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ハンドドリップの時間と所作を楽しむ、こだわりのコーヒー・アイテム3品

ハンドドリップの時間と所作を楽しむ、こだわりのコーヒー・アイテム3品

1杯のおいしいコーヒーを飲む。最近では、淹れたての本格的なコーヒーを手軽にコンビニでも買うことができますが、単に味わうだけでなく、ハンドドリップで淹れる時間も楽しみたいものです。

そこで、計量したコーヒー粉をフィルターに入れ、ゆっくりと湯を注いで抽出する、ドリップコーヒーに欠かせないアイテムを、インテリア&プロップスタイリストの窪川勝哉(くぼかわ・かつや)さんにセレクトしてもらいました。

窪川勝哉(くぼかわ・かつや)/インテリア&プロップスタイリスト

160613_sony_soundbar_prof.jpgインテリアのみならずクラフトから家電までプロダクト全般に造詣が深い、男性には珍しいインテリアスタイリスト。雑誌やテレビなどメディアでのスタイリングだけでなく、ウインドウディスプレイやマンションのモデルルーム、イベントのデコレーションなども手がける。2011年渡英。2013年より再び拠点をロンドンから東京に移し活躍中。公式サイト

世界が注目する北欧ブランドが手掛けた、エイジングが愉しめるクリップスプーン

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商品名:「HAY クリップスプーン特 長:50〜60年代の北欧デザインを大切にしながらも、アートのようなモダンなデザインを採り入れた「ネオ・ノルディック」が世界中から注目を集めるブランド、HAY。「クリップスプーン」は、コーヒーの粉袋などが挟めるクリップの先端が1杯約4g(コーヒーの場合)の計量スプーンになっている真鍮色を配したステンレス製の逸品。

窪川氏:2017年1月にパリで開かれたインテリアと雑貨の見本市「Maison & Objet Paris」を見てきたんですが、各メーカーからゴールドの雑貨が数多く発売されていました。それらが示すとおり、今のインテリア・アイテムのトレンドは、ゴールドの素材感をいかした小物を空間のアクセントに使うことなんです。

今回ご紹介する「HAY クリップスプーン」は、そのトレンドを予測するかのようにいち早くリリースされたもので、ステンレス製の素材に真鍮色を施すことで、使っていくうちに劣化ではなく、味わいとしてのエイジングが愉しめるアイテムに仕上げているのが魅力ですね。

僕の場合はコーヒーを淹れるときに使っていますが、料理の計量スプーンとして使ってもいいし、片栗粉の袋を留めるクリップにしてもいいわけで、「HAY クリップスプーン」を使うことで、そのたたずまいがおしゃれになると思います。

プライスも手ごろなので、家具やテーブルウエアなども扱っているHAYを生活に採り入れる入口としてもおすすめです。

置くだけで、カフェインテリアになる、ブリューワースタンド

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商品名:「KINTO SCS S02 ブリューワースタンドセット特 長:日本メーカー、KINTOによるコーヒーウェアコレクションの1品。経年変化が愉しめる真鍮製のスタンドは、カップなど容器の高さによって高低を変えることができる可動式。ウォールナットを使った木台は、コーヒーのシミが付きにくいようにコーティングを施すなど、重厚感だけではなく利便性にもすぐれています。セット内容:スタンド、フィルター、ブリューワー、サーバー、ホルダー。

窪川氏:言ってしまえば、ただのブリューワースタンドなので、これでなくてはいけない理由はどこにもありません。機能性がどうのこうのではなく、気に入ったアイテムを使う、それがすべてです。ただ、ハンドドリップを楽しむなら、淹れる所作や時間、香る空間とたたずまいにもこだわりたいですよね。

「KINTO SCS S02 ブリューワースタンドセット」は、ペーパーフィルターが不要で、ステンレス素材のフィルターは繰り返し使うことができます。また、旨み成分のコーヒーオイルが多く抽出することで、コーヒー本来のアロマが広がるなど、各パーツがしっかりと考え抜かれたデザインになっています。

そして、重厚なブリューワースタンドのたたずまいと、コーヒーがドリップされるのを目で確かめ、淹れ終わったらブリューワーとフィルターをホルダーに置いて、コーヒーの香りと味わいを満喫する。おいしいコーヒーを愉しむだけでなく、空間を引き立てるカフェインテリアとしても、かなり気に入っています。

注ぎやすさを追求したバルミューダの電気ケトル

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商品名:「BALMUDA The Pot特 長:使い心地にこだわり、使うことで新しい体験を感じさせてくれるバルミューダの家電製品。小さくて美しい電気ケトルは、コーヒーや紅茶、日本茶など、日本人のライフスタイルに寄り添うように、注ぎ心地を考え抜いたノズルのデザインに特長があり、また、置いておくだけも様になる、単なる道具の領域を超えたアイテムになっている。

窪川氏:バルミューダは気になる存在の1つですね。トースターや炊飯器など、キッチン家電だけを見ても絶対的な存在感があり、間違いのないモノしか出さない、揺るぎないフィロソフィーが感じられます。

「BALMUDA The Pot」は、撮影などで実際に使ったことがありますが、容量が600mlのコンパクトなサイズ感と、お湯を注ぐスピードや量を手軽に調節できるようにデザインした細いノズルの秀逸さが今回セレクトした大きなポイントです。

実家がレストランで、父親がネルドリップでコーヒーを淹れるのをいつも見ていましたが、高い位置からお湯を注ぐためには何が必要なのか、「BALMUDA The Pot」のデザインに、その答えを見つけることができましたからね。

また、ハンドルにあるランプも特長的ですね。クールな光になりがちなLEDではなく、水を温めるアイテムなので、あえてネオン管にすることで温もりを感じさせてくれるわけです。キッチンに置いてあるだけでもシルエットがキレイで絵になりますよね。

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コーヒーは嗜好品なので、淹れる所作を体験して、味わう時間をゆっくり楽しみたい。そのためには、使い心地はもちろんのこと、置いたままにしておきたい見せるアイテムが最適な選択方法です。格好悪いデザインだとしまいたくなる。しまってしまうと出すのが面倒で使わなくなりますからね。


置いたままにしておけるアイテムこそが、結果的に使いやすい。収納スペースに使わなくなったモノが溢れている現実を考えると、確かにその通りですね。リビングでコーヒーを飲みながら、キッチンを振り返ると今回ご紹介したアイテムが並んでいることを想像してください。今までとは違った雰囲気や気分が感じられませんか。カフェインテリア、ちょっと試してみたくなりました。

(聞き手・文/香川博人、協力/窪川勝哉)

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