
人生には浮き沈みがあるもの。誰だって、できれば苦い思いはしたくないものです。しかし、その苦さを乗り越えた経験こそが人を強くし、より成長させるのではないでしょうか。
以前にもライフハッカー[日本版]にご登場いただいた"ネガポジ先生"こと黒沢一樹さんに、私たち編集部員たちが最近体験した「ほろにがい」エピソードを相談。最悪の状況を設定することでポジティブ思考に切り替える「ネガポジ・メソッド」を用いて、これまで数々の逆境を乗り越えてきた黒沢さんに、ビターな経験を乗り越えるためのヒントをいただきました。
NPO法人「若者就職支援協会」理事長。虐待、自殺未遂、2度の事業失敗、転職50回など逆境の多い半生を送るなかで、独自の幸福論「ネガポジ・メソッド」を見出だし、提唱。著書に『ネガポジ就活術』(鉄人社)、『最悪から学ぶ 世渡りの強化書──ネガポジ先生 仕事と人間関係が楽になる授業』(日本経済新聞出版社)ほか。

経営者って意外と孤独で、社員との距離が縮まらないことに悩んでいる方も多いんですよ。だから、そういうときに少し近づいてきてくれると嬉しく感じるものなんです。Instagramというツールで、社長とコミュニケーションできたと捉えるのがいいと思います。

特に女性はメイクもするでしょう? 高価な洋服を着ると、メイクにも気合いが入ってやたら濃くなったりするんですよ。気負わず着られる服なら、ナチュラルな状態のきれいな自分を出すことができます。自分のことを一番知っているご家族の言うことを信じて、ありのままの状態で登壇されるのがいいかと思います。

先輩の誘いは断りづらいかもしれませんが、ひたすら「予定が入っているので」と具体的な理由を言わずに断るのがいいと思います。具体的な理由をつけると、毎回理由をつけなきゃいけなくなって自分が苦しいですからね。断っても、先輩はきっと深くは考えていません(笑)。苦く思う必要はまったくありませんよ!
3人で行くと、不思議と誰かが中立の立場になって、バランスがよくなります。男女が2人で出かけると、どうしても勘違いが起きやすい状態になるんです。ちょっと優しくされたら「私のこと好きなのかな」とか、終電なのに「まだ飲みたい」と言われると本当に飲みたいだけなのに「口説かれているのかな」と思ってギクシャクする。それを回避するためにも複数人で行くことが大切です。職場で妙な噂が立つことも防げますしね(笑)。3人でプロレスを楽しめば、職場でのコミュニケーションもより円滑になると思いますよ。

元カレのもとに戻ってしまったのは残念ですが、それは自分を磨くきっかけをもらえたんだと思えばいい。ネガポジ・メソッドには「成長は不快なものから」という考え方があるんです。人は溺れそうになったから足をバタつかせて泳ぎを覚えるわけだし、お腹がすいたからご飯を買うために仕事をする。不快な思いをするから、人は成長するんです。「モテる男になるためのきっかけをもらえて感謝!」と思ってください。失恋は、いろんな女性に出会うきっかけにもなりますよね。これを機に、いろんな女性とお茶してみてはいかがですか?
ネガポジ先生・黒沢さんによる「ほろにがい」人生相談、いかがでしたか?「成長は不快なものから」というネガポジ・メソッドの考え方にもあるように、ビターな経験なくして人は成長できません。「苦いエピソードも、いずれは会話のネタになります。前向きに捉えたほうが楽しいですよ」と、黒沢さんは話してくれました。ほろにがさも人生の味わいのひとつ。むしろ、ほろにがさを楽しむことが、人生を楽しむ極意なのかもしれません。
すっきり、ほろにがいチューハイ『キリン ビターズ』では現在、「ビターズでほろにがいい年振り返ろうキャンペーン」を展開中。今年の「ほろにがかった」出来事を、キャンペーンサイトからTwitter/Facebookに投稿すると、抽選で5000名様に新しくなったビターズ3缶セットがプレゼントされます。ビターズと共に今年の「ほろにがい」体験を笑い飛ばして、よい年を迎えましょう!
(ライフハッカー編集部、文/宗円明子、撮影/大崎えりや、スタジオ協力/BREAKER Lab)
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