軽量で高剛性、放熱性もあるカーボンファイバー製iPhoneケース【今日のライフハックツール】

スマートフォンを傷から保護するために、ケースを利用している方は少なくないでしょう。しかし、ポリカーボネート製やシリコン製などの一般的なケースの場合、熱がこもりやすいという問題があります。スマートフォンを長時間使うと、かなり発熱することがありますが、この熱がスマートフォンの動作を制限してしまうことがあるのです。
一方、金属製のケースなら放熱性は非常に高く、スマートフォン本体の保護性能にも優れるのですが、今度は重くなってしまったり、かさばってしまったりします。
では、両者をいいとこ取りしたケースは無いのかといえば、実はあります。カーボンファイバー製ケースがそれです。鋼鉄の10倍とも言われる強度を持ちながら、重さはその4分の1しかなく、宇宙開発や航空機、自動車レースなどで利用されることの多いカーボンファイバーは、プラスティック系の素材より熱伝導性にも優れています。

iPhone 6、6 Plus用のカーボンファイバー製ケース『EthosV』は、iPhone 6用が39.99米ドル(約4800円)、iPhone 6 PLus用が44.99米ドル(約5400円)。日本への送料(10米ドル/約1200円)も加えるとやや高額ではありありますが、カーボンファイバー製の同等品と比べると安いと思います。
本体をスッポリ覆ってしまうタイプと、電波を通りやすくするためカットオフを施してあるタイプが選べます。
カーボンファイバー製品には表面コーティングが施されるため、「カーボンファイバー風」に印刷したポリカーボネート製ケースと、パッと見では区別をつけづらいのですが、ケースとしての適正には大きな違いがあります。
ただしカーボンファイバーといえども、高い所からの落下などに対する耐衝撃(スマートフォンの保護)性能についてはプラスティック系と大差ありません。その点は過信なきよう。
(田中宏和)
田中宏和
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