
健康的な考え方は脳を活性化させるだけでなく、あなたの体をけがから守ることになるかもしれません。ランナーが、悪い結果のあとに自分を追い込むようなトレーニングを行うと、アキレスけん炎のような筋損傷を引き起こしやすいという研究結果が報告されています。ランニング情報サイト「Runner's World」で、そのことについて述べられています。
「もしランナーが戦略として自分を責めているのであれば、トレーニングの間はどんなに責めても責めすぎるということはありません」と、Toomas Timpkin医学博士が話してくれました。「自分を責めることは、短期間では非常に効果的なこともあります。とは言え、競技の始まる前はそうでもないわけで、これがネガティブシンキングよりもっと病的なものになってしまうと、非常に問題です」
ネガティブシンキングにもメリットはありますが、アスリートはネガティブシンキングには慎重にならなければなりません。自分を責めるタイプのアスリートは、痛みや苦痛が生じてもあまり気にしない傾向があり、こうした小さな負傷が積み重なって、やがて大きな問題になってしまいます。「負荷をかけるトレーニングよりも、体が休息を必要としているときに休まないほうが、負担が大きくなってしまい、それが非常に問題なのです」とTimpkin博士は話します。
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