一見らしくないカメラバッグはインナーボックスがポイント【今日のライフハックツール】

従来のカメラバッグはカメラの保護を重要視するため、ボックス型のデザインが多いものです。その理由は十分理解できるのですが、カメラ専用バッグであるがために、他の荷物は入れるスペースがありません。
観光地や街歩きで撮影をする際に、財布も充電器もペットボトル飲料も他のバッグに入れるとなれば、荷物ばかりが増えてしまい機動性が失われてしまいます。
大きめのスリングバッグが「実は内部構造が一眼レフ用のカメラバッグだった!」となれば、容量の大きさはもとより、デザイン性の高さもプラスされ、撮影に出かけるのも楽しくなりそうです。

『エレコム一眼レフカメラ用スリングバッグ』は、一見大きめのメッセンジャーバッグのようですが、内部がとても広く、仕切り布が付いたカメラ専用のインナーボックスが装着されています。
筆者の場合、インナーボックスには、標準レンズを付けたままの一眼レフカメラと、250mmの望遠レンズ1本が余裕で入りました。どちらもレンズフードを付けたままの状態で収納できましたので、一眼レフのインナーバッグとして十分な広さといえます。
さらに、インナーボックスの脇には500mlペットボトル1本分の余裕ができています。ここは、充電器やカメラの掃除道具など立体的な物を入れておくのに便利な空間です。
実はこのインナーボックスは「可動式」。バッグ本体底面にある面テープでインナーボックスを固定する仕様となっています。インナーボックスを移動させることで、バッグ内部の前後に好みの空間を作れるというわけです。
インナーボックスとは別に、内部ポケットは2種類。クッション性の高い仕切りの大型ポケットは、8インチ程度のタブレットが十分に入る大きさです。また、メッシュ製の内部ポケットは2つに仕切られており、財布やスマホなどの小物類を入れておくのに便利です。

写真撮影時に困ることの多い「レンズキャップの行方」ですが、このバッグの外ポケットには、レンズキャップ専用の薄手のポケットが付いています。このポケットはひっくり返せば外ポケットに隠せるので、使用しない場合も邪魔にならずに済みます。
脇のファスナーを開けると前後両側にもポケットが現れ、ここに水筒を入れておくのも良いですね。
写真撮影はできるだけ荷物を少なめにし、移動を楽にしたいもの。斜めがけのスリングバッグは、カメラが取り出しやすいというメリットがあります。
撮影も食べ歩きもカメラの保護も一つで済む大容量タイプは、観光シーズンはもとより、常に連れて行きたくなるカメラバッグになりそうです。
一眼レフカメラ用スリングバッグ|ELECOM
(藤加祐子)
藤加祐子
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