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一般ランナーでも真似できる、レースで速く走れる7つの条件

一般ランナーでも真似できる、レースで速く走れる7つの条件

先日、ナイキが主催した大会で、3人のアスリートがマラソンの世界最速記録を更新したと発表しました。

その3選手は間違いなく素晴らしいアスリートですが、1番のニュースはナイキが可能な限りあらゆる条件をコントロールし、ランナーにスピードが出るような状況を与えたことです。そのうちのいくつかは私たちにもできることでした。


以下のような条件によって、エリウド・キプチョゲ前人未到の2時間24秒というタイムで42.195kmを走りました。ナイキが記録が出やすいレースにするために、国際陸上競技連盟(IAAF)の規準にしたがっていなかったので、公式な世界記録は2時間2分57秒のままです。もちろん、それもわかった上でのことですが、非公式でも記録を更新するのは価値あることです。


ナイキは2時間の壁を破って欲しかったのですが、キプチョゲはほんの二十数秒で破ることができず、同じくチームメイトも記録に近づけませんでした。レース中にコメンテーターが、多くの不確定要素がうまくハマれば、2時間以内にゴールする目論見は成功するだろうと言っていました。ただ「可能性はあるけど、実際には起こらないと思います」とも言っていました。


今回は、アスリートのような肉体や能力がなくても、レースで速く走ることができる条件をご紹介します。これを参考に次のレースに臨んでみてください。



1. 涼しい気候の日を選ぶ

ほとんどの人が、7℃の曇りの日に1番速く走ることができます。天気はどうしようもありませんが、いつ、どこで走るかは自分で決めることができます。

ナイキは、天候に合わせてどのタイミングで走るかを柔軟に変えられるよう、イタリアのモンツァ・サーキットを選びました。さらに、5月の第1週の週末に設定して金曜の天気が悪いという予想だったら、土曜か日曜にレースを延期できるよう準備していたのです。

自己ベストのタイムを更新したいのであれば、真夏に大会に参加するのはやめましょう。例えば、気温26℃以上の日は走るのが20%遅くなります。夏ではなく、春か秋のレースを選びましょう。1日のうち何時に走るのかも考慮した方がいいです。朝8時スタートであれば、朝10時スタートよりも気温が低いです。



2. 平らなところを走る

坂道で疲れない走り方を心得ていても、坂道ではやはりペースが落ちるものです。上り坂で落としたタイムを、下り坂で取り戻すことはできません。ですから、地面が平らで速いコースというような説明があるルートを選びましょう。それから、高低図を見て、実際にどれくらい平らなのかを確認します。

コースのほとんどが下り坂のレースがあるとしたら、今までよりも速いタイムで走ることはできるかもしれませんが、それでは自分のベストであると言い張ることはできないでしょう。

アップダウンがあるレースを選ばなければならない場合は、コースのどの辺りで下るかを見てください。レーズの序盤か中盤で上り坂があり、疲れてきた終盤で下り坂がある方がいいです。



3. 誰かの後ろを走る

速く走っていると、風の抵抗を少し受けることになります。自転車や自動車のレースほど重大な問題ではありませんが、1マイル(約1.6km)を7分、もしくはそれより速く走っている場合は、体に受ける風のせいで少しスピードが遅くなることがあります。誰かの真後ろを走って、風を少しでも避けるようにしてみましょう。集団を率いるようなタイプのランナーでなければ、風よけになる誰かを目の前に見つけるのは、難しくはないはずです。



4. ペースメーカーに付いていく

集団で走ることのメリットは他にもあります。他の人が走っているのを見ることで、無意識のうちに付いて行けるようなスピードで走れるようになります。

ナイキのマラソン大会では、キプチョゲは常に6人のペースメーカーのランナーと一緒に走っていました。(2時間フルで誰もキプチョゲのペースに付いていくことはできないので、6人で交代しなければなりませんでした)

自分がレースに参加する時は、自分のスピードに合う小さな集団の中で走るようにしましょう。大きなマラソン大会では、目標タイムに合わせてそれぞれペースメーカーが走るので、それを利用しましょう。

例えば、4時間で完走するのが目標なのであれば、「4時間」と表示しながら走っているペースメーカーを探して付いていきます。その人が、そのタイムを目標とする集団を率いて走ります。



5. 止まらずに水を飲む

レース中の給水所は大抵、ボランティアスタッフが水やスポーツ飲料を入れたコップが並んでいるテーブルがあります。ボランティアがコップを手渡しするために路肩に立っていて、走りながらコップを受け取れることもあります。

キプチョゲたちは自分のスペシャルドリンクを直接受け取ったので、ペースを落とすことはありませんでした。市民ランナーの場合は、給水用のベルト(「 Fuel Belt」がおすすめです)を付けて走ることで、水やスポーツドリンクを入れたボトルを携帯できます。私は、この方法で30kmのレースを走りましたが、いつでも欲しい時に水が飲めるというのはとても良かったです。給水所で人混みを避けたりする必要もありませんし、喉が乾いたらすぐに飲むことができます。



6. 少しでも短い距離を走る

キプチョゲたちは、サーキット場という特別な道を走りました。曲がりくねったり、曲がったりすることが多い路上を走るレースの場合は、距離というのは最短距離で計測されています。

したがって、角を曲がる時は内側を走るなど、必要以上の距離を走らなくていいようにしましょう。



7. 適切なシューズを選ぶ

ナイキは、2時間のマラソンで自社のシューズを履いてもらえれば、莫大な影響力を持つ広告となります。ナイキは、オーダーメイドでアスリート用のシューズをつくれば、4%は速くなると主張します。

このようなオーダーメイドのシューズを買うことはできなくても、市販のシューズを色々と試してみることはできます。ナイキなら「ZoomX」、アディダスなら同様のモデルは「Boost」と呼ばれています。どちらもちょっとしたバネのような高反発のフォームを使っています。

ほとんどのランニングシューズは、「EVA」というフォーム(素材)が使われているおり、少し反発します。反発するフォームを使うとそれだけ靴が重くなるので、ランニング全体のタイムが大きく変わる可能性は低いです。

気に入ったシューズで速く走れるかを試行錯誤することでベストなタイムが出るかもしれません。快適で楽しく走ることができれば、シューズの素材が何であれ走りやすくなるでしょう。


Beth Skwarecki(原文/訳:的野裕子)

Photo by Shutterstock.

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