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辛いものを食べるとなぜ気分がアガるのか

辛いものを食べるとなぜ気分がアガるのか

辛い食べ物を食べているときに、楽しい気分になったことがあるなら、それは気のせいではありません。唐辛子を辛くする化合物「カプサイシン」の作用で、脳内に化学物質が放出され、それが気分をハイにさせているのです。

ノースウェスタン大学の雑誌でブログの『Helix』は、辛味とは味覚ではなく、カプサイシンが引き起こす感覚であると説明しています。ごく単純化して言えば、カプサイシンが、脳に痛みのメッセージを送るわけです。脳はその応答として、エンドルフィンとドーパミンを放出します。

Helixはさらに詳しく、次のように解説しています。

カプサイシノイドによって生成されるメッセージの1つは、疼痛シグナルを伝達するサブスタンスPである。

脳はこれに対し、エンドルフィンとして知られる別のタイプの神経伝達物質を放出することによって応答する。 エンドルフィンの放出は、神経が痛みの信号を伝達するのをブロックすることで痛みを緩和するという、人体がもとから備える機能である。また、エンドルフィンとともに、報酬と快感の感覚をもたらす神経伝達物質であるドーパミンが放出される。

こうして、人によっては、辛い食べ物を大量に食べているときに、「ランナーズハイ」に似た陶酔感がもたらされることになる。

要するに、辛い物を食べたあとに気分が高揚するのは、カプサイシンのおかげだということです。下のリンクから、Helixの記事の全文を読むことができます。

THIS IS YOUR BRAIN ON CAPSAICIN | HELIX

Kristin Wong(原文/訳:伊藤貴之)

Photo by PIXTA.
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