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ブラウザをスピードアップする5つ方法

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ブラウザをスピードアップする5つ方法

Popular Science:インターネットがシンプルなテキストページだけの世界だったのは、はるか昔のことです。今日のサイトは、動画、音声、インタラクティブなコンテンツ、膨大な画像で溢れています。そうしたコンテンツの重圧にさらされた結果、使っているうちにブラウザの動作が遅くなることがあります。

とはいえ、回避策もちゃんとあります。適切なタイミングでメンテナンスを行えば、いつまでも軽快なブラウジングを続けることができるのです。以下のアドバイスは、Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Internet Explorer、AppleのSafari、Operaといった、主要なデスクトップブラウザのすべてに適用できるものばかりです。


1. 使っていない拡張機能を削除する


不要なアプリをたくさん入れているとパソコンの動作が遅くなっていくように、拡張機能を入れすぎたブラウザも動作が遅くなることがあります。また、拡張機能はシステムリソースを消費するだけでなく、バグなどの原因にもなりえます。拡張機能そのものは悪いものではありません。基本的には、ブラウザに便利な機能を追加してくれるものです。ただ、ときどき拡張機能の点検をして、使っていないものは削除することをお勧めします。


やり方は簡単。ほとんどのブラウザで、拡張機能の設定メニューをすぐに見つけることができます。

Chromeでは、ブラウザの[メインメニュー]>[その他のツール]の中に拡張機能の設定があります。Firefoxでは、[メインメニュー]>[アドオン]です。Operaは、[メインメニュー]から[エクステンション(拡張機能)]を選んでください。AppleやMicrosoftの標準ブラウザでは、拡張機能はそれほど一般的ではありませんが、Safariなら、[Safariメニュー]から[環境設定]を開いて[機能拡張]をクリック、Edgeなら、[メインメニュー]から[拡張機能]をクリックすると、インストール済みの拡張機能を見ることができます。



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もっとも、すべての拡張機能をアンインストールする必要はありません。どの拡張機能が良くて、どれが悪いとは一概には言えませんが、まったく使っていない拡張機能をまずは削除してみてください。多くの拡張機能が実際には必要ないことがわかって驚くかもしれません。少し思い切ったことをするなら、すべての拡張機能を削除し、本当に必要だとわかったものだけを再インストールするのもあり。


残した拡張機能については、定期的に更新されていることを確かめてください。基本的にはブラウザが自動でやってくれますが、ダブルチェックするに越したことはありません。ブラウザ自体も最新に保ち、拡張機能も最新にしておけば、バグの心配もなく、快適なブラウジングを楽しむことができます。


2. キャッシュとクッキーをクリアする


あなたがウェブを見て回っている間に、ブラウザは、キャッシュと呼ばれる一時ファイルをディスクに保存しています。これは、ブラウジングを速くするために使われるものです。1度アクセスしたサイトを再訪すると、ブラウザはキャッシュとして保管されていたページを元にサイトを表示し、更新されている部分のみを新たにダウンロードします。そうすることで、ページを読む込む時間が短縮され、結果的に、ブラウジングが速くなります。


とはいえ、時々キャッシュをクリアして、まっさらな状態に戻すことをお勧めします。キャッシュはブラウザが自動的に管理しますが、少し扱いが難しいところがあり、バグや誤作動の原因となることがあります。軽快にブラウジングを維持するために、数カ月おきにキャッシュをクリアしてください。クリアしたばかりのときはページが表示されのるが少し遅くなったように感じるかもしれませんが、キャッシュが保存されていけば、以前のように速く表示されるようになります。



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キャッシュと同じように、たいていのブラウザではクッキーをクリアすることができます。

クッキーとは、ウェブサイトが、あなたが誰であるか、どこに住んでいるのか、どんなウェブサイトが好きなのかなどを、把握するのに使うデータのことで、あなたのパソコン内にファイルとして保存されています。クッキーは無害で便利なものですが、定期的にクリアすることで、破損していたり、もう使われていないデータを一掃することができます。


Chromeでは、[設定]を開き、[詳細設定を表示する]を選択、[閲覧履歴を消去]をクリックします。Firefoxでは、[オプション]>[詳細]>[ネットワーク]でキャッシュを消去できます。Operaなら、[設定]を選び、[プライバシーとセキュリティ]の[閲覧データを消去]をクリックしてください。Safariでは少し複雑な作業となります。[Safariメニュー]から[環境設定]を開き、[詳細]をクリックし、[メニューバーに”開発”メニューを表示]にチェックをつけます。それから、[開発]メニューの[キャッシュを空にする]を選択します。


3. ブラウザをアンインストールして再インストールする


ここまで、拡張機能を削除し、キャッシュをクリアすることで、ブラウザを元の状態に戻す方法について説明しました。ですが究極この方法がブラウザの動作が遅くなるのを防ぐ1番いいやり方です。

いつも使っているブラウザをいったん削除したら、ウェブから最新版を入手し、インストールします。こうすることで、破損したキャッシュや不要な拡張機能を削除できるだけでなく、ブラウザ自体を確実に最新にすることができます。ブラウザを最新版に保つことは、バグを修正し、セキィリティ上の脅威をブロックするのに、とても重要です。最近のブラウザはたいてい、自動で最新版にアップデートするようになっています。それでも、念には念を入れて、ときどきは手動でアップデートすることをお勧めします。



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では、ブラウザを削除するにはどうすればいいでしょうか?

Windowsでは、[設定]の[アプリ]セクションに行き、そこでブラウザプログラムを削除します。macOSでは、アプリを[アプリケーション]フォルダから[ゴミ箱]へドラッグ&ドロップするだけでOKです。ただし、WindowsからMicrosoft Edgeを削除したり、macOSからSafariを削除することはできません。これらのブラウザはOSの一部として組み込まれているからです。また、ブラウザを削除すると、拡張機能やクッキーだけでなく、ブックマークや閲覧履歴も削除される場合があるので注意が必要です。ブックマークをとっておきたい人は、事前にどこかにエクスポートしておきましょう。


ChromeとFirefoxには、ブラウザの「リセット」という便利な機能がありますので、アンインストール&再インストールという作業を省くことができます。 Chromeでは、[詳細設定]の一番下に、[設定のリセット]があります。 Firefoxでは、[メインメニュー]から[ヘルプ]メニューを開き、「トラブルシューティング情報」、次に「Firefoxをリフレッシュする」を選択します。ちなみに、この「リセット」では、閲覧履歴やブックマークは消去されません。


4. タブを管理する


ガラクタを一掃することだけが、ウェブ体験をスピードアップする唯一の方法ではありません。開いているタブをいかに管理するかも、ブラウジングの高速化には重要な要素です。開いているタブの数が多いほど、ブラウザの実行速度は遅くなります。


とはいえ、やるべきことは単純で、開いているタブの数を最小限にするということです。あとで読みたいサイトがあるなら、『Pocket』や『Instapaper』などの「あとで読む」サービスを使うとよいでしょう。または、そのサイトをブックマークに保存しておくだけでもOKです。その場合は、あとで読むサイトを一時的にブックマークするための専用フォルダを作っておくと便利です。



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タブの管理に使える、すばらしい拡張機能がいくつかあります。拡張機能の数は最上限に抑えるべきだとはいえ、これらの拡張機能は使う価値が十分にあるものばかりです。たとえば、Firefoxの『Auto Unload Tabs』は、今見ていないタブを自動的にアンロードして、タブが使用するメモリを節約してくれます。アンロードされたタブを再び開くと、自動でページが更新されます。


Operaなら『Tab Suspender』で同じことができて、Chromeでは『Tab Suspender』のほかに『Tab Wrangler』が使えます。Safariなら、『The Suspender』がシンプルながら必要な仕事を十分にこなしてくれます。


5. そのほかの方法


タブの管理だけでなく、ほかにも、ブラウザの高速化に役立つ拡張機能やアプリがいくつかあります。その多くは、使っていないキャッシュをクリアするなど、上で説明してきたクリーニング作業を効率化してくれるものです。以下で紹介する拡張機能やアプリをいくつか試して、実際にブラウジングが高速化されるかを観察してみるとよいでしょう。


たとえば、Firefoxの『Speed Tweaks』を見てみましょう。このアドオンは、ブラウザを軽量化し、ふだんは隠されている設定項目を変更できるようにしてくれます。Chromeなら、『Clean Chrome』を試してみましょう。閲覧履歴、キャッシュ、クッキーのほか、ブラウザの奥深くに隠れている設定ファイルなど、不要なファイルを削除できます。



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ブラウザをクリーンアップしてくれるアプリもたくさんあります。たとえば、WindowsとmacOSで使える定番で無料の『CCleaner』のほか、macOSの『CleanMyMac』、Windowsの『System Mechanic』などがオススメです。これらのアプリは、ブラウザの不要データを定期的に削除するほか、マシンにインストールされているほかのプログラムを最適化するのにも使えます。


ブラウザを高速化する最後の手段は、コンピューターに届くデータの量を減らすことです。Chromeの拡張機能『Data Saver』は、Googleのサービスを利用して、サイトデータを圧縮してから、あなたのブラウザに送ってくれます。ソーシャルメディア、バンキング、ショッピングなど、HTTPSを使っているサイトは対象外となりますが、データ通信量やページ読み込み時間を大幅に減らすことができるでしょう。


Speed up your web browser with 5 simple tips|Popular Science


David Nield(訳:伊藤貴之)

Photo by Shutterstock.



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