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職場での友情は一長一短。仕事のパフォーマンスが上がる一方で...

職場での友情は一長一短。仕事のパフォーマンスが上がる一方で...

Inc.:1日のうち8時間も過ごすわけなので、職場での人間関係は大切です。多くの人が、オフィス内でカジュアルな友人関係を築こうと思っていることでしょう。でも、どこまで親密になっていいのでしょうか。ただ楽しいだけでなく、仕事で互いに切磋琢磨できる関係を築けると最高ですよね。

先ごろ『Personnel Pshychology』に掲載された論文に、そのヒントが書かれています。実験では、大手保険会社、複数のお店、レストランの従業員を対象に、仕事上で1番関わりの多い同僚ともっとも親しくしている職場の友人をリストアップしてもらいました。研究チームはこのデータを基に、職場に親友の多い従業員とあまり社交的でない従業員の間で、仕事のパフォーマンスの比較をしました。

職場の友人関係は業績を高める

調査の結果、職場の同僚と良好な友人関係を築いていると仕事のパフォーマンスが上がることがわかりました。

ブログ「British Psychological Society Research Digest」では、その理由を以下のように説明しています。

そのような人間関係のおかげで職場での気分や自信が高まり、ポジティブな感情を持てることが一因です。言い換えると、職場の友人を増やすことは、スタッフにとっても経営陣にとってもよさそうです。

友情は疲労感を増やすことも覚えておこう

でも、片っ端から同僚に声をかける前に、いいことばかりではないことも知っておきましょう。前述の論文には、職場での友情は「よくもあり悪くもある」と書かれています。職場での友人を増やすほど幸福度と生産性が高まる一方で、疲労も増えるというのです。

職場のあちこちに友達がいると、感情的な疲れが増えるそうです。前述のブログによると、

複雑な人間関係の維持と友人のサポートに要する努力が原因でしょう。

研究チームは、同僚を助ける感情的なコストはあるものの、メリットがそれを上回るため、職場での良好な人間関係を築くほうがいいと結論付けています。もともと忙しい日々を仲のいい友人と笑い飛ばせる人にとっては驚きではないでしょうが、オフィス内のジョークが仕事の邪魔になることを心配しているナーバスなマネジャーにとっては安心できる結果と言えるでしょう。

Study: Work Friends Boost Performance (but Also Exhaust You)| Inc.

Jessica Stillman(訳:堀込泰三)

Photo by Shutterstock.
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