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HOW I WORK

一見つまらなそうなことをどれだけ楽しめるか? 社会起業家・牧浦土雅さんの仕事術【ライフハッカーが選ぶ、2017年の活躍に注目したい人々】

一見つまらなそうなことをどれだけ楽しめるか? 社会起業家・牧浦土雅さんの仕事術【ライフハッカーが選ぶ、2017年の活躍に注目したい人々】

今年のライフハッカー[日本版]の新年特集は「HOW I WORK」特別編です。2017年の活躍が楽しみなクリエイターやビジネスパーソンの方々に、独自の仕事術やお気に入りのビジネスツール、今年の活動テーマ等をお聞きしました。この記事で紹介するのは、社会起業家の牧浦土雅さんの仕事術をお聞きしました。

牧浦土雅(まきうら・どが)

社会起業家。2012年秋から東アフリカ、主にルワンダで国際協力機関と農民とをつなげるプロジェクトを牽引し、2014年1月には、TED『世界の12人の若者』に選出。その後、タイを拠点としたデータ事業「Personal Data Bank」の立ち上げ、現在はIT教育サービス「Quipper」の世界展開にも従事。

居住地:フィリピン、シンガポール 現在の職業:Needs-One Co.,Ltd. Co-founder 現在の携帯端末:Galaxy S7 edge と BlackBerry Priv 現在のPC:MacBook Retina 12 inchとLet's note

1. 「これがないと生きられない」アプリ/ソフト/道具は何ですか?

トライアスロンのためのトレーニングの際に身につけている、GARMINのスポーツウォッチ「ForeAthlete 920XTJ」です。ランニング距離、GPS、水泳距離、バイク走行距離、消費カロリーなどが測定できるので毎回つけてます。

2016年だけで100回弱飛行機に乗っていますが、機内では、「Kindle Paperwhite」に溜め込んだ本や搭乗前に「Pocket」に保存した記事を読むか、Boseのノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン「QuietComfort35」で音楽を聴きながら寝ています。

日常使いのアイテムとしては、日本語と英語のニュースを毎日チェックするために「LinkedIn Pulse,」「NewsPicks」を愛用しています。いずれも、専門家や一般人のコメントが見られるので勉強になります。また、常に7~8つほどのプロジェクトが同時進行しているので、タブ切り替えでチームと意思疎通が図れる「Slack」は便利ですね。

2. 仕事場はどのような環境ですか?

フィリピン・マニラのマカティというビジネスの中心地にある高層ビルの23階に仕事場があります。パートタイマーを合わせて80名弱のスタッフが働いていますが、営業やコンテンツ制作チームは外にいることが多いので、オフィスにいるのは常時20人ほどでしょうか。1つの大きな部屋にエンジニア、カスタマーサポートなどいて、最近は入りきらなくなったスタッフが隣の部屋へ移動。ほかに、10人と30人ほどが入る2つの会議室を利用しています。

オフィス勤務の人は、毎日出社して仕事をしています。文化的にフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを重視します。私の場合はフリーアドレスなので、毎日違う場所で作業して、違うジャンルのチームとランチに行くようにしています。まぁ、盛り上げ役ですね(笑)。

3. お気に入りの時間節約術は何ですか?

しょうもないことですが、前述の通り、飛行機での移動が多いので、荷物は極力少なくしています。荷物チェックの時間や、荷物を預けなければ、地味に時間を節約できますからね。日常的なシーンでは、ジムではスイム道具やランニングシューズを預けています。ウェアもジムで洗ってくれるので、出かける前の荷造りが不要。何も持たずにトレーニングをはじめられるので、時間の節約につながっています。

4. 愛用している、仕事をうまく進行させるためのツール(ToDoリスト、アプリ、道具など)はありますか?

モレスキンの「A4方眼ノート」です。アイデアやミーティングのメモ、プレゼン資料の下書きや骨子、落書きなどを書きまくっています。個人の中長期的目標や、やりたいことなどもメモしているので、多くの仕事が、このノートからはじまっているとも言えますね。

5. 携帯電話とPC以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

指輪型のプレゼン用ポインター「フィンガープレゼンター」です。プレゼンのときによく手を使ったり、体を動かしたりしますが、マイクとポインターを左右の手で持つと、自分なりのジェスチャー・表現ができません。指輪型のポインターなら、楽に手を動かせるので日々仕事する上では必須ツールだと思います。

6. 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

オフィスにいる際は、ほかのスタッフの声を聞きたいので聴いていませんが、1人で移動中のときや家では、クラシックやR&B全般を聴いています。Avicii(アヴィーチー)とベートーベンが好きです。

7. 仕事において役に立った本、効果的だった本は何ですか?

京セラの創業者、稲盛和夫さんの『生き方』(サンマーク出版)。仕事というか、自分の人生そのものに影響し、バイブルとして日々読み返しています。

8. 現在、どんな本を読んでいますか?

人間の心理に深く入り込んだ1冊。長年愛した女性が突然バス事故でいなくなったら、人はどう人生を取り戻していくのか。

ゲノム編集を道徳面、倫理面を考察した1冊。タイムリーなトピックで影響を受けます。

  • Shrill』(著:Lindy West、Quercus Publishing)

太っている自分が世間からバッシングされたり、ハラスメントされたりする現状をすべてユーモアに変えてしまう1冊。

1人のシベリア抑留者の人生から、戦争前後の日本の軌跡がわかり、考えさせられます。

9. 睡眠習慣はどのようなものですか?

朝型です。3時30分起床、21時までにはできるだけ寝るようにしています。平日に会食がある日はさすがに21時を超えますが、起床時間を6時以降にすることは滅多にありません。

10. 仕事をよりよく進めるために「習慣」にしていることはありますか?

ジョークを言うことですね。やはり笑いは一発で場を和ませます。東南アジアで仕事をしていると、どうしても日本人というだけで敬語を使われたり、sirと呼ばれたり、真面目になりすぎたりします。相手の本音と建前をしっかりと聞き、フランクな関係性を築くために上下関係の壁を壊す努力を日々しています。言い換えると、チームのみんなで楽しむことですかね。

11. いまお答えいただいている質問を、あなたがしてみたい相手はいますか?

v-cube代表の間下直晃さん。テレビ・web会議システムを提供する会社の代表で、アジア圏を主に世界中を飛び回っているのはFacebookのチェックインから日々見ています。よく間下さんが役員会をオンラインで参加する写真があがっていますが、どうやってスタッフとコミュニケーションをとり、睡眠をとっているのか、時間の使い方が非常に気になります。

12. これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください。

お世話になっている外務省の方から「ドガさんの、モットーは "Life is a joke." だそうですが、幕末に長州で活躍した高杉晋作の辞世の言葉が"おもしろきこともなき世を おもしろく"であったことを思い出しました。奇兵隊を創設した高杉晋作のモットーとしてはとても意外ですね」と言われたことですかね。アドバイスではないかもしれませんが、真面目で一見つまらなそうなこともどれだけ楽しめるか、まわりを楽しませることができるのかは自分のライフゴールの1つだと思いました

13. 2017年の抱負や力を入れて取り組んでいきたいことについて教えてください。

今年はアジアと教育にフォーカスし、一方でイベント運営やドローンレースなどの企画に取り組みます。外的視点からアジアの教育マーケットを見て勉強してきたので、来年は考えてきた、温めてきた考えを実行に移す1年にしたいです。

14. 最近購入したものの中から、特に気に入っているものがあれば教えてください。

シャープの「蚊取り空清 FU-GK50」。臭いもなくほぼ完璧に部屋の蚊を除去してくれるので、マジで愛用しております!

(ライフハッカー[日本版]編集部)

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