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海外ホビーアスリートが注目する「1万円ちょいで買える心電位計」は何がすごいのか?

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海外ホビーアスリートが注目する「1万円ちょいで買える心電位計」は何がすごいのか?
心電位計付きウェアラブルセンサー「CALM.」を胸につけてロードバイクに乗る女性

現在、Indiegogoでクラウドファンディング中の心電位計付きウェアラブルセンサー「CALM.」。執筆時点で必要資金の400%を集めており、海外ホビーアスリートの注目を集めています。

プロアスリートはトレーナーやコーチ、スポーツドクターのサポートを受けて、シーズンに向けた身体づくり、定期的なバイタルチェック、食事や睡眠のコントロールなどを行っています。 しかし、一般的なホビーアスリートはそうではありません。

そこで活躍を期待されているのが心電位計付きウェアラブルデバイスCALM.です。

「心電位計」とは心臓が拍動する際に心筋に生じる活動電流(心電)を検知する装置のこと。手首や胸につけて測る一般的な脈拍計よりも精度が高く、病院で計測する心電図に近い情報を得られると言われています。CALM.はこの心電位の他にも、加速度、温度を計測し、独自のAIアルゴリズムを用いた分析により、疲労度睡眠の質ストレスなどの情報をユーザーに提供します。

そのため、

「仕事が忙しくて疲れが溜まっているようだが…いつも通りトレーニングしていいのだろうか?」


「フルマラソンを行った翌日だが、体は回復しているのだろうか?」

といった、ホビーアスリートが判断に困る状況で、判断材料を提供してくれる点に期待が高まっているのです。

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CALM.は睡眠時の胸の動きから、呼吸のリズムなども検知できる。

また、睡眠の質を非常に細かく分析できるのもCALM.の大きな特徴です。私たちは睡眠中にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しているのはもはや常識ですが、熟睡にあたるノンレム睡眠はさらに深さにより4レベルに分けられます。CALM.は呼吸や寝返りの有無、睡眠時・起床時の心電位など各センサーから得られた情報を元に、ノンレム睡眠の深さも計測。本当に熟睡できているのか、身体的負荷の回復ができているのかなどを測ることができるため、高い精度での睡眠クオリティ管理に役立ちます。

CALM.はプロアスリートのマネジメントチームがしているように、身体に関するさまざまな指標を可視化し提供することを目指しているとのこと。同じようなホビーアスリート向けのウェアラブルセンサーのFitbitやGarminがスポーツ自体の量的な可視化を主な目的としているものとは異なる方向性を持っていると言えます。

あまり大きく報じられてはいませんが、近年マラソン大会などで心停止を起こし、倒れる人が増えてきています(AEDによる応急手当によって一命を取り留めるケースが多いのが幸いですが)。健康維持のためにスポーツに打ち込む30~40代が増えるのは良いことですが、プロとは違い、トレーニング時の過負荷や、身体のパフォーマンスを日常的に管理できている人はごくわずか。平日に忙しく働き、夜間や休日に過度のトレーニングで身体に負担を与えてしまっている人もいるのではないでしょうか。

若いうちはまだいいのですが、彼らがこれからシニアアスリートになり、長くスポーツを楽しんでいくことを考えると、CALM.のようなツールが「スポーツの健康リスク対策」として今後必須になっていくのではないでしょうか?

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99ドルで入手できるパッケージの内容物

CALM.は今なら99ドルから手に入れることができます。CALM.本体とそれを身体に固定させるためのバンド、充電ケーブルなどが同梱されます。

健康に、楽しく、末永くスポーツを続けたい人は購入してみてはいかがでしょうか?

CALM. Wearable ECG for sports and sleep analysis | Indiegogo

(神山拓生)

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