特集
カテゴリー
タグ
メディア

動画でわかる、アレルギーが発症する仕組みとその対策

動画でわかる、アレルギーが発症する仕組みとその対策

最高の天気に誘われて外に出てみたものの、やっかいなアレルギーに悩まされてウキウキした心がくじけてしまう。こんなことになったら本当にがっかりしますよね。無害なはずの植物が鼻や目を攻撃してくるようなこの症状は、どうして起きるのでしょうか? そして、アレルギーを発症する人が、全員ではなく一部の人に限られているのはなぜなのでしょう?

今回ご紹介する、Eleanor Nelson氏が作成したTED-Edレッスンでは、アレルギーの仕組みを動画で説明しています。それによるとこの症状は、私たちの免疫システムが、無害な花粉やカビの胞子を、バクテリアなどの危険を及ぼす恐れのある物質と混同するのが理由で発生するとのことです。つまり、私たちが体験する不愉快なアレルギー反応は、身体が防御態勢に入っていることの現れというわけです。アレルギー体質は遺伝する傾向があるため、どのアレルゲンに反応するかを決める要素は遺伝子にあるとも考えられています。

また、幼少期を過ごした場所も発症の要因となります。赤ちゃんのころにアレルゲンにさらされる環境で過ごした人は、成長してからアレルギーを発症する可能性が低くなります。ただしこれは、幼いうちに我が子を雑草の中で転がしておけばアレルギーが防げる、という話ではありません。この衛生仮説という理論では、子どものころに微生物や寄生虫などに接する機会が少ないと、免疫システムが過剰反応し、体内に侵入した無害な物質も攻撃してしまうと考えています。

アレルギー症状を抑える一番簡単な方法は、炎症反応を抑えてくれる抗ヒスタミン剤の摂取です。また、腸に寄生虫がいるとアレルギー症状が治まるようです。寄生虫感染が多い発展途上国でアレルギーがそれほど一般的でないのも、これで説明がつきます。ただし、アレルギー症状がつらいからと言って、寄生虫にわざと感染しようとするのは、今のところやめておいたほうが良いでしょう。

Why do people have seasonal allergies? | TED-Ed

Andy Orin(原文/訳:長谷 睦/ガリレオ)

Photo by PIXTA.
swiper-button-prev
swiper-button-next