これで長持ち!お気に入りのニットを長く愛用するために知っておきたい5つのこと
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メンズファッションライターの丸山です。これから本格的な寒さが2月ごろまで続きますね。冬に欠かせないアイテムといえば、やはり暖かいニットですよね。季節感が出るので私も大好きなアイテムです。でも、毛玉ができやすいし、なんだかんだニットって1シーズンしか着られないよね...と思っている方も多いのではないでしょうか。実は普段の生活を少し気をつけるだけでお気に入りのニットが格段に長持ちします。
せっかく高級なニットをきてもヨレヨレかえって減点になっちゃいますよね。さっそく5つのポイントを見ていきましょう。
1. ハンガーにかけて保管しない

ニットは編み物なので、ハンガーにかけて長時間吊っておくと網目が伸びて風合いが変わってしまいます。クタッとしてしまうので要注意。特にゲージが低いニット、網目が粗めのニットは顕著に影響がでるので気をつけましょう! やはりきれいにたたんで収納がベストです。
2. 連日着ない

意外に思われるかもしれませんがニットは少なくとも間1日置いてあげるだけで毛の状態が落ち着くので毛玉ができにくくなるんです。お気に入りともなるとついつい毎日着たくなりますが、ローテーションを考えましょう。どうしてもできてしまった毛玉は小さなハサミか毛玉取りブラシ、または細かいゲージのニットなら剃刀で毛玉を切り落とすとよいでしょう。

手でむしるとその分毛足がひっぱられて出てきて、そこが毛玉になりやすくなってしまいます。手がすべると網目をきってしまいかねないので慎重にやってくださいね。
3. 洗濯機に放り込まない

これは確実にアウトなのですが、面倒くさいとついやってしまいがち。ですが、一発で型崩れします。専門のクリーニングに出すか、ドライマーク専用の洗剤で洗面器の中で手洗いしましょう。お湯の温度など詳しいことは「品質表示タグ」を見るとわかります。シルクやカシミアなどデリケートな素材が使われているものは専門のクリーニングしかできない場合もありますので要注意。
どうしても時間が無いので洗濯機で...というときはせめてネットに入れてドライマーク専用の洗剤を使って、必ず洗濯機の設定を「ドライ」にしましょう。通常の設定にすると脱水中にニットが伸びて型崩れの原因になります! ドライコースで洗濯が終了したらニットはハンガーにかけず、かならず平置きにします。
4. 頻繁に洗いすぎない

着用頻度にもよりますが、1シーズンに3回くらい洗うのがオススメです。あまり頻繁に洗いすぎると毛が抜けて生地が痩せてしまったり、と風合いが損なわれることがあります。
そして、収納する前には1〜2日風通しのよいところに置いておくことをオススメします。こうすることで直前に洗わずにタンスにしまっても、食べ物や香水などの匂いがついたままにならず来シーズンも気持ちよく着られるでしょう。
5. 汚したらすぐに手入れする

食べこぼし等の汚れがあると虫食いになりやすいので、汚れはかならず落としてから収納しましょう。特に、「濃い色のニット」は要注意。ニットに虫食いの穴が空いてしまった場合、修理は可能ですが、穴の補修はカケハギ(糸の差し込み)と違い、補修の跡が目立ちやすいです。
ニットに使われている素材はウールなど自然に撥水性のある素材が多いのでこぼしてすぐならティッシュでその部分をつまむようにふき取るだけでシミになるのを防げます。
最後にちょっと使えるおまけを!
大切に扱ってもどうしてもニットの「袖」の部分って着ていると伸びてしまいますよね。そんなときはスチームアイロンを伸びてしまった部分だけにそーっとあててみてください。そうすると完全にとはいかないまでもかなり元の状態に近くもどります(高級品にはあまりオススメできません)。

ニットを長持ちさせるお手入れのコツ、実はこんなにあったんだ...と読んでみて思った方も多いのではないでしょうか。ちょっとのこころがけでお気に入りのニットが長く愛用できたら嬉しいですよね!
03-3404-3221(代表)
email:giminf@gim.co.jp

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