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我が子に「お金との上手な付き合い方」を教える7つの方法

我が子に「お金との上手な付き合い方」を教える7つの方法

私たち大人はこれまでの人生経験から、お金の管理法や賢い使い方を学んできました。では、自分の子どもたちにも、同じように行動するように教えているでしょうか?

お金に関する話題は大人の専門領域のように感じられるかもしれませんが、お金との付き合い方を教えるのに早すぎることは決してありません。

まだ小さな子どもが相手であれば、できるだけわかりやすく教えたいと思うのが親心でしょう。いずれにせよ、早いうちから教育を始めれば、お金の価値や予算内でやりくりするための基礎を学ぶのに役立ちます。早く始めておけば、少し大きくなったころには、そうしたスキルがすっかり身についているというわけです。

とは言っても、どこから手をつけたら良いかわからない親御さんもいるでしょうから、教える上でのコツをお教えしましょう。この記事では、お子さんが幼いうちから賢くお金と付き合えるように、やりくりの仕方を身につけ、お金の価値を知ってもらう方法について、7つのポイントに絞って説明します。

1. 子どもに小遣いを与え、自己管理させよう

高校生になれば夏休みのアルバイトをする子もいるでしょうが、もっと年齢が下の子どもの場合は、親から小遣いをもらう以外には収入を得る手立てがありません。小遣いには、家事の手伝いの見返りとして与える(大人が働いて賃金を得るのにならったやり方)、無条件に与える(自分で管理するお金を確実に渡すためのやり方)、さらにはこの2つを組み合わせるという方法が考えられます。どういった方法をとるにしても、お子さんに自分のお金を持たせることが、お金との付き合い方を教える最初のステップになります。

小さな子どもなら、あげたお小遣いを中身の見えるビンに入れておくのも、今どれだけのお金があるのかが一目でわかるので、有効な手段です。あとは子どもが10代になったタイミングで、本人名義の銀行口座を作り、お金の管理を任せると良いでしょう。

2. やりくりの基本を教えよう

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自分のお金を手にした子どもは、使い方を自分で決めなければなりません。ここが貯金の価値について話をするタイミングです。

例えば、子どもがもらうお小遣いが週500円で、欲しいおもちゃが4000円だったとしましょう。この場合、今すぐこのおもちゃを手に入れるのは無理ですが、毎週もらえるお小遣いをコツコツ貯めていけば、あとで買うことはできます。これこそ、お金を貯めておくことの意義を端的に示す例といえるでしょう。

小さな子どもにお金のやりくりや貯金の価値を教える手段としては、『セサミストリート』のエピソードにも、わかりやすい説明があります。これはお小遣いを1つのビンにまとめて入れるのではなく、いくつかのビンに分けて入れるというものです。1つはすぐに使うお金、もう1つは貯金、そしてもう1つは寄付する分(これは任意の用途でかまいません)といった具合です。

親は正しい使い方ができるよう導きつつも、どれだけ使ってどれだけ貯めるかは子ども自身の判断に任せましょう。

子どもの成長につれて、お小遣い帳を導入し、予算を数字で管理するようにしましょう。形式はデジタルなスプレッドシートでも、ノートに金額をつけていくのでも、どちらでもかまいません。

今手元にある金額と、入金元、使い道を記載させましょう。こうしておけば、残高の管理方法が身につきますから、子どもが自分名義の銀行口座を持ったあとも安心です。

3. 何を手に入れるにもお金が必要なことを子どもに理解させる

子どもは、自分が買いたいものの価格との比較で、もらえる小遣いの価値を知る必要があります。子どもが新しいおもちゃを欲しがった時には、親はその値段を指摘し、いくら払わないと手に入らないかを教えてあげてください。

子どもが自分の小遣いで何かを買う時は、そのプロセスを目に見える形にしましょう。ビンからお金を取り出し、お店に持って行き、レジの人に手渡す、といった流れですね。これなら、ビンに貯めていたお金は減り、それと引き換えにおもちゃやその時子どもが買いたかったものを手に入れたことが、目で見てハッキリわかります。

小遣いの使い道は子ども自身が決めることですが、優先順位のつけ方を教えてあげるのも親の役目です。

貯めていたお金すべてを1つのものに注ぎ込んでしまうと、そのあとに何か別のものが欲しくなっても買えなくなってしまいます。欲しいものを全部買えるだけのお金がない以上、自分にとって一番大事なものは何かを判断する必要があります

さらに子どもが大きくなるにつれて、出費に関してより責任を持たせるようにしましょう。例えば、高校生になったら、自分が使う分の交通費や携帯電話代を払わせる、といったことです。

これは、これまでの小遣い管理以上に厳しい判断が要求される場面です。特に、欲しいものとどうしても必要なものを区別して考えなければいけない点が大変です。高校生であれば、新しい靴が欲しいけれど、アルバイト先に行くための交通費はどうしても必要だ、といった判断を迫られるわけです。

4. 「賢い買い物」のやり方を示す

何を買うにもお金がかかるとはいえ、出費を抑える選択肢は存在します。ノーブランドの商品を買うことから販売価格の比較まで、大人はできるだけ少ないお金で求めるものを手に入れられるよう、最大限の工夫をしています。これを応用して、子どもの小遣いの使い方についても指導できるはずです。

子どもが新しいおもちゃを買いたがった時には、小売業者の販売価格をチェックして、一番安いのはどこかを確かめるように促しましょう。あるいは価格比較サイトを見る方が手っ取り早いかもしれません。

さらにはセールやクーポンについても話をし、多少待っても小遣いのお金をさらに有効に使える手段があると教えてあげると良いでしょう。

こうした知識も、子どもが優先順をつける習慣を身につけるのに役立ちます。欲しいものを今すぐ定価で買うのと、セールになるまで待ってお金を節約するのとでは、どちらが良いのでしょうか? 子どもは手元に残るお金が増えればうれしいでしょうし、限られたお金をどう活用するかを学ぶこともできます。このスキルはのちのち役立つはずです。

5. 子どもに決断を任せ、ミスを許容すること

小遣いの使い道については、親はあくまで助言にとどめ、こと細かに口を挟むのはやめましょう。子ども自身にお金の使い方を決めさせるのが肝心です。

その間にミスを犯すこともあるでしょうが、あとになって失敗するより早いうちにつまずいてそこから学ぶ方が、長い目で見ればその子のためになります。

6. クレジットカードについても基礎知識を教えよう

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レジットカードは便利なツールですが、ついつい使いすぎてしまいがちです。子どもにクレジットカードの勧誘が殺到する前に、カードや金利の仕組みについて説明しておきましょう。

気をつけるべき点を前もって知っておけば、カード債務が膨らんで収拾のつかない事態に陥ることを避けられるはずです。

7. 親がお金の使い方で手本を示す

子どもは親の行動を見ているものです。ですから、子どもたちに賢いお金の使い方を教えるなら、親自身も賢く行動してください。

お金の使い方を学ばせる方法の1つとして、親がお金に関して何かを決める際に、子どもにも決断に参加してもらうのも良いでしょう。これなら、親がどのような考えで最終的な決断に至ったのか、その道筋を子どもも知ることができます。

例えば、子どもが欲しいものを「お金がないから買えない」と却下しておきながら、新しいテレビを買う親は、子どもに相反することになります。でも、親も家族みんなを喜ばせようと、新しいテレビを買うのにお金を貯めていたということが伝われば、子どもも納得してくれる可能性は高まるはずです。

親から見た子どもの成長度にしたがって、お金の使い道を子どもと相談するのも良いでしょう。貯めたお金を使って次に新しいテレビを買うのか、ビーチに家族旅行に出かけるのかといった事柄を、子どもと一緒に決めていくわけです。

7 Ways to Teach Kids How to Manage Money | DealNews

Elizabeth Harper(原文/訳:長谷 睦/ガリレオ)

Photo by PIXTA
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