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自分が臭くないかチェックする方法まとめ

自分が臭くないかチェックする方法まとめ

人間の鼻は1兆種類以上の匂いをかぎ分けられますが、自分自身の匂いはあまりわかりません。ですから私たちは気づかずに嫌な匂いを発している可能性が常にあります。自分が悪臭を放っていないか心配な人に、確実に自分の匂いを確認する方法をご紹介しましょう。

鼻を下に向けて自分の体の周りの空気の匂いをしっかり嗅いでも、自分の体臭はわからないでしょう。大丈夫だと思って嫌な匂いを放ちながら過ごしているかもしれません。自分の体臭はどんなに変な匂いがしていてもほとんど気づけないものなのです。鼻の中にある匂いの受容体は、あまりに長い間自分の匂いを受容しているので、それに対してすっかり無反応になっています。基本的に、自分の鼻で自分の匂いには気づけないようになっているのです。

1. 服を脱いで匂いを嗅いでみる

ですから、自分の体臭をチェックするには、自分の服を脱いでその匂いを嗅いでみる必要があります。もちろん職場で服を脱ぐことはできませんが、トイレに入ってやってみることはできます。自分の服を隅々まで嗅いでみて、汗で濡れた部分を探してみましょう。汗がついている部分には悪臭の原因になるバクテリアがいるからです

体臭についてもっとも重要な点は、「少しでも自分で自分の体臭を感じたら、他人はそれよりはるかに強く感じている」ということです。消臭剤をもっと多くつける、ウェットシートで素早く体を拭く、服を着替える、などしてもダメな場合は、問題が解決するまでわきの下に手の除菌ローションをすり込みましょう。消臭剤、香水、オーデコロン、ボディスプレーに関しても同様で、自分につけた香水の匂いを自分の鼻で感知できるなら、周囲の人たちは間違いなくその匂いを感じています。ですから、つけすぎは禁物です。

2. 頭皮を指でさっとこすってみる

悪臭の源は必ずしも汗ばんだわきの下でないこともあります。洗髪の頻度が十分でなかったり、ワークアウトでたっぷり汗をかいた後にドライシャンプーを使うのを忘れたりすると、頭髪が嫌な匂いを発することもあります。自分が通りかかるとみんなに嫌な匂いをまき散らしているのではないかと心配なら、シンプルなチェック方法があります。

まず、お湯で手を洗ってください。そのとき石鹸は使わないようにしましょう。手に石鹸の匂いがつくとこれからすることが台無しになるからです。髪の毛でなく頭皮を何度か指でさっとこすり、指先の匂いを嗅いでみましょう。これで自分の頭髪の匂いが良くわかります。

3. 息の匂いをテストする方法

人と接する前に息の匂いを素早くチェックする方法がいくつかあります。

  • 手を使うテスト:昔からの方法です。手を顔の前にもっていき、ハーッと息を吐いてその匂いをしっかり嗅ぎます。この方法が一番効果的です。ただし、事前に香りの強い石鹸で手を洗ってしまうと、手についた石鹸の匂いをかぐことになってしまいます。
  • 腕を使うテスト: 腕をなめて10秒後にその部分の匂いを嗅いでみましょう。嫌な匂いがしたら、それがそのまま息の匂いです。
  • スプーンを使うテスト:金属製でもプラスチックでも構わないので、スプーンを1つ手に取って舌の裏をそれでゴシゴシこすりましょう。スプーンが少し乾いたらその匂いを嗅いでみてください。舌ブラシやマウスウォッシュを使っていない限り、必ず嫌な匂いはしますが、どの程度の悪臭かがこの方法でわかります。
  • 味覚のテスト:口の中でずっと変な味を感じているなら、もしかすると息が臭いせいかもしれません。何かが唾液に過剰な負荷をかけていて味覚芽が臭いを発している可能性があります。

ニンニクを食べた後は、息がニンニク臭くなっていると思った方が良いですし、コーヒーを飲んだ後は息がコーヒー臭くなり、アルコールを飲んだ後はアルコール臭い息になっていると思った方が安全です。

TIPS:コーヒーを使って嗅覚をリセットする

こうした匂いのテストをしているときは、嗅覚をリフレッシュする必要があります。自分の服、わきの下、指や息の匂いを嗅ぐ前に、何か強くて単純な香りを嗅いで鼻の受容器をそれまで嗅いでいた匂いから解放することで、鼻をリセットする必要があります。デパートの香水売り場にコーヒー豆が常備されているのはそのためです。1つの香水を嗅いだら、コーヒー豆を嗅いで鼻をリセットしてから次の香水を嗅げるようになっています。コーヒーなら誰でも簡単に入手できますし、どんな職場の休憩所にもあるでしょうから、自分の匂いを確認する前にさっと嗅いでみましょう。

しかし、コーヒーも鼻を完全にリセットできるわけではありません。Monell Chemical Senses Centerの心理学者、Pamela Dalton氏はワシントンポストに次のように説明しています

「人間の嗅覚は五感のうちの他の感覚ほどリセットや回復が早くできません。完全に嗅覚をリフレッシュするには、数週間を要します。ですから、休暇から戻ってきたとき家の匂いに気づいたりするわけです。自分の体から離れることはできませんから、自分の匂いを感じられるように鼻の感覚を取り戻すことは不可能です。そうは言っても、絶対に自分が悪臭を放つことがないようにしたいなら、コーヒーで嗅覚をリフレッシュするのは、何もしないよりはマシです。」

最後の手段:信頼できる人に聞く

最後に大事なことですが、誰か信頼できる人に匂いを嗅いでもらい率直に意見を言ってもらうことも一案です。間違いなくこれが最も効果的な方法です。しかし、パートナーや一緒に暮らしている人に頼むのは良くありません。相手もあなたの匂いにすっかり馴染んでしまっているからです。同僚か友人に頼んで正直な意見を聞きましょう。ちょっと怖いですが、効果の程は確かです。

Patrick Allan(原文/訳:春野ユリ)

Illustration by Sam Woolley.
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