Googleの新スマホ「Pixel」は15分充電で7時間使える。Google新製品発表会まとめ
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2016年10月5日、Googleの新製品発表会が開催され、現行のNexusに代わる新しいハイエンドスマートフォンとして「Pixel」の米国等での予約開始がアナウンスされました(残念ながら日本での予約開始日は不明)。価格は649ドルで、iPhone 7 Plusの769ドルに比べると1万2000円ほど安い計算になります。
これに加えて、専用VRヘッドセット「Daydream View」も発表。79ドルと購入しやすい価格設定ながら、Pixelが対応するVRプラットフォーム「Daydream」を楽しませてくれそうです。
Pixelの概要

- Quite Black、Really Blue、Very Silverの3色
- 32 GB(649ドル)・128GB(769ドル)
- サイズは5インチと5.5インチの2種類
- 予約開始日:2016年10月4日(現地時間)
15分の充電で7時間バッテリーがもつほどの高速充電が可能というから驚きです。12.3MPのカメラはカメラ製品レーティングサイト「DxOMark」でスコアトップを取るほどの性能。
また、自然言語で応答してくれるAIアシスタント「Google Assistant」を内臓。音声検索からUberなどの提携サービスの手配まで、話しかけるだけで対応してくれます。
スマートフォンでVRを本格的に味わえる

Pixelでは専用ヘッドセット「Daydream View」を用いて、Google Playや提携サービスのコンテンツをVRプラットフォーム「Daydream」上でフルに楽しむことができます。身近なデバイスであるスマートフォンで利用できることから、VRゲーム機以上にVRを身近にしてくれるかもしれません。
体験できるコンテンツも、『ハリー・ポッター』の魔法使いの世界を体験できる『Fantastic Beasts and Where to Find Them』を初めとしていくつか紹介されました。



Google MapsのストリートビューをVRで閲覧することもできるとのこと。旅行の下調べなどのときに大活躍してくれそうです。


YouTubeにアップされている大英博物館のVRコンテンツ。化石として見つかっている古代の海洋生物が動く姿は迫力満点。

操作は専用のリモコンで行います。
強化されたChromecast、「Ultra」も登場
このほか、Wi-Fiアクセスポイント「Google Wifi」、4K Ultra HDに対応したストリーミングデバイス「Chromecast Ultra」も発表され、先日のGoogle I/Oで登場したホームアシスタント「Google Home」も予約開始に。
便利なGoogleのサービスをフル活用でき、高速充電や話題のVRを気軽に堪能できるPixel。VRに強力に対応している点にiPhoneとは違った魅力がありますね。日本での予約開始日には触れられませんでしたが、すでに日本語版公式サイトがオープンしていることから近々発表されるのではないでしょうか。
Pixel - 初めての Google 純正スマートフォン - Google ストア
(神山拓生)
神山拓生
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