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これだけやっておけば気持ちよく使える! 春のパソコン大掃除完全ガイド

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これだけやっておけば気持ちよく使える! 春のパソコン大掃除完全ガイド

Popular Science:自分の家をきれいにしておきたければ、定期的に掃除しなければなりません。愛車がちゃんと走ってくれるためには年に1回は点検が必要です。そして、自分のコンピューターにきびきびと動いてもらうためにもメンテナンスが必要です。そう、年に1度の大掃除をすべきときです。

キーボードを拭くばかりでなく、使用していないアプリ、メモリを占有している用がないファイルなど、システム内のデジタルなゴミをきれいにするポイントを紹介していきます。さっそく始めましょう。

1. 古くなったアプリを削除する

コンピューターに使用していないアプリを残しておくことの弊害は何でしょうか? これらのプログラムは限りのある記憶容量を占有してしまうだけでなく、スタートメニュー項目を上から下まで確認したり、設定ファイルを選別したり、まったく使わないプログラムを更新インストールしたりすることでPCに必要以上に負荷をかけています。

インストールしたアプリの数が少なければ少ないほど、ハッカーが狙ったり、データマイニング企業がデータを得るために使えるアプリは減ることもあり、不要になったプログラムを特定してアンインストールすることには意義があります。その一方で、残すと決めたアプリはきちんと最新バージョンがインストールされているかを確認しておきましょう。

Windowsでは、スタートメニューから設定画面を開き、「システム」をクリックして「アプリと機能」を開きます。サイズや日付順にアプリを並べ替えて不要なものを削除したり、アプリをクリックしたりして削除します。macOSでは、「Launchpad」の中のアプリをクリック&ホールドし、表示される削除ボタンを押します。プログラムによっては、「Finder」の「アプリケーション」フォルダに関連するアンインストールユーティリティ(存在する場合)を使用したり、同じ画面からそのアプリのエントリをごみ箱にドラッグする必要があります。

デバイスの使用に伴って作成されたファイルやOSによって作成された一時ファイル、アプリが適切に消去していないファイルなど、必要のないファイルが蓄積されてしまうのは不可避ですが、それらを把握して定期的に整理・削除することは可能です。

こちらに関しては、WindowsやmacOSに本当に精通していない限り、サードパーティのプログラムの助けを得ることをお勧めします。『CCleaner』(Windows版・macOS版ともにあり)は、無料で使えるクリーニングソフトウェアの1つです。有料ソフトウェアではありますが、『CleanMyMac』(macOS向け)や『System Mechanic』(Windows向け)もおすすめです。

まとまった時間が取れるなら、見返すこともない写真を削除したり、もう役に立ない古いドキュメントやスプレッドシートを整理するといった、単純な整理整頓をしてみるのもよいでしょう。

2. ブラウザの整頓

ブラウザは多くのPCリソースを使用するため、真剣に整理整頓すべきポイントの1つです。前述のCCleanerには、ブラウザが実際には必要としていないファイルを除去するのに有効ではありますが、各ブラウザはそれぞれそうしたファイルを削除するための機能が備わっています。

  • Google Chrome:「設定」から「詳細設定を表示」、「閲覧データを消去する」へ順にアクセスして、キャッシュされたファイル、閲覧履歴、プラグインデータなどを消去できます。
  • Firefox:「設定」から「詳細」を選び、その中の「ネットワーク」をクリックし、「キャッシュされたWebページ」で行います。
  • Microsoft Edge:「設定」から「閲覧データのクリア」を選択します。
  • Safari:アプリメニューから「履歴を消去」を選択します。

必要のないファイルがないか、ダウンロードフォルダをチェックするのもいいでしょう。

同時に、使用していないブラウザ拡張機能の削除は、使用していないアプリのアンインストールと同様に効果的です。ブラウザの能率化が図られ、PCへの負荷を下げ、安全性が保たれます。ブラウザの拡張機能やプラグインのページを開いて、必要のないアドオンがないか確認しましょう。

3. ファイルの保存先をまとめ、スタートメニューやDockを整理する

自分以外に誰もコンピューターを使用しないのに、整理整頓に何の意味があるのかと思っていませんか? すでに申し上げたように、整理整頓することは、使っているOSとインストールされたアプリにとって負担が少なくなることを意味し、自分にとっても、重要なファイルを探す際の時間の節約になります。さらに、すべてがきちんと整理されていれば、ファイルが忘れ去られたり、他のことに利用可能なハードドライブの空き容量が奪われてしまうことも少なくなるでしょう。

指定されたユーザーフォルダ(macOSまたはWindowsの「ドキュメント」など)にファイルを保存すれば、次回すばやくファイルを開く必要があるときにその利点を実感することでしょう。特に、デスクトップにたくさんのファイルやショートカットを作成するのはやめるべきです。画面を表示させるたびに、コンピューターに余計な負担がかかってしまいます。同様の理由から、スタートメニューやDockの整理に時間を使って、本当に必要なショートカットだけを残して、不要なショートカットが残っていないか確認するのも重要です。

『Dropbox』『Google Drive』『OneDrive』『iCloud』などのクラウドサービスは、ウェブ上に保存したファイルをローカルファイルでも保存するか否かを選べる機能を提供しています。この機能を使えば手っ取り早くハードディスクの空き容量を増やし、同時にOSへの負荷を軽減できます。オンライン版を保持し、ファイルのローカルコピーとクラウドベースコピーの両方を同時に削除しないことだけ注意してください。各サービスで、そのやり方の手順(リンク先はDropboxのもの)が紹介されています。

4. 物理的に機器をきれいにする

コンピューターの大掃除に取り掛かかる機会に、同時に物理的な掃除もやってしまいましょう。使用している機器がピカピカで新品のように見えるだけでなく、場合によっては(デスクトップPCの内部がほこりで詰まるなど)将来起こりうる問題を防ぐことができます。必要な道具は安いもので構いません。まず始めにコンピューターの電源を切り、電源コンセントが抜かれているかどうか確認してください。

まずはエアダスターを使い、キーボードなどの汚れを吹き飛ばしましょう。次に、マイクロファイバークロスを使用して、機器とマウスやキーボードを拭き取ります。綿棒もパソコンの掃除道具として便利で、あちこちにたまったほこりを取り除くのに役立ちます。ときには、全体をよりきれいにするために、イソプロピル・アルコールで布や綿棒を軽く湿らせて使うのもお勧めです。普通の水でもかまいませんが、電気製品を扱うので、クロスや綿棒は濡らすのではなく軽く湿らせる程度にする必要があります。デスクトップPCを使用していて、その機器に精通しているのなら、分解して隅々のほこりを完全に取り除くことも可能でしょう。しかし、それは絶対に必要ということではありません。

デジタルおよびフィジカル(物理的)な大掃除が完了すれば、少なくとも来年の同じ時期までは活力を取り戻したパソコンの恩恵を受けることができるでしょう。

Spring cleaning for your computer | Popular Science

David Nield(訳:コニャック

Photo by Shutterstock.
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