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旅行特集|より快適に、より楽しく

「子連れ」だからこそできる旅をしよう!【トラベラーたちに聞く旅ハック術】

「子連れ」だからこそできる旅をしよう!【トラベラーたちに聞く旅ハック術】

このシリーズでは、世界各地を旅するライフハッカー[日本版]のライター・寄稿者たちが、これまでの経験で培ってきた旅ハック術をご紹介します。

堀込泰三(ほりこみ・たいぞう)

在宅で翻訳をしながら2児を育てる兼業主夫。大手自動車メーカーでエンジニアとして働いていたが、長男誕生をきっかけに主夫の道へ。毎年夏には「男子3人夏物語」(ライフハッカーでレポート記事も執筆)と称し、2人の息子(10歳・5歳)と約1カ月の旅に出ている。著書に『子育て主夫青春物語』(言視舎)がある。

1. 旅歴(行った国数、思い出に残っている国・都市など)を教えてください。

1人で:

メキシコ、キューバ、ジャマイカ、アメリカ、カナダ、タイ、ラオス、ミャンマー、ベトナム、シンガポール、インドネシア、香港など

男子3人夏物語:

2012(出発時5歳3カ月+0歳11カ月):沖縄本島周辺30泊31日(宮古島、伊計島、古宇利島など)

2013(6歳4カ月+2歳1カ月):奄美大島周辺23泊24日(奄美大島、加計呂麻島、与路島、種子島、屋久島、桜島)

2014(7歳4カ月+3歳1カ月):八重山周辺23泊24日(石垣島、竹富島、鳩間島、黒島、波照間島、西表島、与那国島、小浜島)

2015(8歳4カ月+4歳1カ月):鹿児島~沖縄本島を船旅27泊28日(徳之島、加計呂麻島、請島、沖永良部島、与論島、渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島、種子島、水納島)

2016(9歳4カ月+5歳1カ月):東南アジア~八重山(香港、タイ、ラオス、石垣島、竹富島、鳩間島、黒島、波照間島、西表島、小浜島)

2017:未定

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西表島のマングローブのジャングルにて(2014年)

2. 1人旅派ですか、グループ旅行派ですか? その理由も教えてください。

1人旅派です。現地で知り合った人と仲良くなるのが楽しいので。ただ、子どもが生まれてから1人旅は難しくなったので、3人旅をしています。宿を決めずにその日の気分で動き回るので、気分としてはあの頃の1人旅と変わりません。いえ、予想外のハプニングが続出なので、あの頃よりもっと楽しいと言えるでしょう。

たとえば、毎年行きと帰りの飛行機以外は何も決めずに出かけます。現地に着いてから、子ども(主に長男)が地図などを見て次の行き先を決めます。その際の決め手は、「島のカタチ」だったり「島名の漢字」だったりとさまざま。

たとえば「形がフライドチキンみたい」という理由で沖永良部島に行ったことがありました。別のときは、「なんか青そう」って理由で請島に行きました。

自分では絶対にしないようなチョイスをしてくるので、思いもよらぬ景色や人に出会えるのがとても楽しいです。サイコロの旅みたいなものですね。これぞ、親子3人旅の醍醐味です。

3. 使用しているスーツケース(旅行バッグ)はなんですか?(なぜそのスーツケースですか?)

3人分の荷物とたっぷりの遊び道具を詰めて1カ月動き回るので、どんなスーツケースを買っても毎回壊れて買い替えています。2016年は海外にも行ったため、バックパックで行きました。

4. 旅行前の情報収集は、何で行いますか? オススメのサイトやウェブサービス、ガイドブックなどがあれば教えてください。

沖縄離島ドットコム:沖縄・八重山・奄美の情報はほぼここで得ています。現地で宿を探すときなどに本当に便利です。

FlyTeam:空港情報を調べるときに使います。たとえば石垣島に行きたいとき、石垣空港に乗り入れている航空会社を調べてから、最安ルートを探します。その結果、昨年は石垣島へは香港経由がいちばん安いことを知り、東南アジア経由で八重山入りするという珍しいルートを取ることができました。

5. 旅行に行った際に役に立つガジェットやアイテムを教えてください。

iPhoneのテザリング:旅先でも仕事をするので、ネット環境は欠かせません。離島ではドコモの電波が強いので、ドコモのモバイルWi-Fiも併用しています。

日記帳:子どもたちには毎日、手書きで日記を書かせています。毎年のことなので、成長がよくわかるのが面白いです。

6. 現地でのお店探しのコツはありますか?

自炊が多いので、特にありません。宿探しは、なるべく他の旅人と交流ができそうな場所を選んでいます。

7. 現地の人と積極的にコミュニケーションをとりますか? グループでのコミュニケーションを重視しますか?

現地で積極的にコミュニケーションをとります。子どもたちに、どんな状況でも人とつながることで世界が広がることを教えたいので。

8. 予期せぬトラブルが起きた時の対処法や心構えを教えてください。

トラブルを楽しむ心構えを持っていれば、トラブルをトラブルとも思いません。長旅をしていれば、トラブルの10個や20個あってもおかしくありませんから。

9. その他の旅ハックがあれば、教えてください。

「子連れだからできない」ではなく、「子連れだからこそできる旅」を!

旅に出ることで、子どもも自分も大きく成長します。それもそのはず。日常では体験することのない景色、自然現象、何もしない時間、さらにはいくつもの出会いと別れを体験できるのですから。私は、体験に勝るものはないと考えています。

それに、忘れてはならないのが、日常のありがたみ。まとめて日常から離れることで、普段の生活を見つめ直し、「あたりまえ」だと思っていたことが全然あたりまえではないことに気づきます。おかげで旅から帰ると、いろいろなことに感謝できる気がします。

子どもが生まれるといろいろな制約が増え、生活がガラッと変わります。いろいろなことを諦めなければならないでしょう。でも、それを逆手にとって、「子どもがいるからこそできること」に目を向けると人生が楽しくなるのではないでしょうか。これは旅に限らず、人生全般に言える気がします。

10. この夏に旅に出るならどこがオススメですか?

今年は小5の長男がついに友達と遊ぶことを選んだので(成長したなぁ)、約2週間の短期で瀬戸内海の島々をめぐる予定です。

堀込泰三

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