
もうすぐ冬がやってきますが、冬といえば、ブーツなどのムレと臭いが気になる季節。足からの汗と体温によって細菌が繁殖し、鼻をそむけたくなるような臭いになることも。こうした臭いを防ぐには、靴をしっかり乾燥させることが大切になります。
また、雪国にお住まいの方なら、もっと切実に雪で濡れた靴を乾かす必要があるでしょう。
『Drysure』は、食品などの商品パッケージに同封されている小袋でおなじみ「シリカゲル」を利用したシューズ乾燥剤。このシリカゲルをたっぷり詰め込んでいますので、ドライヤーで乾かすより12倍ほど早く乾燥させることができます。
また7~10日間ほどは、特にケアすることなく連続して利用可能です。

湿気をたっぷり吸い込んでしまうと乾燥効果が落ちてきますが、シリカゲル袋をケースから取り出して乾燥させれば、再利用できます。メーカーが推奨する方法は、オーブン(電子レンジは不可)を110度に設定して、1時間から2時間程度焼く方法です。この方法なら、ほぼ元通りに乾燥能力が復活します。
しかし、靴の中に入れるものをオーブンに入れることに抵抗を感じる人もいるでしょう。その場合は、天日干しをするか、オイルヒーターの上に置いておけば、完全ではありませんが、乾燥能力を復活させられます。
電源が不要なので、手軽に使えるのがポイントの『Drysure』には、スキーブーツなどでも利用可能な『EXTREME』と、一般的な靴に対応できる『ACTIVE』の2種類があります。
(田中宏和)
田中宏和