いくつになっても伸ばせる! 記憶力を伸ばすのに役立つ9つのテクニック
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Inc.:最近の調査で、1週間のうち、毎日、少なくとも何か1つ忘れたことがあるアメリカ人は、39%いるということがわかりました。
ある一定の年齢になると、「最近、物忘れがひどくて」などと冗談めかして言うこともありますが、全国世論調査によると、どうやらそれは違うようです。18~34歳のミレニアル世代のほうが、55歳以上の年配世代よりも、物忘れの確率が驚くほど高かったのです。たとえば、「何曜日か忘れる(15%:7%)」「鍵を忘れる(14%:8%)」「昼ごはんを食べ忘れる(9%:3%)」「お風呂に入るのを忘れる(6%:2%)」といった具合です。
今やどんな年代の人も、情報過多と戦い、これまでは頭で覚えていたことも、忘れないようにスマホやパソコンに頼っています。記憶力が良いというのはかなり役に立つ能力です。そして、ほかのスキルと同じように、記憶力も伸ばすことができます。今回は、記憶力を伸ばすのに役に立つ9つのテクニックをお教えしましょう。
1. 意識する
記憶力を伸ばす1番の方法は、やはり単純に意識することです。ぼんやりしたり、うわの空になっていたりすると、記憶の形成に失敗し、思い出しにくくなります。意識すればするほど、思い出しやすくなります。
2. ビジュアルを思い描く
覚えなければならないことや物のビジュアルや記号を思い出し、記憶を定着しやすくしましょう。記憶の大部分は視覚的なものなので、ビジュアルがあれば思い出しやすくなります。
3. 繰り返す
覚えたいものを頭の中で何度も何度も繰り返しましょう。場所、人の名前、無機物などを覚えたいときに特に有効です。記憶に刻み込まれるまで繰り返します。
4. 理由を明確にする
それを覚えようとしている理由について考えます。目的意識と結びつくと、より記憶しやすくなります。
5. 箇条書きにする
覚えたいものを箇条書きにします。考えを整理したり、分類したりすると、覚えやすくなります。研究でも、書き出すという身体的な行動によって(キーボードでタイプするのではなく)、記憶はより強固になると証明されています。
6. 関連付ける
関連付けることは、昔から使われている記憶力を伸ばす方法です(たとえば、語呂合わせなど)。「スーザンはクリントン通りに住んでいる」のを覚えたいなら「スーザンは元大統領の名前の通りに住んでいる」という感じです。
7. 分解する
短期記憶は、限られた数しか保存できないようです。複雑な情報は、分解することで限られた数に収まるようにします。特に数字などは少しずつ区切って覚えましょう。電話番号などが良い例です。
8. タグを付ける
考え方や多くの物事を覚えようとしているときは特に、覚えやすいようにキーワードの一覧をつくり、記憶に「タグ付け」しましょう。
9. 人に教える
何かを覚える1番の方法は、それをほかの人に教えることです。自分の知っていることを、同僚や友だちに教えると、思い出しやすくなります。
若くても、年を取っていても、頭脳明晰でありたいのであれば、記憶力を伸ばす練習をしなければなりません。いつでも記憶力に磨きをかけていれば、ほかの人がスマホを取り出している間に、すぐに答えを出して、周りをあっと言わせることができますよ。
10 Simple Brain Tricks That Will improve Your Memory|Inc.
Lolly Daskal(訳:的野裕子)
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