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旅行特集─2017年、夏

ダイビング、洞窟、世界遺産まで。フィリピンで楽しめる5つの自然派アクティビティ

ダイビング、洞窟、世界遺産まで。フィリピンで楽しめる5つの自然派アクティビティ


トラベロコは世界145カ国、1400都市、10,000人以上の海外在住日本人(ロコ)が登録する日本人のための海外プラットフォーム。世界中のロコがもっている現地在住の知識や経験、能力がサービスとして提供され、あなたの旅が楽しくなります。そんな、トラベロコで活躍中のロコが移住者ならでの視点で地元のリアルをご紹介します。


マブーハイ!フィリピンの首都マニラ在住の、唄って潜って時々ガイドするdigidiveです。今回は「移住者に聞く旅行ガイド」のフィリピン編をお届けします!フィリピンの自然が堪能出来る穴場旅行スポットを、貴方だけにコッソリ教えちゃいますネ。

1. アニラオ

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アニラオは、ダイバーたちにはよく知られた場所です。一般的にはマニラの約130キロ南に位置するカルンパン半島一帯がアニラオと呼ばれていますが、地元ではカルンパン半島の付け根辺りの小さな港町がアニラオと呼ばれています。マニラから車で2時間半程度の距離にありますが、公共交通機関だと乗り換えが非常に多く、時間も倍程度かかるのでお勧めしません。

アニラオの魅力は海! 世界中から訪れるダイバーがそれを物語っています。アニラオはマクロ派と呼ばれる、小さな生物が好きなダイバーたちに支持されています。もちろんダイビングライセンスがなくても、シュノーケルや体験ダイビングが楽しめちゃいます。ダイビングのライセンスは2日程度で取得出来るので、日程に余裕があればダイバーの仲間入りをするのもいいかもしれません。

逆に、海以外のアクティビティはほとんどないので、海が苦手な方にはお勧めしません。アニラオは別荘地のようなところなので、リゾートの外にはほぼ何もありません。リゾートの中でほとんどの過ごすことが多いので、リゾート選びが大切です。1時間1200円程度のマッサージを呼ぶこともできます。

ほとんどの日本人旅行客は、日本人経営のリゾートに泊まるので、日本人と会いたくない方は日本人経営以外のリゾートが良いでしょう。日本人経営のリゾートは、年末年始とゴールデンウィークはダイバーで大変混み合うので、その時期は避けた方が無難です。

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アニラオ ヴィラ マグダレナ リゾート
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ダイバー達で賑わうアニラオのリゾート

旅行シーズン:通年

行き方:マニラからリゾート手配の専用車で

URL:http://divemagdalena.com/ (日本人経営のリゾート/アニラオ ヴィラ マグダレナ)



2. サガダ

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(左)サガダのハンギングコフィン、(右)サガダの洞窟までの道のり

サガダはルソン島北部の中央に位置するコルディレラ地方にあります。マニラからの直線距離は約300キロですが、唯一の公共交通機関であるバスで12時間もかかります。標高1500メートルなので、冷房が効きまくったマニラからのバスを降りても、まだ涼しく感じます。

サガダは日本人にはほとんど知られていませんが、欧米人の旅行客には人気があります。サガダの大きな見どころは、棺桶と洞窟群です。ハンギングコフィンと呼ばれる岩壁に棺桶を吊るすという世界でも珍しい風習は、大自然と棺桶が融合した風光明媚な光景を旅人に与えます。ビックリするくらい大きな鍾乳石が見られる洞窟、腰まで水に浸かにずぶ濡れにならないと奥に進めない洞窟、洞窟内の壁にギッシリと積まれた棺桶など、洞窟も見どころ満点です。

これらの場所を数時間かけてトレッキングするのがサガダ旅行の定番なので、体力が必要です。サガダでは個人でこれらのスポットに行くのは禁じられており、必ず観光案内所で公認のガイドを雇う必要があります。ただしガイド料は500円からと、非常に良心的です。

フィリピンでは手に入りにくいヨーグルトや乳製品が、サガダのいたるところで味わえるのもサガダの魅力の1つです。またピニックピカンという血抜きしたチキンを茹でた料理が名物ですが、前日までに申し込む必要があります。

旅行シーズン:通年大丈夫ですが、台風が直撃するとまったく移動出来なくなってしまう可能性があるので、臨機応変に対応出来ない場合は台風シーズンは外した方が良い

行き方:マニラのクバオから21時発のバスで12時間/サガダ発は15時

http://www.thepinaysolobackpacker.com/sagada-travel-guide-blog/ (英語サイト)


3.バナウエ

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ウバナウエの世界遺産の棚田(ライステラス)

バナウエは前出のサガダと同じくコルデレラ地方にあり、標高も同じく1500メートルです。2000年前にイフガオ族によって造られたバナウエの棚田群(ライステラス)が、1993年に世界遺産に登録されました。2001年に危機遺産にも登録されています。

この棚田は「天国への階段」と呼ばれ、イフガオ族が神への捧げ物として造ったという神話が現地では信じられています。また棚田の端から端まで平らに伸ばすと、地球を半周する長さになるとも言われています。

バナウエでは、昔ながらの高床式の住居に暮らす素朴な村の観光も見どころです。しかし、商売熱心な村人が、土産物を勧めてきたりすることもあります。バナウエ辺りで作られた素朴な民芸品は、マニラでも売られていますが、バナウエで買えばマニラの半額以下で購入できます。

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ポイタン村の守り神である聖なる石と、水牛の頭蓋骨
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バナウエの素朴な民芸品

旅行シーズン:通年大丈夫ですが、台風が直撃するとまったく移動できなくなってしまう可能性があるので、臨機応変に対応出来ない場合は台風シーズンは外した方が良い

行き方:マニラ市のサンパロックよりバスで10時間(21時~22時頃に数本でている)/バナウエ発は18時から19時の間に数本出ている

URLhttp://www.premium-philippines.com/area/banaue.html (フィリピン政府観光省のサイト)

https://www.lonelyplanet.com/philippines/north-luzon/banaue-and-the-rice-terraces (ロンリープラネット・英語サイト)


4.ドンソール

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ドンソールのジンベエザメ

ドンソールは、フィリピンの言葉でブタンディンと呼ばれる世界最大の魚ジンベエザメが見られることで、10年程前から有名になったスポットです。

同じフィリピンのセブ島のオスロブもジンベエザメが見られることで有名ですが、餌付けで呼び寄せられたオスロブのジンベエザメとは違い、ドンソールのジンベエザメは繁殖行動のために自然に集まっています。

ドンソールでのジンベエザメが見られる時期は2月から5月頃までの間だけで、それ以外の時期はジンベエザメを見るボート自体が出航しません。

ドンソールはマニラの南東550キロの場所にあるレガスピから車で約1時間の場所にあります。

ジンベエザメウォッチングの手順は、ツーリストセンターで申し込みと支払い、ジンベエザメウォッチングのビデオ鑑賞、必要な用具のレンタル、ボートに乗船、という流れです。申込みとビデオは英語なので、英語が不得意な方は日本語のツアーをご利用ください。

必ず必要な用具はマスクとフィン、日焼けが気になる方は長袖のラッシュガードと日焼け止めも必要です。視力の悪い方は、使い捨てのコンタクトレンズを持参するか、あらかじめダイビング用のマスクを購入することをお勧めします。料金は6人乗りボート1艘につき約9000円、プラス1人1000円程度、他の乗客と話が合えばボートの相乗りも可能です。

海の透明度はよくないものの、期間中であればほぼ100パーセントジンベエザメに遭遇出来ます。

またドンソールは自然のジンベエザメをシュノーケルで観察できる、世界でも数少ない貴重な場所です。

ジンベエザメウォッチング以外に、ホタルを見るツアーもあります。

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ジンベエザメを海面越しに探すスポッターと呼ばれるボートマン

旅行シーズン:2月から5月頃

※ジンベエザメウォッチングの時期以外は、ほとんど観光客はいません。

行き方:マニラからレガスピまで飛行機・レガスピからドンソールまでタクシーで1時間 / 2000円程度

URLhttp://www.wwf.org.ph/what-we-do/donsol-sorsogon(WWFのサイト・英語)


5.プエルトプリンセサ

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プエルトプリンセサ地下河川国立公園に向かうボート

プエルトプリンセサは、フィリピン最後の秘境と呼ばれるパラワン諸島の州都です。手つかずの自然が売り物ですが、中でも1999年に世界遺産登録されたプエルトプリンセサ地下河川国立公園をボートで散策するツアーがお勧めです。

セント・ポール山地の麓に広がる全長約8キロの地下河川には、巨大な鍾乳洞と奇岩が無数にあり、そのいくつかには「マリア像」や「カセドラル(聖堂)」などとネーミングされている。

石灰岩の地質が雨により削られ、地下河川が出来たと言われています。

プエルトプリンセサの町からは片道2時間半ほどかかるので、ホテルでツアーを頼むのが一般的です。ツアー料金は4000円程度です。

2012年には新世界七不思議財団(New7Wonders Foundation)が選ぶ新世界七不思議・自然版に選ばれました。

空港はプエルトプリンセサの町中にあり、アクセスには恵まれています。

町中には博物館、バイクタクシーで30分程度の距離にクロコダイル・ファームとバタフライ(蝶)ガーデンなどもあります。

町中から車で40分程度のホンダ湾からのアイランドホッピングも人気があります。

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プエルトプリンセサ地下河川の中
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プエルトプリンセサのクロコダイル・ファーム


旅行シーズン:1年中

行き方:マニラからプエルトプリンセサまで飛行機で約1時間(フィリピン航空とセブパシフィック航空がそれぞれ1日に数便)

URLhttps://www.lonelyplanet.com/philippines/palawan/puerto-princesa (ロンリープラネット・英語サイト)



【著者プロフィール】digidive|トラベロコでの連絡はこちら


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アジア好きが高じてマニラに住んでいます。 マニラは暮らし易く、素晴らしいダイビングスポットにも日帰りで行ける便利な都市なので、旅行で訪れる日本の方に是非その良さを伝えたいと思っています。 旅行者が行かない様な場所や夜遊びにもよく行くので、通好みの案内も可能。トラベロコでは今までに40件以上のサービス提供実績があります。



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