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自分にもっと睡眠時間をとるように説得する5つのマインドトリック

自分にもっと睡眠時間をとるように説得する5つのマインドトリック

Inc.:自分で決められるのなら(何も悪いことが起きないとして)、あなたは毎日何時間眠りたいですか? 5時間?6時間?ゼロ? おそらく、7時間とか8時間と答える人はそれほど多くはないはずです。忙しい起業家の多く(とくに若く、野心のある人たち)は、睡眠は時間の浪費だと考えています。


かつて私もそうでした。睡眠時間を削れば、その分だけ利益を生み出すチャンスが増えるのだと考えていました。そして、睡眠時間を減らすさまざまな方法を試したものです。1日に30分昼寝をする。毎晩少しずつベットに入る時間を遅くして、朝は同じ時間に起きるようにする。睡眠時間を2つに分割して、その間に少し仕事をする。(決して良いアイデアではありません。試さないでください)結局、どの方法もうまくいきませんでした。


そこで、正反対のことを試してみることにしました。非常に生産的かつ能率的な妻のアドバイスに従い、睡眠時間を増やしてみたのです。結果、生産性が飛躍的に向上しました。(そうです、最初から妻の言うことを聴くべきでした)


起業家の多くは、夜遅くまで働けば、その分多くの仕事をこなせるのだと考えています。あなたもその1人なら、以下の5つの事実を自分に教えてあげてください。(あるいは、奥さんの口から聴かせてもらってください。そうすれば、自然と耳を傾けられるでしょう)


1. 朝は最も生産的な時間である


あなたは、1時間でも2時間でも多く仕事をしようと、毎日、無理をして夜遅くまで起きています。しかし、そうすることで1日の生産性を最大化できていると思ったら大間違いです。たとえ、夜に最も生産的になる「夜型」の人であってもです。ビジネスとは本質的に朝型人間にとって有利なものとなっています。ですので、通常の営業時間に働くほうが生産性は高まります。2010年にドイツのテュービンゲン大学で行われた研究により、人は朝のほうが生産性が高いことが示されています。2016年にシカゴ大学で行われた別の研究でも、同じ結論が出ています。


ですので、こんど自分が、仕事をするために、夜遅くまで起きていようとしているのに気づいたら、自分にこう言い聞かせてください。「最も現実的で生産的なことは、今すぐ眠りにつき、明日の朝、つまり、生産性が高まることが科学的に証明されている時間帯に、仕事をすることだ」


2. 睡眠の代わりに実際には何をしているのか考えてみる


ところで、あなたは睡眠以外の時間を本当に生産的に過ごしているでしょうか? もちろん生産的に過ごしている、とあなたは言うかもしれません。しかし、そう言いながら、いつもテレビの再放送を見ているのではないですか? これで4回目となるサインフェルドの番組を見るよりも、休息をとるほうが、あなたの貴重な時間の使い方として有益だとは思いませんか?


3. 朝早く目が覚め、心身ともに心地よく、エネルギーに満ちていたときのことを思い出す


ふだん睡眠習慣がめちゃくちゃな人でさえ、ときには、朝早く目覚めて、心身ともに心地よく、エネルギーに満ちていると感じられる日があるものです。そのときのことを思い出してみてください。さらに良いのは、自分にそのことをわからせるために、もう一度その朝を再現してみることです。アドバイスどおり、早く眠りにつきましょう。そして翌朝目を覚ましたとき、そのすがすがしい気分を十分に味わうようにします。少し運動をしてから、仕事に集中しましょう。そして、その日のことを覚えておきます。毎晩、寝室に行こうかどうしようか、頭のなかで議論が始まったら、あの日、どれだけ素晴らしい気分を味わったのかを思い出すようにします。


4. 自分にとって仕事が最もはかどる時間がいつかを知る、あるいは変える


あなたがもともと朝型人間で、朝によく仕事がはかどるなら、当然ながら、早起きを習慣とすることで、生産的であり続けることができます。そうした習慣を作る最善の方法は、夜に良質な睡眠をとるようにすることです。もともと朝型ではない人は、周りに誰もいなくなる深夜のほうが生産的になれると感じているかもしれません。しかし、周りに人がいないのは、早朝も同じです。人がいなくなる夜を待つのではなく、同じく邪魔する人がいない朝の時間に仕事をしてみてください。いつのまにか、朝型人間に変わっていることでしょう。


5. 数々の研究は間違いなのかと自問する


今では、睡眠に関する優れた情報がたくさん出回っており、健康オタクだけでなく、ふつうの人でもそうした情報に触れることができます。健康的な睡眠がもたらす恩恵について少し調べてみれば、睡眠の大切さを指摘し、より長くより良質の睡眠を取ることを勧めている研究が膨大にあることに気づくはずです。こうした研究はすべて間違っているのでしょうか? いいえ。ならば、この事実を素直に受け入れ、自分の生活に採り入れてみてはいかがでしょうか?


もしあなたが、かつての私のように、睡眠は時間の浪費だと考えているのなら、この5つを心に留め、睡眠は自分の健康のためだけではなく、ビジネスのためにもなることを、自分によく言い聞かせてください。夜遅くまでがんばって起きているより、朝早く目覚めるほうが、はるかに生産性は高いということを理解しましょう。


5 Mind Tricks to Convince Yourself to Sleep More|Inc.


Serhat Pala(訳:伊藤貴之)

Photo by Shutterstock

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