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Photoshopで「やらない方がいい」補正テクニック10個

Photoshopで「やらない方がいい」補正テクニック10個

Photoshopで、写真や画像を格好良くする方法は本当にいくらでもあります。しかし、できるからと言って、やった方がいいという意味ではありません。YouTubeのチュートリアルチャンネル「tutvid」で、よく使われる機能やテクニックで、使い過ぎて失敗するものを紹介しています。ほとんどの場合は、やり過ぎない使い方も教えてくれていますのでご心配なく。

1. ベベルとエンボス

Photoshopでつくった最悪なものと言えば、昔からある「ベベルとエンボス」の機能をデフォルトの設定のまま使ったものでしょう。ベベルとエンボスは、オブジェクトにハイライトやシャドウを付け、盛り上がっているように見せます。この効果を使っているうちに、色々な使い方がわかるようになりますが、デフォルトの設定のまま使うのはあまりにも酷すぎます。ハイライトを使う時はシャドウはほとんど付けない、もしくはその逆というような使い方もありです。

2. 特定色域の選択

特定色域の選択ほど見下されているテクニックは他にないかもしれません。画像全体をモノクロにして、オブジェクトの特定の色だけをカラーのままにするというものです。一般的にも酷いテクニックだと思われているので、この効果を使うと素人っぽく見られるというのは覚えておいた方がいいでしょう。特定の色を変える前に、写真撮影の段階で適切なカメラと設定を選び、自分の求める色が出る写真にした方がいいです。

3. 歯を白くする

歯を白くしたい気持ちはわかりますが、本当に真っ白な歯をしている人はいません。歯の形をブラシでザッと取り、クイックマスクモードにして、歯の彩度を落とし明度を上げます。自然と白く輝く歯にしたいので、白すぎる時はレイヤーの不透明度を下げるなどして調整しましょう。漂白したような不自然な白い歯にならないようにするのがポイントです。

4. Webデザイン用にコードを書き出す

PhotoshopからHTMLのコードを書き出すこともできます。また、レイヤー上で右クリックし「CSSをコピー」を選択すると、HTMLのエレメントとしてそのCSSのコードを使うことができます。しかし、このコードは複雑過ぎてほとんど使えない代物なので、この機能は使わない方がいいです。本気でWebデザインをやっているなら、時間をかけてコードを学ぶ努力をした方がいいです。自分でやった方がもっとうまくいきます。

5. HDR合成/アンシャープマスク/ハイパス/明瞭度の使い過ぎ

少しぼんやりした画像の輪郭をハッキリさせる時は、明瞭度のスライダやアンシャープマスクのようなツールを使います。問題は、段々と使い方が激しくなったり、際限なく使ってしまったりすることです。大事なのは、このようなツールを使う時は気合を入れ過ぎないということです。ちょうどいいくらい使うには、レイヤーの不透明度をうまく使い、かけ過ぎず、かけなさ過ぎずを心がけましょう。

6. 元のレイヤーに直接補正をする

これは絶対にやめてください。写真や画像の補正をする時は、まず最初に背景レイヤーをコピーしたり、新規レイヤーを作成してから、修復ブラシやスポット修復ブラシなどを使いましょう。そうすればマスクを使ったり。もしくはクライアントが気に入らなかった補正を元に戻したりするのも簡単です。

7. 元のレイヤーを直接調整する

これは6と同じことです。Photoshopで画像に効果を適用するのであれば、必ず調整レイヤーを使いましょう。「レイヤー > 新規調整レイヤー」を選ぶと、「イメージ > 色調補正」と同じ効果を、調整レイヤーとして選ぶことができます。調整レイヤーでは、レイヤーの不透明度を下げたり、写真の一部だけマスクしたり、調整レイヤーのブレンドモードを変えたりすることで、自分好みにもクライアントの望むようにも調整できます。気に入らなければ、同じく何日、何ヶ月、何年経っても、元に戻すことができます。

8. 元のレイヤーに直接フィルタをかける

これも6、7と同じようなことですが、Photoshopで画像に直接フィルタを適用するのもやめましょう。フィルターを適用する前に、フィルタをかけたいレイヤーを右クリックし、「スマートフィルター用に変換」を選びます。スマートフィルター用に変換すると、レイヤーパネル上でスマートフィルターとして表示され、調整したり、削除したものを、後でいつでも元に戻すことができます。一度ファイルを保存して閉じて、再び開いた後でも、元に戻すことが可能です。

9. TypeKitを使っていない

これはつまり、TypeKitを使った方がいいということです。Creative Cloudを購入している人は、イメージに合う完璧なフォント選びに時間をかけたり、お金をかけたりする必要はありません。Typekitで、無料で使えるフォントをチェックしてみましょう。「書式 > Typekit からフォントを追加」を選び、フォントリストの中から使いたいフォントを選んでPhotoshopに同期すると、フォントのドロップダウンメニューに簡単に新しいフォントを追加できます。

10. 合成する時に輪郭が残っている

ハッキリとした輪郭と、髪の毛のような複雑な輪郭が混在するオブジェクトを合成する時に、複雑な部分に合わせるせいで、輪郭が1ピクセルほど大きくなってしまっている合成画像を、オンライン上でよく見かけます。この1ピクセルの差が二流と一流の仕事を分けます。「レイヤー > マッティング」のフリンジを削除を使いましょう。合成画像では、ほんの少しでも輪郭が残っているかどうかが、本当に大事なポイントになってきます。

動画の中のアドバイスは、結局のところ人それぞれの好みだと言えるかもしれません。しかし、やり過ぎた場合にどのように見られやすいかというのは、知っておいてもいいでしょう。プロとして、クライアントのために仕事をしている場合は、避けた方がいいことを知るのは価値あることです。

10 Things You Must Avoid Doing in Photoshop CC | Tutvid

Eric Ravenscraft(原文/訳:的野裕子)

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