漁師や住職が1年間穿き、「リアルユーズドデニム」を作るプロジェクト
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ROOMIEより抜粋:未だかつてこのような製作方法のデニムがあっただろうか......。
新しいデニムにわざわざ穴を開けたり、ウォッシュ加工などのユーズド感を出す加工を施すのはよくある製法で、もはや珍しくない。ところが、一風変わった方法でユーズド感を出したデニムを作る「ONOMICHI DENIM PROJECT」というおもしろいプロジェクトをご存じだろうか。

尾道がある備後地方はデニムの産地。そのデニムと、尾道という街を世界に発信したいという思いが重なりこのプロジェクトが誕生した。
職業で作られるデニムのカタチ

写真を見ると、住職や農家、カフェ経営、海の男たちなど、いろんな職業やライフスタイルの人たちがデニムを穿いている。
このプロジェクトは、それぞれの職業や生活を通してできる"デニムのカタチ"を作るために、新品デニムを1年間穿いてもらうというもの。わざわざ加工するのではなく、自然な加工を作り出すためのプロジェクトなのだ。
漁師・大工・住職・農家・繊維業・飲食業・デザイナー・保育士・大学生など、主に尾道市民が参加する中、なんと市長までも。270人に2枚ずつ総勢540通りのデニムができ上がった。尾道市民の郷土愛の強さが感じれらる。
商品名は穿いた人の職業。ひとつひとつのデニムにつけられたタグには「漁師」「大工」「神父」(!)などと記されており、デニムが完成するまでの1年間を思わず想像してしまう。
デニムがどんな風合いに仕上がっているのかは、以下のリンク先でご覧ください。
漁師や住職が1年間穿き、リアルユーズドデニムを作るプロジェクト | ROOMIE(ルーミー)
(サコウヤチヨ)
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