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調査結果:社員が期待以上の働きをするために必要な5つの要素

調査結果:社員が期待以上の働きをするために必要な5つの要素

すばらしい業務成果やポジティブな企業文化を生み出す理想的な職場経験とはどんなものか? 充実した職場経験や幸せな社員をつくり出す要素は何か? と考えたことはないでしょうか?

その答えを示す、注目に値する調査結果に出会いました。

IBM Smarter Workforce Instituteと Globoforce社のWorkHuman® Research Institute が力を合わせ、上記の質問の答えを見つけるために、45カ国のさまざまな業界の23,000人以上を対象として、国際的規模の研究を行いました。

研究者たちは、まずデータを読んで、社員たちがそれぞれの職場経験をどう受け止めているかを探りました。そこから得た多くの発見をもとに、充実した職場経験を生み出す5つの主要要素を突き止め、それらを測定するためのEmployee Experience Index(職場経験指標)をつくったのです。5つの主要要素とは以下のとおりです。


  • 帰属意識:自分がチームや、集団、組織の一員であるという意識
  • 目的意識:自分の仕事がなぜ重要なのかという理解
  • 達成感:仕事をやり遂げた充足感
  • 幸福感: 幸仕事に関連するうれしい気持ち
  • 活気:職場のエネルギーや、士気、高揚感


主要な発見

帰属意識、目的意識、達成感、幸福感、活気を感じている社員は、高い業務成果を出し、「期待以上の」仕事をする傾向にあり、離職確率も低いそうです。

しかし、私がとても重要だと感じるのは、職場経験に満足している社員ほど、自発的な努力をより多くするという結果です。調査結果には「職場経験に満足している人は、そうでない人のおよそ2倍の確率で自発的努力をしていると答えた(95%対55%)」とあります。

この概念に馴染みがない人のために説明すると、自発的な努力とは、競争力をもつために、すべての会社が人材から引き出すべきものです。

最高の職場経験をもたらす環境づくりにリーダーたちがコミットすれば、社員の、組織とその目標に対する感情的コミットメントが一段と上がるのです。それが重要な理由は、言うまでもなく、社員が感情的にコミットすれば自発的努力をしてくれるからです。

つまり、がんばる気になり、決められた職務内容以上の仕事をしてくれるということです。自発的努力は、どのような組織でも、用務員、副社長など、どのようなレベルの人からでも引き出すことができ、測定可能で、目に見える、現実的なものです。

充実した職場経験を促進するものは何か?

この大規模調査の中心にあり、どこの組織も知りたくて仕方がない難しい質問は「どうすれば職場経験が向上するのか?」ということです。

当然ですが、そのためには、まずリーダーやマネジャーが土台をつくる必要があります。充実した職場経験のもととなる、思いやりのある職場習慣を促すような、明確な指示とサポートを与える必要があるのです。

調査結果によると、思いやりのある職場をつくるには、以下の事柄が常に充実していなければならないといいます。


組織への信頼

社員は、組織の信頼性と誠実さをますます期待するようになっています。信頼でき、誠実な会社に勤める回答者は、その83%が、職場経験に満足していると言い、そうではない会社に勤めながら、職場経験に満足しているという回答者はわずか37%でした。


同僚との人間関係

調査では、「支えとなる同僚との人間関係も充実した職場経験の重要な促進力である。そのような人間関係がある職場のほうが、ない職場よりも、職場経験に満足だと答える社員の割合がはるかに大きい(77%対35%)」ことがわかりました。


やりがいのある仕事

これは、社員のスキルや才能が十分に生かされ、共有するコアバリュー(基本理念)に沿った業務内容を指します。仕事が、組織のコアバリューと一致していると感じている社員は、その80%が職場経験に満足していると回答しています(そうでないと感じながら職場経験に満足と答えた社員は29%)。また、自分のスキルや才能が仕事に十分に生かされていると思う社員は、その81%が職場経験に満足と答えました(そうではないと感じながら職場経験に満足と答えた社員は41%)。


表彰・フィードバック・成長

パフォーマンスに対するフィードバックや表彰、そして専門能力を開発する機会が与えられると、職場経験の満足度がぐんと高まります。「パフォーマンスが表彰された社員はその83%が、フィードバックを受けた社員はその80%が、職場経験に満足と答え、表彰やフィードバックを受けていない社員はそれぞれ38%、41%にとどまった」という結果でした。


発言権と権限

自分のアイデアや提案が重視されていると感じた社員は、そうでない社員の2倍以上の確率で職場経験に満足と答えています(83%対34%)。自分の仕事を自分のやり方で行う自由が与えられている社員とそうでない社員にも、同じような結果が見られました(79%対42%)。


ワークライフバランス

また、仕事とそれ以外の生活面を自分の好きなように管理できる社員のほうが、職場経験により満足していることもわかりました。家族や個人の用事をこなせるようなシフトで働く社員は、その79%が職場経験に満足と答えています(そうでないのに職場経験に満足と答えた社員は48%)。



Science Found the 5 Things That Drive Employees to Go Above and Beyond |Inc.com

Marcel Schwantes (訳:和田美樹)

Photo by Shutterstock

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