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Macの空き領域を増やす、 3つの無料ディスク解析ツール

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Macの空き領域を増やす、 3つの無料ディスク解析ツール

MakeUseOf:お使いのMacBookにソリッドステートドライブ(SSD)が搭載されているという人も多いでしょう。SSDは以前のハードディスクドライブ(HDD)よりはるかに高速ですが、スピードと引き換えに失ったものがあります。それは、ストレージ容量です。

そのため、外付けドライブを使用しつつ、定期的に空き領域を増やさなければなりません。iMacやMac Proを併用しており、テラバイト単位のストレージ容量がある人もいるかもしれませんが、それでもストレージの使用状況を知ることができれば便利ですよね。

それでは、ストレージを解析、視覚化、整理し、空き領域を増やすのにおすすめのツールをいくつか紹介したいと思います。

選ばれなかったアプリケーション

まず、おすすめに選ばれなかったアプリケーションをいくつか挙げ、その理由を説明しましょう。なかには、前回同じテーマを扱った記事でおすすめに選んだものも含まれます。ストレージの管理といえば、ディスク内の視覚的な「マップ」を作ってくれる「Disk Inventory X」がかつては定番でした。しかし残念ながら、こちらは2005年からアップデートされていません。今でもいちおう使用できますが、「macOS Sierra」上ではいくつか奇妙な挙動が見られます。

WhatSize」(30ドル)は良さそうな有料ツールですが、値段が高過ぎます。高機能でSierraにも対応していますが、無料で手に入るツールがあることを考えると、30ドルはやはり法外な価格です。無料の試用版をダウンロードし、本当に30ドルの価値があるかどうか確かめてみるとよいでしょう。

無料アプリケーション「JDiskReport」もおすすめから外しました。「Java実行環境」(JRE)のインストールが必要だからです。JREは必ずしも悪いものではありませんが(Javaのイメージ悪化を招いているのはセキュリティに問題のあるJavaのブラウザ拡張機能です)、わざわざJavaをインストールしなくても、同じような機能を持つアプリケーションがほかにあります。

それでは、いよいよおすすめのツールを以下にご紹介します。

macOS Sierraの「ストレージ管理」機能

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Appleは以前から、ディスクスペースの使用状況を簡単に視覚化する方法を提供しています。「Apple」メニューから「このMacについて」を選択し、「ストレージ」タブをクリックしてみましょう。大まかにではありますが、「書類」、「App」、「写真」、「メール」などによる使用状況が表示されます。Sierraでは、この画面の「管理」ボタンをクリックすると、もう少し詳しい内容を確認できます。

この「ストレージ管理」ツールには、他のアプリと同様に「Spotlight」検索から、または「アプリケーション」>「ユーティリティ」フォルダーからアクセスすることもできます。この管理ツールからは、古いファイルを自動で削除する「ストレージを最適化」や「iCloudに保存」など、Sierraを代表するいくつかの新機能が利用できます。

「iCloudに保存」機能は、めったに使わないファイルやフォルダーをiCloudのストレージに保存し、コンピューターの空き領域を増やすというものですが、この機能は避けた方が賢明でしょう。特に、「Logic Pro」や「Final Cut Pro」などのプロフェッショナル向けアプリケーションを使っている場合は、手を出さないのが無難です。その代わり、「ストレージ管理」ツールを使って、「App」、「書類」、および「写真」、「メール」、「GarageBand」といった主要アプリケーションのファイルをリストアップする方法があります。

これは空き領域を視覚化する優れた方法とは言えませんが、ファイルにカーソルを合わせ、「×」をクリックすれば、その場でファイルを削除できます。虫眼鏡のアイコンをクリックすれば、「Finder」の表示に切り替わります。また、ストレージ最適化の「おすすめ」方法に表示される「ゴミ箱を自動的に空にする」、「不要なファイルを削除」機能を有効にして空き領域を増やすこともできます。もっと大胆に行きたい人は「Automator」を使ってみましょう。めったに使わないファイルをFTP経由で、またはローカルネットワークドライブに転送できます。

GrandPerspective

「GrandPerspective」ツールは「SourceForge」のプロジェクトページから無料でダウンロードするか、または1.99ドル支払って「Mac App Store」から入手できます。開発者によれば、「どちらで入手しても同じアプリケーション」ですが、1.99ドル支払うと開発を積極的に支援することになるそうです。

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現在も積極的な開発が続いており、Sierraを含む最近のMac OSにもしっかり対応しています。基本的には、Disk Inventory Xに代わるツールであり、ファイルが色分けされたブロックとして表示されます。これらのブロックはフォルダーとサイズで分類されるため、どのファイルやフォルダーが多くの容量を使っているかが一目でわかります。

ファイルを選択して「Reveal」(表示)をクリックすると、Finderでファイルが表示され、そこで削除できます。マップの「Zoom」(拡大/縮小)機能もあります。ドライブ全体をスキャンすることも、任意のフォルダーだけをスキャンすることも可能です。ドライブ全体のスキャンは時間がかかる場合があり、すべて終わるまで結果を見ることはできません。

まとめ:使用状況の視覚化に優れる。便利なメニューオプションから再スキャンを実行可能。

OmniDiskSweeper

「OmniDiskSweeper」の最後のアップデートは2013年ですが、幸いSierraでも問題なく動きます。シンプルで軽いインターフェースを使って、ファイルやフォルダーをサイズごとに一覧表示できます。ドライブ全体、外付けドライブ、任意のフォルダなど、スキャンの範囲を自由に指定できます。視覚的なマップ表示はなく、一覧表示のみです。

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インターフェースはシンプルですが、ファイルはその場で削除できます。また、スキャンの完了を待つ必要はなく、スキャン開始直後から結果が順次表示されます。

まとめ:容量の大きいファイルやそれを含むフォルダーを見つけられるシンプルなツール。無料で期待通りの仕事をしてくれる。

DiskWave

「DiskWave」は2012年からアップデートされていませんが、OmniDiskSweeperと同じくSierraでも問題なく動作します。ただし、今ではインターフェースがやや時代遅れに感じます。Finderに似た一覧表示で、容量の大きいファイルやフォルダーが抽出されます。これらは名前またはサイズ順に表示することができます。

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左側の列に、すべてのドライブと接続機器、および「ホーム」や「書類」などのよく使うフォルダーがいくつか表示されます。アプリケーションを立ち上げるとすぐにスキャンが始まり、任意のドライブやフォルダーで結果を絞り込めます。ファイルの削除は「Trash」ボタン、Finderで表示するには「Reval」(おそらく「Reveal」(表示)の意味)ボタン、ファイルのプレビューは「Quick Look」ボタンです。

まとめ:無料アプリケーションとしては悪くないが、筆者としては、軽い使用感でファイルをサイズごとに表示できるOmniDiskSweeperのほうが高評価。

有料アプリケーション:「DaisyDisk」(10ドル)

「無料」アプリケーションをご紹介する記事ですが、有料アプリケーションからも1つ取り上げるとすれば、おすすめなのは「DaisyDisk」です。10ドルと手ごろな価格ながら、ごくシンプルなタスクを見事な方法で視覚化してくれます。

DaisyDiskの色鮮やかなインターフェースは、ディスクスペースの使用状況を円グラフで表示します。内蔵ドライブ、USB接続の外付けストレージ、または任意のフォルダーを選んで解析できます。有料アプリケーションのため十分なメンテナンスが行われており、Sierraにも最適化されています。

まとめ:上記の無料アプリケーションでは満足できない人におすすめ。ホームページに無料の試用版あり。

空き領域を増やすためのアドバイス

Macのぜい肉を落とすことに苦労している人は、Macの空き容量を増やすヒントをたくさんご紹介しているこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。バックアップを外部に保存したり「写真」や「iTunes」のライブラリをメインのディスクから移動したりすれば、状況が大幅に改善するでしょう。状況がよほど深刻なら、ストレージの追加を検討してもいいかもしれません。

3 Free Apps to Analyze & Inspect Your Mac's Hard Disk Space|MakeUseOf

Tim Brookes(原文/訳:米井香織/ガリレオ)

Photo by Shutterstock
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