「McAfee」の創業者が会社名を自分の名前「ジョン・マカフィー」にできず、Intelと裁判沙汰

ギズモード・ジャパンより転載:どういうこと?!
アンチウィルスソフトウェアの開発で知られるジョン・マカフィーが、彼の名前を巡ってIntel(インテル)と揉めています。自分の名前すら自由に使えないとは、一体どういう状況なのでしょうか。
今年の5月、MGT Capital Investmentsは、マカフィーがCFO(最高財務責任者)として社に加わることを発表。MGTの株価は36セントから5.38ドルにまで跳ね上がりました。実は、この参画はアンチスパイソフトを手がけるD-Vasiveを買収するためのプロセスであり、買収後は名前を「John McAfee Global Technologies, Inc.」に変更する予定でした。が、しかし...。裁判所への申し立て書類によれば、マカフィーは「McAfee」の商標登録に関してIntelを訴えているところ。今年の6月、社名変更に対してIntelが法的処置をとったからなのですが、ちょっとややこしくなってきたので整理しましょう。まず、現在「McAfee」の商標は、Intelが所持しています。マカフィーはアンチウィルスソフト会社の創業者であることに変わりありませんが、McAfeeという商標はIntelが買収しているんですね。また、1991年の買収時に、セキュリティ関連のサービスにおける場合、McAfeeというネーミングの使用権を放棄するという取り決めまでしていたんです。
さて「McAfee」の名前は誰がどう使っていいのか、裁判で決着をつけることになります。自分の名前が自分以外の名前として有名になりすぎるってのも困ったもんですね。
source: The Register, VB
Hudson Hongo - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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