
お米半合、ご飯1膳。お米は量った分量から出来上がりのボリュームが想像しやすくていいですね。その点パスタは難しい。はかりにおとなしく乗ってくれはしませんから、こんなもんかなとフィーリングで分量を決めることになる。すると、パスタが少なくてソースが余ったり、パスタが余って間の抜けた味になったりします。
このくらい、でジャストな分量をはかり取る感覚を養うためにも、パスタメジャーを使うのがいいでしょう。パスタメジャーというと、サイズの異なる穴がいくつか並んだ製品が多いですが、Joseph Josephの『スパゲッティメジャー』には1つしか穴がありません。カメラレンズなどに使われる「絞り」の機構を利用することで、コンパクトなサイズながら4人前まで量ることができます。

1から4まで0.5刻みで控えめなクリック感がありますが、必要であれば「1.5と2のあいだ」のような量りかたも可能。
めんの分量がぶれることなく、毎回同じぶん茹で上がる。味付けも思うようにできますし、上達にもつながります。フィーリングに頼るのも良いですが、キチッと量って、腕を磨いて、美味しいパスタを食べましょう。

Joseph Joseph | spaghetti measure
(西村おきな)
西村おきな
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