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出会いに恵まれる為に大切なのは、「自分のレベル」を上げること

出会いに恵まれる為に大切なのは、「自分のレベル」を上げること

残念な女性は、「出会いがない」と言います。

「会いたいという連絡がちっとも来ない」と言いながら、ひたすら待っています。

この時点で「出会い」という言葉の解釈を間違っています。(中略)みずからアクションを起こさないと、出会いはないのです。

向こうからこちらに来るものに、人間はワクワクしないのです。

受け身としての出会いなのか、自発としての出会いなのかで大きく分かれます。

(「はじめに」より)

こう主張するのは、『出会いに恵まれる女性がしている63のこと』(中谷彰宏著、日本実業出版社)の著者です。ちなみにこれは、人との出会いだけにいえることではないそうです。仕事、趣味、好きなこと、したいことなど、他のさまざまな出会いにおいても、こちらから向こうに行くことによって「ワクワク」が生まれるというのです。

同じ出来事であっても、それが人から勧められたものだとしたら、ワクワクできないということ。だからその出会いは、本当の意味での出会いにはならないという考え方です。

「出会いがない」というのは、「ワクワクする出会いがない」ということです。

自発的に動くことで、ワクワクするのです。

(「はじめに」より)

こうした考え方を念頭に置いて、きょうは第4章「出会う前に『自分のレベル』を挙げておこう。」を見てみましょう。

少数派を攻撃すると、自分が少数派になったとき攻撃される

情報化社会においては、少数派になった時点で攻撃されてしまうもの。しかし、出会いをなくさないためには、少数派を攻撃しないことが大切なのだと著者はいいます。なぜなら、少数派がたくさんいるのが価値観が多様化した社会だから。つまり、明日は自分が少数派になる可能性もあるということです。

そして少数派を攻撃していると、自分が少数派になったときに仕返しされるというのです。しかも少数派は、寄ってたかって攻撃される傾向にあります。だから、攻撃する側には決して入らないことが重要だということ。そういう意味で、少数派を攻撃する話に入らないことが、自分の出会いをなくさないコツにだという考え方です。(178ページより)

出会いに恵まれる女性は、言い訳をいい続けない

著者によれば、言い訳とお詫びは口に出していいものなのだそうです。ただし、どちらもいい続けないことが大切。いつまでも言い訳を続けられると、当然のことながら聞いている側はつらくなってしまうからです。しかも言い訳を続けているということは、前に進んでいないということでもあります。

お詫びの気持ちを込めて「ごめんなさい」と、一度だけ口に出すのは悪いことではないでしょう。しかし、会うたびに「ごめんなさい」といわれると、逆に関係性がギクシャクしてしまっても不思議ではありません。だからこそ、言い訳は1分で終わりにし、お詫びも1回だけいえばいいのだそうです。

何度も言い訳を繰り返すよりも大切なことは、「このあとこうします」という具体的な行動を伝えること。たとえ1回失敗したとしても、本当に重要なのはそれ以降。そのあとの行動次第で、関係が継続することもあれば、より深まることもあるわけです。

そして、失敗したときに、言い訳やお詫びを続ける人は、そのあとの出会いがなくなってしまうというのです。しかも、真面目な人ほどその傾向になるのだといいます。でも、言い訳やお詫びばかりを続けない人にこそ出会いが訪れるのであれば、それは意識しておきたいポイントだといえるのではないでしょうか?(182ページより)

出会いに恵まれる女性は、信じることで時間が生まれる

出会うためには時間が必要ですが、口癖のように「時間がない」を連発し、手帳のスケジュールがびっしり埋まっているような人は、誰のことも信じていないのだと著者は指摘しています。時間は、誰かを信じて任すことによって生まれるもの。しかし、相手を信じていないから時間を奪われるということです。

これは仕事にもいえることで、上司が部下に仕事を任せる場合も、部下を信じることで時間が生まれるのだといいます。だから結果的に、出会えない人には時間がなくなってしまうということ。部下、上司、同僚、お客様などまわりの人たちを信じていないと、自分が動かざるを得なくなります。その結果、自分の時間が奪われてしまうわけです。

時間のある人とない人との差は、「他者を信じているかどうか」。「信じても大丈夫でしょうか」とくよくよする人は、信じていないということ。でも信じていれば、くよくよすることはないわけです。

「騙されていい」と思っていることが、「信じている」になるのだとか。確認のために自分の時間を奪われない人に、出会う時間が生まれるのだと著者は記しています。(184ページより)

出会いに恵まれる女性は、本と体験の話ができる

出会いに恵まれるためには、最初の会話が大切。そして最初の会話に用いられるソースには、1.「ネット上の話題」、2.「本と体験の話題」があります。1.は、ワイドショーなどテレビの話題もすべて含むもの。対する2.は、「こんな本を読んだ」「先日こんなことをしてきました」という話ということになります。

重要なポイントは、みんなと違う話題が出てきたときにこそ、人は「おもしろいな。この人の話をもっと聞きたいな。また会いたいな」と思うものだということ。そのため、1.と2.の間に大きな差が生まれるわけです。

ネット上にある話題は、多くの人の目に触れているものですから、かぶることがよくあります。本人が、自分が知っていることを他の人は知らないと思っていたとしても、現実的にそんなことはないわけです。情報化社会においては、1人が見ているものは全員が見ているものだといっても過言ではないから。

その点、かぶることがないのが本と体験の話。本は無限にあるといっても過言ではなく、体験はその人にしかないものだから。そこで、人と話すときのネタは、本と体験にすればいいのだと著者はいいます。逆にいえば、ネット上にある話題を口にした瞬間に、「この人はどこにでもいる人だ」というような見方をされ、チャンスがなくなるということ。たしかに、自分で選び、自分で読んだ本の話題と、誰の真似でもない体験の話ができる人は魅力的です。(193ページより)

出会いがないのではなく、レベルが追いついていないだけ

「出会いがない」と口にする人は、まだそのレベルに達する準備ができていないのだと著者は指摘しています。そこで重要な意味を持つのが出会う前に、まずレベルを上げて準備を整えておくこと。そうすれば、出会いは自動的に生まれるものだといいます。

出会いが足りないのではなく、自分の準備が足りていなかったり、レベルが上がっていないのだということ。レベルが上がっていない状態で出会うと、「この人はまだだな」と思われてチャンスを失うこともあるかもしれません。

大切なのは、まず自分のレベルを上げて、「また会いたい」と思ってもらえる人になってから出会うこと。「自分に出会いがないのは、出会いの場が少ないからだ」と考えるのは、間違っているということです。

出会ったとしても、「また会いたい」と思ってもらえるだけの魅力が備わっていなければ、次に会ってもらうことは困難です。それどころか、中途半端な状態を続けるほど、出会いに恵まれなくなるのだといいます。一方、出会う前に自分のレベルを上げた人は、出会いのチャンスを逃さないというのです。(196ページより)


なにも行動を起こさず、ただ思い悩んでいるだけでは、たしかに時間が過ぎて行くだけ。能動的な自分になりたいという人は、本書からヒントを探してみるのもいいかもしれません。

(印南敦史)

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