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移住者が教える「バルセロナ旅行」でハズせない5つの穴場スポット

移住者が教える「バルセロナ旅行」でハズせない5つの穴場スポット
Shutterstock

トラベロコは世界145カ国、1400都市、10,000人以上の海外在住日本人(ロコ)が登録する日本人のための海外プラットフォーム。世界中のロコがもっている現地在住の知識や経験、能力がサービスとして提供され、あなたの旅を楽しくしてくれます。そんな、トラベロコで活躍中のロコが移住者ならでの視点で地元のリアルをご紹介します。


こんにちは。スペインのカタルーニャ州都バルセロナで暮らしているMonica(モニカ)といいます。今回は「移住者に聞く旅行ガイド」のスペイン編として、私が住むバルセロナとその郊外のお気に入りのスポットを5つご紹介いたします。

まずはバルセロナでも有数の観光スポットである大聖堂の周辺の魅力的な場所をご案内します。

1.ローマ時代の水道橋跡と現代アートの融合

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現在見ることのできる大聖堂は、ローマ時代の大聖堂の上に13世紀から15世紀にわたり建築されました。

バルセロナはローマ人により栄えた町の1つで、紀元前15〜20年ごろには“バルシノ”と言う名前で存在し、大聖堂を中心にした小さな城壁に囲まれた都市だったのです。

ここを訪れる観光客の大部分が見逃してしまう、必見のスポットがあります。

カテドラルの正面扉の前にある広場に面したカペリャンス通りを進むと、ほどなく小さくて静かな広場に行きあたります。このディジドレ・ヌネイ広場は大聖堂から目と鼻の先にありながら、お洒落なカフェが並ぶとっても閑静で観光の疲れを癒やすにはぴったりなスポットで、地元の人々や旅慣れた様子のヨーロッパ人観光客がゆったりとくつろいでいます。

そしてなんといっても目を惹くのが「The Kiss of Freedom(自由の口づけ)」と名付けられた壁アート。

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この壁画に向かって左に見える途中から折れたように見える柱は、もともとはカテドラルの一部とつながっておりローマ水道橋を形成していたのだとか。この話はバルセロナ大学の歴史学の教授から聞いたのですが、バルセロナの住民ですら知らない人が大半だと思います。

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そしてこの場所から徒歩30秒足らずの場所に、ローマ水道橋の跡をくっきりと見ることのできる建築物があります。

Carrer de Duran i Bas(ドゥラニバス通り)にあるこの建物の壁をご覧ください。

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ここも観光スポットにありながらほぼ知られていないので、ぜひ行ってみてください。

営業時間:特になし

住所:Carrer dels Capellans, 16(The Kiss of Freedomとローマ水道橋の跡)


2.サン フェリペネリ広場(Plaça Sant Felip Neri)で時を忘れる

ゴシック地区の中心、大聖堂の真横にひっそりとたたずむ小さな小さな広場、サンフェリペネリ。ここはバルセロナの広場の中でも魔法のような空気が流れる特別な場所です。

カテドラルの脇を通るビスベ通りを進むと、すぐにガリーガ・イ・バックス広場があるので、モンジュイック・デル・ビスベ通りという細い通りを道なりに進みます。

観光客の波は決してこの通りには入ってきません。まさに知る人ぞ知るスポットです。ちょっと不安になりますが、危険はないので進んでくださいね。

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突き当りにあるのがサン フェリペネリ広場です。コロンビア人歌手シャキーラのビデオ・クリップや、映画『それでも恋するバルセロナ』の撮影が行われた場所でもあります。

そしてこの広場を特徴づけているものの1つが、教会(今では小学校)の壁に残された無数の銃弾です。

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出典元:altamemoria.org

これはスペイン市民戦争時代の1938年1月30日にフランコ派の激しい空隙を受けた際のものです。こういう背景もあり、地元カタルーニャ人にとって特別な場所なのです。

この広場には何年にもわたりバルセロナのロマンチックホテルとして名声を誇るネリホテル(Hotel Neri)があります。新婚旅行やカップでの旅行にぴったりの滞在地です。このホテルのメインダイニングも評判がいいですよ。

そしてこの広場の出入り口の1つにある手作り石鹸のショップもお勧めです。

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出典元:shopikon.com ​​

さまざまなハーブや花、スパイスを使った手作り石鹸は素晴らしい香りでお土産に最適です。

Hotel Neri Barcelona GL

住所:Carrer de Sant Sever, 5, 08002 Barcelona

HP:hotelneri.com

電話:933 04 06 55

3.ボルン地区(El Born)

海にほど近い中世の地区ボルンは20年ほど前までは治安が悪く、地元の人々でさえも近づかない地区でした。

そのボルン地区がここ10年間ほどでスタイリッシュさと歴史の重厚さがミックスされた最高に魅力的なエリアになりました。(スリが多いエリアですので、貴重品には重々注意してくださいね)

まずは地下鉄ウルキナオナ駅からほど近いライエターナ大通り(Via Laietana)を南下します。進行方向の車道を挟んで左側の歩道を歩きましょう。下っていくにつれてより海の気配を感じることができます。

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出典元:panoramico.com

まずボルン地区の心臓部にアクセスする前に、ユネスコ世界遺産のカタルーニャ音楽堂を訪ねましょう。ウルキナオナ駅から300メートルも歩かないうちに到着します。

ラモン・マス通り沿いにありますが、ライエターナ大通りから壁の一部が見えているのですぐにわかります。

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出典元:taquilla.com ​​

内部の見学は所要時間1時間のガイド付きツアーを購入するのもいいですが、せっかくなので滞在中一晩はコンサートを聴きに行くのもいいですね。フラメンコショーは質の高いダンサーが出演するのでお薦めです。私も何度か行きましたが、スペイン企業が日本人のお客様のおもてなしにカタルーニャ音楽堂のフラメンコショーを予約することも多いです。

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出典元:Palau de la Musica ​​

さて、またライエターナ大通りに戻って南下を続けます。

メトロのJaume I(ジャウマ・プリメ)駅に隣接するアルジェンテリア通りを下っていきます。

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出典元:monapart ​​

この道沿いにはたくさんのお洒落な雑貨屋さん、コーヒーショップ、紅茶専門店、レストランが連なっています。

つきあたりには海の仕事に従事する人たちの進行を集めたサンタマリア・ダル・マル教会がありますので、是非中に入って見てください。

ほとんど知られていませんが、この教会のステンドグラスにはなんとサッカーチームのFCバルセロナのエンブレムが隠れているのです!!ぜひ探してみてくださいね。

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Basilica de Santa Maria del Mar ​​

余談ですが私は昔、一時すごく話題になっていた某有名人の身辺調査を日本のテレビ局に頼まれたことがあるのですが、その方はサンタマリア・デル・マルの横のあたりに住んでいたようです。そのくらいお洒落でボヘミアンな魅力のある地区なのです。

ここまで来たら、あとはミラリェルス通り(Carrer dels Mirallers)を進んでとんでもなく古い小道を当てもなく散策するのもいいし、ムンカダ通りのピカソ美術館を訪ねたり、ボルン通り(Passeig del Born)を進んで左手の(Carrer dels Frassaders)通りに散らばる高感度なお店やケーキショップに立ち寄るのもお勧めです。

そして最後のシメは、やっぱりローマ遺跡!!

ボルン通りの突き当りにあるもともと市場だった施設El Born Centre de Cultura i Memòria (通称:ボルンセンター)に入って見てください。月曜日以外は朝10時から20時まで無料でオープンしています。

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バルセロナに来たら必ずボルン地区にも足を運んでみてくださいね。

カタルーニャ音楽堂

営業時間:月-土 09:30-21:00 日・祝:10:00-15:00

住所:C/ Palau de la Música, 4-6, 08003 Barcelona

入場料:英/仏/西ガイド付きツアー:一般18ユーロ、幼児、高齢者は割引あり(11ユーロ)

HPhttp://www.palaumusica.cat/


サンタマリア・ダル・マル教会

住所:Plaça de Santa Maria, 1, 08003 Barcelona

HPhttp://www.santamariadelmarbarcelona.org/

電話:933 10 23 90


ボルンセンター

営業時間:月曜日休館 月曜以外10:00-20:00

住所:Plaça Comercial, 12, 08003 Barcelona

HPbarcelona.cat

営業時間:月-土 09:30-21:00 日・祝:10:00-15:00

入場無料



4.オーガニックカヴァの隠れた名ワイナリー

皆さんカタルーニャ州の発泡酒カヴァをご存知でしょうか?

日本でもサントリー社がカタルーニャ州のコドルニウやフレシネのワインをコンビニエンスストアでも購入できるようになったとか。

日本酒と同じでワインも小規模でアクセスが悪いワイナリーほど味が格段に良いのです。

私がこよなく愛するワイナリーをご紹介します。

公共の交通機関では行きづらいところですが、車をチャーターしてでも行く価値はあります。

カタルーニャ州のカヴァ生産地サンサドゥルニ・ダノイアの町はスペイン・バルセロナから南西約40キロメートルに位置しており、鉄道でアクセス可能です。

そして目当てのワイナリーはこの町からまたしばらく車を走らせたグアルディオラ・デ・フォンルビ(Guardiola de Font-rubí)という自然に囲まれた静かな村にひっそりとたたずんでいます。

U mes U fan Tres(ウ・メス・ウ・ファン・トレス)社。ここはミシュラン星レストランなどを顧客に持つオーガニックカヴァを生産するワイナリーです。家族経営の小さなワイナリーで高品質なカヴァをつくっています。

このワイナリーを知ったきっかけは銀座のクラブの女性ソムリエとのカヴァワイナリー巡りでした。3日間で4件は回ったでしょうか…やはり大手よりも格段に美味しいと思ったのがこのワイナリーのものでした。

ワインの知識が並外れて豊富なソムリエも魅了するカヴァをぜひ試してみてください。

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お腹がすいたら少しドライブして、ワイン畑の中にたたずむホテルレストラン「Espacio Gastronómico En Rima」へ。

セットメニューに2種類のワインがついて23ユーロほどなのでとってもお得ですよ。

週末にはアストンマーチンオーナーズクラブの会合が開かれていたりします。

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シッチェスにも車ですぐなので、ワイナリーのついでにビーチを散歩すると気分はまさにバカンスです。

是非カタルーニャの田舎に足を運んでみてくださいね!

ウ・メス・ウ・ファン・トレス(U mes U fan Tres)

住所:Masia Navines, S/N, 08736 Guardiola de Font-rubí, Barcelona

電話:93 897 40 69

HPhttp://umesufan3.com/


Espacio Gastronómico En Rima

住所:Carretera Vilafranca a Sant Martí Sarroca, BP-2121 Km 0,5 08720 Vilafranca del Penedès, España

電話:34 931 15 61 32

5.バルセロナのサンジョセップ胃袋、サンジョセップ市場でスムーズに観光

サンジョセップ市場はバルセロナの市内中心部ラス・ランブラス通り沿いにある町で一番のメルカド(市場)で、地元の人はみんなこの市場のことを「ボケリア(ラ・ボケリア)」という愛称で呼びます。

必ず訪れてほしい観光スポットなのですが、ここ数年バルセロナに来る観光客の数がうなぎ上りなのもあって、常に大混雑しています。

落ち着いて見れないし、スリも心配…

そこで、ボケリア攻略法は、ずばり「朝に弱い欧米人の先手を打つ!」

8時半から遅くても9時くらいに市場に入場するだけで、噓のように空いたボケリアをくまなく見て回ることができ、お店の人も親切に接客してくれます。

あんまり早く着きすぎても、準備中の店が多かったりするので、お勧めは8時くらいに到着し、市場の従業員の真似をして場内のバルで朝ご飯を食べ、鮮魚売り場を最初に見ることです。

朝8時ごろのカタルーニャ広場は人が少なくてすがすがしい雰囲気。

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いつもは人ごみのラス・ランブラス通りとその周辺も、スイスイ歩けます。

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サンジョセップ市場(ボケリア)の正面門

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露天の野菜市場は地元の人たちでにぎわう

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市場の従業員に交じってカウンター席で朝ご飯

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鮮魚売り場はこの市場で一番面白い場所!

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この市場の素晴らしいところは、地元の人が買いに来る生活に根差した場所であるにも関わらず、観光客を邪険に扱ったりしないところです。

ただ、忙しい時にカメラを向けたりすると印象は良くないかもしれません。できるだけ邪魔にならないように撮影するか、何か1つでも購入するのが望ましいでしょう。

フルーツジュースは1杯1〜2ユーロくらいで手ごろでおすすめです!

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近い野菜とフルーツを売る入口に近い店舗のセニョーラがとても親切でした。

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さて、これが我が家の今日の収穫(とその後の姿…)です!!

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バルセロナで台所付きアパートメントに滞在し、早朝に市場で材料を仕入れてアロス・コン・ボガバンテ(オマールエビの雑炊)なんてどうでしょうか?

日曜日は定休日なので気を付けてくださいね!

サンジョセップ市場(ラ・ボケリア)

住所:La Rambla, 91, 08001 Barcelona

電話:933 18 25 84

営業: 8時00分~20時30分 (日曜・祝日は休み)

HPhttp://www.boqueria.info/


【著者プロフィール】 Monica

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バルセロナの大学に2年間留学したのをきっかけにスペインに魅了され、スペインの大学留学時代より、スペイン、日系企業で通訳を経験。国際スペイン語検定DELE最上級(C2)を取得し、スペイン語通訳/翻訳者として活動中。FCバルセロナ専門誌の翻訳/「University of Moneyお金の学校 -世界のお金事情に関する海外の反応-」にスペインの経済や王室についてコラムを執筆。『世界の日本人妻は見た マドリード編』での出演実績。


トラベロコでは今までに50件以上のお客様をアテンド。


https://traveloco.jp/loco/Monica





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