hidden Within Google Photos|MakeUseOf

Sherwin Coelho(訳:長谷 睦/ガリレオ)

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