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いまから考えておきたい、マイホーム購入と賃貸のメリット・デメリット

いまから考えておきたい、マイホーム購入と賃貸のメリット・デメリット

賃貸はお金の無駄だと言う人がいますが、必ずしもそうではありません。マイホームを買うお金がなくても、賃貸には賃貸のメリットがいっぱいあるのです。

エリアによっては賃貸のほうがずっと安い

マイホームを目標にすることは決して悪いことではありませんが、エリアによっては考え直したほうがいいことも。上の動画では、Ramit Sethi氏が、田舎ではマイホームの購入が妥当としながらも、大都市の場合は状況が大きく異なると述べています。1000ドルの家賃を払えるからといって、1000ドルのローンが組めるわけではありません。ほかにも、隠れたコストがたくさんあるのです。税金、維持費、保険などをひっくるめると、月1000ドルだったはずのコストが、あっという間に約1500ドルに膨れ上がります。賃貸なら、同じ金額でマイホーム並みの素敵な場所を見つけることも可能ですし、将来のためにお金を貯めるチャンスにもなるでしょう。

個人金融に詳しいブロガーのMr. Money Mustacheは、通勤コストも考慮することを勧めています。大都市近郊の家に住み、職場まで車で40分かけて通うとなると、ガソリン代と車のメンテンナンス費用がかさみます。それだったら、職場の近くの賃貸に住めば、購入費用と通勤コストを節約することができるでしょう。

都市部では何をするにもお金がかかりますが、とりわけ不動産を買うとなると割高です。その点、賃貸物件は選択肢が豊富です。うまく探せば、それなりにお買い得な賃貸物件を見つけることができるでしょう。準備もできていないのに、急いでマイホームを買う理由はありませんよ。

資産価値の下落を気にしなくていい

買ってしまえば、いつかローンを完済したときに財産になるというのが、マイホーム推進派の主張です。それでも、やはりいくらかのお金を失うことを忘れてはいけません。住宅市場が悪化しているときに売ると、何千ドルもの差になりかねません。でも、賃貸であればそれは持ち主の問題であり、借り手は何も気にする必要がないのです。

また、マイホーム購入が自分に長期的な節約を強制するための手段であると言う人もいます。これに対して、「Get Rich Slowly」のJ. D. Roth氏はそうでない場合もあると述べています。

マイホーム購入が貯金プランだとしたら、それは地球最悪のプランだと言えるでしょう。最初の20年間に入金したお金の半分以上は消えていきます。しかも、その貯金を下ろすためには、6から9%もの手数料(それまでの"貯金"額ではなく、マイホームのトータル販売価格が基準)がかかるのです。

貯金プランが必要なら、自分で貯金したほうがよっぽどマシです。賃貸に住めば、固定資産税やメンテナンスにかかる費用を貯金に回すことができます。それを流動的な資金として、好きなことに使えばいいのです(マイホームの頭金でもOK)。

修理が不要

大家さんとの付き合いは疲れることもありますが、家の何かが壊れたときに修理をするのは大家さんの責任です。修理代の支払いだけでなく、修理業者の手配も大家さん。さらに、ビル全体の維持もすべて大家さん。マイホームを買ってしまうと、それらすべてがあなたの仕事になり、かなりの手間とお金がかかるでしょう。

将来の予算が読みやすい

修理やメンテナンスは不意に発生するので、予算を食いつぶしてしまいます。「Cash Money Life」のCraig Ford氏は、個人予算に関して言えば、家を持つことほど予測不能なことはないと述べています。

湯沸かし器がいつ壊れるか、家がいつシロアリに食われるか、基礎にいつひびが入るのかは、誰にもわかりません。これらの緊急事態に対処するには、お金が必要です。賃貸なら、毎月定額を支払うだけで済むのです。

旅行のために貯めていたお金が、シンクの修理に消えてしまった。数百ドルで済むはずだった造園プロジェクトが、実際は1000ドル以上かかりそうだ。賃貸なら、修理費など気にせずに、毎月決まった額を払うだけで済みます。予想可能なので、お金を貯めやすくなりますよ。

身軽

マイホームを持ってしまうと、身動きがとりにくくなります。「Money Crashers」のMichele Lernerさんは、賃貸だと引っ越しがしやすいので、転勤や転職にも対応しやすいと述べています(若いうちの転職はいいことです)。「Equifax finance blog」のSteve Repak氏も、これに同意しています。

私が軍隊にいたころは、3年か4年に1回、配置換えがありました。私のように転勤が頻繁にある仕事に就いているなら、賃貸のほうが賢明な選択です。マイホームの購入や売却にはかなりの費用が必要で、住む期間、そのエリアの住宅市場、金利、その他の状況によっては、すべての面でマイナスになることもあるのです。

賃貸であれば、1カ月単位での引っ越しが可能ですが、マイホームを持つとそうはいきません。自身のライフスタイルも考慮が必要です。たとえば旅が好きなら、賃貸に住んだほうが資金を貯められますし、家のことをあまり心配しなくて済むでしょう。

付帯的な恩恵も

最後に大切なことを。賃貸物件の場合、建物内にジムやプールなどの施設が含まれていることがあります。もちろん、マイホームに装備を買いそろえてジムを作ることもできますし、裏庭にプールを作るのも自由です。でも、それらが付いたアパートなら、スタッフがいて掃除までしてくれます。ジムやプールがなくとも、賃貸物件には何らかの特典があることが多いので、ぜひ調べてみてください。

Patrick Allan(原文/訳:堀込泰三)

Image remixed by Nick Criscuolo.
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