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ワークライフバランスの議論で忘れられている大切なこと

ワークライフバランスの議論で忘れられている大切なこと

Inc.:燃え尽き症候群になりかけの状態だと、ワークライフバランスをどう取ればいいのか不安になるかもしれません。その衝動はわかりますが、「何よりも仕事を減らしてリラックスする時間を増やす」という対策は、私たちの求める幸福をもたらすわけではありません。実際、ワークライフバランスの議論には、大事なことが抜け落ちているような気がしてならないのです。

大事なことは、仕事と遊びの時間をどう分けるかではありません。それら2つをしているときの時間の使い方にこそ、注目すべきではないでしょうか。働き方と生き方についての考え方を変えることで、人生の質を高める変化を起こせるようになるはずです。

さあ、ワークライフバランスについて、新しい会話をする準備はできましたか? 私たちは、以下の3つのことを考えるべきだと思うのです。

1. 仕事でエネルギーを消耗している本当の原因から目を背けている

仕事を減らすことだけを考えているとしたら、仕事で何にエネルギーを吸い取られているかをきちんと考えていないのではないでしょうか。長い会議やタイトな納期だと思っているかもしれませんが、ほかに原因はありませんか? ひょっとすると、あなたに向いていない仕事が問題かもしれません。そのように重大な原因の場合、仕事時間を減らしたからと言って問題は解決しません。週に最低40時間は、その間違った役割を果たさなければならないのですから。

2. 仕事の時間を最適化することよりも「ライフ」の時間を増やすことに注力しがち

仕事以外の時間を増やすのはもちろん大事です。しかし、働いている時間を最適化することも同様に重要です。サクサクとToDoリストを進めるには、何を変えればいいですか? 受け身ではなく積極的に役割を果たすために、できることはないですか? これまで無駄にしていたエネルギーを節約する方法はないですか? 今まで考えていなかったことを、考えてみてください。意外な発見に驚くはずです。

3. やりがいのある仕事ならライフを楽しむエネルギーも得られる

仕事量の削減よりも、あなた自身とあなたの働き方にマッチした仕事を見つけることが大切です。たとえば、私の職場では、社員に自分の「Zone of Genius」(天才的な領域)を見つけることを勧めています。自らの才能を使って自らの目的に合った仕事をすれば、モチベーションとエネルギーが自然と高まるでしょう。そうすることで、職場以外でのエネルギーも高まり、以前よりも人生の質が高まっているように感じられるのです。


以上3つを考慮して、自分の発見に基づいた変化を起こしてください。仕事でのエネルギーが高まり、結果として人生全体がすぐに上向きになるでしょう。

The Answer to More Work-Life Balance Is Not More Time. It's This. | Inc.

Jessica Stillman(訳:堀込泰三)

Photo by Shutterstock.

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