画面割れを無料で修理。HUAWEIが新型スマートフォン&タブレットを発表
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近年、SIMフリースマートフォンを中心に市場での存在感を増しているファーウェイ・ジャパン。そのファーウェイが、本日12月13日、日本市場向けの新製品3機種を発表しました。

HUAWEI MediaPad M3:8.4インチ2Kディスプレイ(2560×1600pix)を搭載したAndroid 6.0タブレット。スピーカーは米ハーマン・カードン社の監修によるもの。市場想定価格3万1980円から。
HUAWEI Fit:円形のディスプレイを持つ、フィットネストラッカー。iOS/Android両対応。バッテリー持ちは6日間。市場想定価格1万5800円。
発売日はすべて12月16日(金)。ファーウェイのオンラインストアをはじめ、各種ECサイトや家電量販店で販売されます。スペックの詳細は公式サイトを見ていただくとして、ざっくりたとえるなら、Mate9はiPhone7 Plus、MediaPad M3はiPad mini4あたりに相当する製品です(もちろん、防水やFelicaに非対応といった違いはありますが)。それでいて価格はAppleより3割ほど安く、コストパフォーマンスに優れた製品といえます。

また、ユニークなのがMate9に付属する「VIPサービス」。これは購入から90日間、1回に限り、落下などによる画面割れを無償で修理するというものです。ひび割れた画面を使い続けるユーザーはたまに見かけるので、そういった人にはよいサービスでしょう。
以下、製品を短時間さわったインプレッションをお届けします。
HUAWEI Mate9

ほぼ6インチという大画面ながら、ベゼルが狭くギリギリ片手で操作できます。レスポンスもスムーズで、ハイエンドモデルらしい仕上がり。OSレベルでメモリクリーナーが組み込まれており、タスク(アプリ)一覧画面のゴミ箱アイコンを押すと、アプリをすべて終了してメモリを開放します。
OSはAndroid 7.0。カラーバリエーションはシルバーとゴールドの2種。海外では5色展開でブラウンやブラックもあるので、今後ベゼルの黒いバリエーションが登場してほしいところです。HUAWEI MediaPad M3

こちらもベゼルが狭く、ボディのサイズ感以上に画面が広く感じられます。混雑した会場だったのでスピーカーの音質を聞き分けることはできませんでしたが、最大ボリュームにしても音が割れず聞こえやすいスピーカーでした。
指紋センサーはフロントにあり、タッチで「戻る」、長押しで「ホーム」、スライドで「アプリ一覧」と、Androidのナビゲーションボタンを兼ねています。設定でディスプレイにこれらのボタンを表示させることもできます。
OSはAndroid 6.0。ストレージ容量(32GB/64GB)によってバリエーションがあり、最上位のモデルにはAKGブランドのイヤホンが付属します。カラーバリエーションはシルバーとゴールドの2種。どちらかは黒いベゼルであってほしかったです。HUAWEI Fit

モノクロの有機ELディスプレイは精細感があり、視認性に優れています。ボディはかなり小ぶりなので、男女問わず装着できるでしょう。円形のボディもあってか、装着した感触はWithings Activiteあたりに似ています。
スマートウォッチとしての機能は、通知の内容を表示する程度。ウォッチ側からスマートフォンを操作する機能は限られているようです。
カラーバリエーションはブラックとオレンジの2種。ベルトは市販のものと交換できます。
(金本太郎)
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