「年末年始はリラックスしたい人」におすすめのアイテム3選
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2016年も残りわずか。仕事納めまでの慌ただしい日々が終われば、少しはゆっくりできる年末年始の休暇が待っています。そこで今回は、「リラックスできる空間」をテーマに、あなたのライフスタイルを刺激するアイテムをインテリア&プロップスタイリストの窪川勝哉(くぼかわ・かつや)さんにセレクトしてもらいました。

40年以上愛される、ジャパンクオリティの逸品リラックスチェア

余計なものをそぎ落としたミニマルなデザイン、倉敷帆布のしなやかで心地よい肌ざわり、折り畳んでも自立する機能性。考え抜かれた意匠は、長く使い続けても、イームズのチェアと同じように、変わらぬ価値を感じさせてくれるはずです。
特に、オットマンを置いても畳1枚程度のスペースがあれば、洋間でも和室でも、庭先でも、リラックスしたいときに、リラックスした場所で使えるので、利用範囲はかなり広いですね。
海外のリラックスチェアだと、昭和の住居にはモダンすぎる気がしますが、「ニーチェアエックス」はしっくり馴染んでくれる。それが45年以上も愛されている理由だと思います。
新居さんはすでにお亡くなりになっていますが、「ニーチェアエックス」は日本の名作チェアとして、これからも多くの人たちに安らぎを与えてくれるでしょうね。なかでも、ロッキングチェアタイプは、体重をかけるとゆったり揺れ動いてリラックス気分を味わえるのでおすすめです。
眺めているだけで部屋と心が潤う、インテリア加湿器

加湿器は各メーカーから発売されていますが、デザインで目を引くものが少ないのが現状です。そうしたなか、「カドー加湿器」は、スタンドライトと同じように、さりげない存在感で、空間のアクセントになるシンプルなデザインが気に入っています。
特に、超音波式加湿器の特長である目に見えるミストが放出されることでスケルトンのタンクの水が減っていく、その過程を眺めているだけで部屋だけでなく心も潤う気分になるのがいいですね。
サイズや用途に合わせて3タイプが用意されていますが、1番小さい充電式タイプは、ベッドサイトやレストルーム、移動中の車内、出張先でも利用できます。
湿度管理をしっかりしておけば、風邪の予防にもつながるので、インテリア小物感覚で使ってみてはいかがでしょうか。
グリーンやキャンドルのように楽しみたい、多肉植物の水耕栽培

意外に聞こえるかもしれませんが、水耕栽培は、サボテンなどの本体だけでなく、水の中を漂いながら成長する根を眺める楽しみ方があるんです。
リラックスしたい空間に観葉植物を配して、マイナスイオンを感じながら過ごすのもありですが、それでは普通なので、カウンターやチェスト、サイドテーブルなど、目につく場所にインテリア小物としてレイアウトしてみてください。
多肉植物は水を蓄えるのが特長。水が汚れてきたら替えるだけなので手間がかかりません。しかも、1個1000円前後。植物やキャンドルはリラックスアイテムの定番ですが、気軽にはじめられるので試してみてはいかがでしょうか。
ライフハッカーでは、これまで「リラックスした週末を過ごすために有効な7つの心がけ」など、ストレスを溜めずにリラックスする重要性をお伝えしてきました。しかし、自分からリラックスできるように意識を向けないと、しっかり心を安めることはできません。そこで、今回ご紹介したアイテムを、帰宅した後にONからOFFへ切り替える心のスイッチとして活用してはいかがでしょうか。
(聞き手・文/香川博人、協力/窪川勝哉)
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