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AmazonはVRショッピングを構想中?求人リストを発見

AmazonはVRショッピングを構想中?求人リストを発見

Inc.:ネットで買い物をしたはいいけど、自宅に届いた商品を見てガッカリ...という経験が、誰にでもあるのでは? おそらく、実店舗で買い物をする最大の利点はここにあります。商品を直に見ることができるということです。Amazonはどうやら、バーチャルリアリティを使って、この不確実性を取り除こうとしているようです。 Amazonの製品検索を担当する「A9」チームの求人リストに、VR(仮想現実)のクリエイティブディレクターが追加されています。この求人を最初に見つけたのはVarietyでした。(※ 1月30日現在、この求人は削除されています)

「AmazonのVRソリューションの未来を構想し、クリエイティブチームとテクニカルチームを率いて、感動的で世界レベルの体験を生み出すこと」が役割だと求人ページには書かれています。また、この職務は「Amazonにおいて、商品のストーリーをVR媒体を使って顧客に伝える方法」を理解していることが求められるとあります。実際にどういうものをつくろうとしているかはさまざまに解釈できますが、ジェフ・ベゾスの会社が、顧客が「購入」をクリックする前に、VRで商品を見たり体験したりできるようにするつもりであることは推測できます。

Amazonは販売部門に問題を抱えているわけではありません。2015年には1070億ドルの売上を達成しています。2016年の収益はまだ公表されていませんが、ホリデーシーズンの売上は過去最高だったという話です。

もっとも、AmazonがVRに投資するのはこれが初めてではありません。2016年11月には、同社のプライム・ビデオ・サービスを支える制作会社Amazon Studiosが、トライベッカ映画祭のディレクターだったGenna TerranovaをVRコンテンツの開発リーダーとして雇用しています。

ほかの大手テック企業も、近年、VR技術にぞくぞくと投資を行っています。2014年、FacebookはOculusに20億ドルを投資、昨年、ゲームマニア向けのヘッドセット「Oculus Rift」を600ドルでリリースしました。Googleは、安価なVRビューア「Cardboard」を発売するほか、最新のスマホ「Pixel」と連携できる79ドルのヘッドセット「Daydream View」を11月にリリースしています。Appleは最近、いくつかの特許を申請し、VR関連の人材を雇用していますが、その目論見はまだ公にされていません。

Amazonの本社はシアトルにありますが、VR関係の求人情報には、A9チームが拠点を置くパルアルトが勤務地として記載されています。

Coming Soon to Amazon: Shopping in Virtual Reality?|Inc.

Kevin J. Ryan(訳:伊藤貴之)

Photo by Shutterstock
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